情報リテラシー論 第13回

今回は画像認識の技術と流出問題についてでした。

生物は進化して今があるのはみんな知っています。
そして進化の過程に目が誕生しそれによってカンブリア紀に生物は爆発的な進化を遂げたのではないかと言われています。
それと同じようにAIも目を手に入れて自分の見ているものを理解できるようになったから急激に進化したのではないかと考えられています。

昔は誰でも写真や動画を撮れたわけではなくメディアを通さないと世界を知ることはできませんでした。しかし今では誰でも写真や動画を撮れるし、インターネットを繋げばそれを通じて世界の情報がわかります。メディアの力がどんどん衰えていってしまいました。

そんな身近な存在になった画像を使って最近では検索ができるようになっているみたいです。キーワードを入力しないで画像そのもので検索ができたり、写真を表示して検索したい場所を範囲設定すると類似の画像が表示されるなどなかなか便利な昨日になっています。
例えば服のことを調べたいけど、この服の名前がわからなくてキーワードをうまく入力できないという時は画像で検索すれば類似の画像を出してくれます。解決ですね。

また最近ではインスタを画像の検索エンジンとして利用している人が多いらしいです。
美しい、可愛いなどの形容詞が必要なものは画像が必要になります。この画像のやつめっちゃ可愛いよねっ!的なやつです。
Google検索だと「美しい」や「可愛い」など文字情報で書かれていないとどんなに美しかったり可愛くても検索しても出てきません。
なのでインスタの検索で実際の画像を見ながら自分で探したほうが早いのです。

他にもGoogleは定番な画像がトップに出てきますが、インスタの検索では今流行りのものがトップに出てきます。
例えば、「プリン」と詮索したらGoogleでは定番のよく店に売ってたり誰しもが一番最初に脳内によぎるようなプリンがトップにきます。インスタでは今流行りのプリンの画像、とてもお洒落に飾り付けしてあったり、パフェような形のものだったり誰もが思い浮かぶようなノーマルなプリンが一番最初に来るとは限らないのです。
流行を知りたい人はインスタで画像検索した方が良い画像が見つかるかもしれないですね。

他にも、画像自体に手を加える技術も進化しています。
画像を入れるだけで自動的に背景を切り取って透過画像を作れるサービスや、画像に書かれた文字をテキストとして認識してコピーできたりする技術があります。迷惑メール業者が画像からアドレスを抜き取るのもこういった技術が使われているので気をつけましょう。

顔認識技術も進歩していて写真一枚あれば本人かどうかを判断でき、それは服や髪型が変わっていてもAIは判断できるようです。

簡単に自分で写真を撮ったり動画を撮ったりできるようになった代償に私たちはいつ自分たちの情報が取られるのか、自分たちの情報を守る難しさを感じます。
いくら自分が気をつけていても周りの人が自分の写っている写真をSNSに上げてしまえば自分の情報が抜き取られてしまうかもしれません。
ここまで技術が発達してしまうと完全に自分のことを守るのは難しくなっているのかもしれませんね。

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