かつお節とキラカード

6/9

夕方秋葉原に向かっていると、中央通りの交差点に献花がなされていた。
あの「秋葉原無差別通り魔事件」から16年経ったのだな……と小さく手を合わせた。

歩行者天国の写真は撮ったけれど、献花の写真を撮る気はしなかった。
誰しも弱さはあるだろうけど、人が人を殺さない世の中ではあってくれ。
そして世界に絶望してはならない。


っうか、くだらんのだよ。
世界の楽しみの半分も知らず、絶望するなんて馬鹿みたいじゃん。

例えば、卵かけご飯にかつお節を山ほどかけたことの無い生き方をしているなら、まずそれを改めろ。かつお節が踊らない人生、それでいいのか？
それから海辺を歩きながら「めざせポケモンマスター」を歌ってもいいし、自宅の風呂に入浴剤を2個入れて着衣入浴してもいい。
どうだ？楽しくならないか？


あとは「あからさまなキラカード」ばかり集めようとする人生だから、絶望するんだよ。
どいつもこいつも、キラカードの「キラ」の部分に振り回されて、キラカードを奪い合って、キラが手に入らないことに落胆して、絶望して。
「キラ」が無くたっていいじゃん。キラなんて運営の付ける価値だし。


……こんなこと言いつつ、かくいう私も負け惜しみを言ってるだけかもしれない。
でも私が対策を考えると、こういう着地点にはなってしまう。

世界の絶望を減らすには、卵かけご飯にかつお節を山ほどかけて、他人のキラカードに嫉妬しないこと。
感覚でダーッと書いてる日記なので、人に伝わるかようわからんけど、伝わればいいな。人生がすこし前向きに思えれば。