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#8【一流の挨拶とは?】三流は挨拶だけで終了し、二流は挨拶に一言付け加え、一流は、どうする?

今回は、『雑談の一流、二流、三流:桐生稔著』という本の中から、僕が非常にためになったと思うものをご紹介したいと思います。
本当にちょっとしたことで、コミュニケーションがスムーズにいった!なんてこと、結構ありませんか?
その中でも『挨拶』は、コミュニケーションの大事な最初の入口ですよね。
今回の内容が、少しでも何かのお役に立てていただけたら、嬉しいです。

【挨拶の一流、二流、三流。一流はどうする?】

挨拶から雑談が始まるケースはよくあります。
例えば、出社した直後、上司に朝の挨拶をする。
会社に向かう電車の中で、ばったり同僚に会って挨拶をする。
初めましてのお客様に挨拶をする。

このときに、「おはようございます。」だけで終わってしまうと、会話が続きません。
そこで、挨拶に一言付け加えるという方法が良いと、いろんな本やセミナーで奨励されています。

例えば、
・上司との挨拶
「おはようございます。昨日は遅くまでありがとうございました。」
・同僚との挨拶
「おはよう!昨日の飲み会、楽しかったね。」
・お客様との挨拶
「初めまして、お会いできて光栄です。」

というように、挨拶に1ワードプラスします。
たしかにこれも悪くないと思います。
しかし、
「おはようございます。昨日は遅くまでありがとうございました。」
→「ありがとね。」沈黙・・・。
「おはよう!昨日の飲み会、楽しかったね。」
→「楽しかったね・・・。」沈黙。
「初めまして、お会いできて光栄です。」
→「こちらこそ・・・」沈黙・・・。

と、その後が続かないケースがよくあります。
自然に会話をスタートするには、挨拶にも仕掛けが必要です。
その仕掛けとは、『2プラス』です。
挨拶に、『もうふた言プラス』するのです。

「おはようございます(挨拶)。昨日は遅くまでありがとうございました(1言)。しかし部長、本当にタフですね(2言)。」
「おはよう(あいさつ)!昨日の飲み会は楽しかったね(1言)。あれは、はしゃぎすぎでしょ(2言)。」
「初めまして(挨拶)。お会いできて光栄です(1言)。お噂はかねがねお聞きしています(2言)。」

挨拶に1ワードプラスするのではなく、2ワードプラスしていきます。
挨拶の次に、空白のボックスが2つがあり、必ず埋めないといけないという風に考えてみましょう。

挨拶+□①+□②
「久しぶり!①元気だった?②何年ぶり?」
「こんにちは。①いつも元気ですね。②私も見習わなきゃ。」
「よ!①元気?②最近、忙しい?」
ボックスに何を入れるかは自由ですが入れた内容によって次の話展開が生まれます。

一流は先手を取るのが上手です。
先手とは先に話しやすい空気を作ることです。

挨拶はコミュニケーションの一番はじめ。
会話のエンジンをかけるかのように、挨拶にもう2言追加して会話をスタートさせてみましょう。
きっとスムーズに会話が始められますよ!

三流は挨拶だけで終了し、二流は挨拶に1言付け加え、
一流は挨拶に2プラスする

いかがだったでしょうか。
ちょっとブレイク、ビジネストピック。
来週もまた読んで頂けたら嬉しいです!

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