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週刊トレード振り返り&2024/08/12~08/16見通し


【振り返り総括】

先週は細々とトレードを試みはしましたがスキャルに終始したためトレードノートは書きませんでした。本来であればノートを残しておくことが望ましいんですが、スキャルという常時監視を必要とする時間軸はノートを欠いている間に予期せぬ動きをすることも往々にしてあるため週末にINOUTのポイントを復習して終了とします。

本来の自分の時間軸であるデイトレはというと、週初めの初動円売りに乗れていませんのでそれ以降は予想通りトレーディングレンジに入ることなく引けています。

【今週の見通し】

今週は週明けの今日は日本市場休場、週半ばに米国小売売上高の発表があります。

先々週の日本株大暴落は日銀の利上げ起点での株価大暴落との報道や見解が多いですが、そもそも利上げ幅は0.15%で日米金利差が大幅に縮まったわけでもありません。総裁発言を受けて自分もドル円は売りましたが市場は夏休みを前にポジション整理を考えていたはずで、そのタイミングを提供した形になっただけと考えています。不幸にもタイミング的に後に発表された米国雇用統計が景気後退懸念を増大させてしまい大暴落になりましたが、主たる要因はこの米国景気後退懸念だったと思っています。自分が購読しているメルマガ等での情報も似たような見解です。その後の指標では逆に景気後退を払拭するような内容が出て来ています。そうとなると、世界中で夏休みの閑散相場中でもある今週は方向感が出る方がおかしい。そんな中での急騰急落は戻る可能性が高いとみてますので、そういったチャンスがあればエントリーできるかもしれません。

【ドル円、クロス円】

クロス円も同様の動きをしているので合わせて。

20240812_ドル円_日足_1

ドル円日足。先週、去年暮れの押し安値目前まで下げたものの大きく反発し週足はピンバーで引けました。

20240812_ドル円_4時間足_1

ドル円の4時間足。7/30高値からの下降波を基準に考えると先週安値から50%戻し目前に抵抗がありそうで、戻しのチャネル内で推移し50%戻しを達成するかなと見てましたが達成せずにヨコヨコに移行して引けています。
今週はこの抵抗を上抜けるようであれば61.8%がある150.0円目標に買っていこうと思いますが、急騰で抜けた場合は下がったところを買うくらいの慎重さで良さそうです。
以下、クロス円チャート。

20240812_ユーロ円_日足_1
20240812_ユーロ円_4時間足_1
20240812_ポンド円_日足_1
20240812_ポンド円_4時間足_1
20240812_豪ドル円_日足_1
20240812_豪ドル円_4時間足_1

【ユーロドル】

20240812_ユーロドル_日足_1
20240812_ユーロドル_4時間足_1

ユーロドルは週足ベースで注目していた三角持ち合い抜けがピンバーで保ち合い圏内に戻って、下げ続けることなく高値切下げライン付近で揉み合って引けています。水色の上昇チャネル中腹、先々週安値からの上昇波50%押しで反発と、売り買い交錯しそうなところですので判断が付きにくい状態です。買い目線は50%ラインでの反発確認、売り目線は高値切下げラインの反発確認を待ちたいところです。

【ユーロポンド】

20240812_ユーロポンド_週足_1
20240812_ユーロポンド_日足_1
20240812_ユーロポンド_4時間足_1

ユーロポンド週足ベースの高値切下げラインを長い上髭を作って揉み合い圏に戻ってきました。日足ベースでは去年4月高値を超えられずに下げていますので高値試しの二番天井を付けに行く可能性高しと見ています。先週安値からの上昇波の38%戻し付近での反発を確認できれば買いで入りたいところですがマイナススワップ方向ですので、できれば二番天井形成が確認後の売りで入りたいですね。

【ポンドドル】

20240812_ポンドドル_4時間足_1

4時間足ベースで7月安値付近に抵抗帯を意識してましたが、そのBOXには入れずにダブルボトムを作って反発していきました。このダブルボトムを作ったところあたりで買いで入りたかったのですが、損切までの値幅が大きすぎて様子見していました。1時間ほど離席した時に一旦下げたタイミングがったのですがそれが最後の買い場で結局は買えませんでした。今週はそのネックラインまで下げれば買いのチャンスがあるかもしれません。売り目線は1.2800キリ番と6月高値でもある50%戻し付近での抵抗を確認してからになります。

【豪ドルドル】

20240812_豪ドルドル_週足_1
20240812_豪ドルドル_日足_1
20240812_豪ドルドル_4時間足_1

週足ベースの安値切り上げラインまで急落し、長い下髭を作って反発しました。ここからは押し目を作って上げていくのか二番底を目指すのかわかりませんので、再び安値切り上げラインまで下げてくれば買いを検討したいと思います。二番底への売りは狙いにくい形ですね。


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今週は小売売上高がありますが、米国景気の先行きが注目されている期間というのもあり、大きく動く可能性はあります。閑散相場の中での急騰急落は急戻しの可能性もあるので飛び乗りは厳禁です。そのまま行ってしまったらそこまでという潔さが吉ですね。暑くていやになりますが続きますが頑張っていきましょう。

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