#1【データで読み解く!】2022年に求められる理想の上司像とは?
※データの内容を受けて、会社や上司はどうしていけばいいのだろう?ということに対して、僕自身が考えた内容は、後半にあります。
多少上からの物言いに聞こえてしまったら申し訳ありません。
まずは、初めの1歩を踏み出して頂くきっかけになれば…との気持ちです。
昔と今では、上司に求められているものは、かなり変化しているようです。
リクルートマネージメントソリューションズが、2021年入社の新入社員2000人以上に、
「あなたが上司に期待するものは何ですか?」との質問を複数回答で調査しました。
その結果が以下になります。
※( )は、期待すると答えた割合。『 』は、10年前と比べた割合の増減。
1位:相手の意見に耳を傾けること(51.3%)『+5.3%』
2位:一人一人に対して、丁寧に指導すること(47.7%)『+13.7%』
3位:好き嫌いで判断をしないこと(35.8%)『+4.8%』
上位の3つは、たぶん「そうだろうなー」という回答だと思います。
2位の項目の大幅アップ(+13.7%)が、少し時代を反映している感じですが、納得感はある内容です。
しかしながら、次の3つの回答は、結構意外に思われるのではないでしょうか。
6位:言うべきことは言い、厳しく指導すること(25.2%)『-8.8%』
7位:仕事に情熱を持って取り組むこと(21.4%過去最低)『-14.6%』
8位:周囲を引っ張るリーダーシップ(16.3%)『-10.7%』
いかがでしょうか。
6位は4人中3人が、8位は10人中8人以上が『上司に求めていない』ということになります。
正直、僕なんかは「周囲を引っ張るリーダーシップってそんなに求められていないの?」
なんて、ちょっと衝撃を受けました^^
僕はもう40代。
若い世代の意識が変わる中、自分の意識も常に変わっていかなければいけないなーと、反省した今日この頃です。
皆さんは、このデータを見て、どうお感じになりますか?
このような意識の世代が多く社会に出てくる一方、上司世代である30~50歳は、どのようにしていくべきでしょうか。
ここからは少し、僕自身の考えを交えてお話ししたいと思います。
まず、上位3つの項目に関しては、上司の責任として、しっかりと果たす必要がありそうです。
上位3つのことを要約すると、
『部下が考えていることをしっかり受け止めて、丁寧に対応する』ことだと思います。
そして、その具体的方法は、ずばり、『1対1のミーティング』を定期的にすることです。
定期的に1対1の対話をすることで、部下が日ごろ考えていること、思っていることを聞くことができます。
この聞く環境ができて初めて、1人1人に対して丁寧な指導が出来るようになるのではないかと考えます。
「仕事で忙しくて、とても面接している時間なんてない!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
確かに、その通り。仕事はいつも忙しいです。
でも、例えば1か月に1回、10分だけでも時間が取れないでしょうか。
例えば、お昼前の10分間だけとか。
12:00に入るお昼時間を11:50にしてもらって、10分間だけ1対1で面談する。
そんな感じの工夫ができたら、現代での『求められる理想の上司』に近づけるかも?
と、このデータを見ながら思いました。
皆さんは、このデータを見て、どうお感じになりましたか?
若い世代の意識が変わる中、会社の中心を担っている世代の意識も、変わっていかなければいけないのかもしれませんね!
次回も、仕事にちょっぴり役立ちそうなトピックスを、お届けしたいとおもいますので、
よかったら、また読んでみてください!
以上です。
これからもよろしくお願いいたします!
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