飲食店求人のポイント③

こんにちは!滋賀の情報誌「poplead」編集部のワダです。滋賀の飲食店関係の皆様へ向けて情報を発信するためにnote を更新しています。



飲食店求人のポイント
飲食店スタッフの募集で効果的な採用手法や、求人広告の作り方、応募面接でのポイントについてまとめました。飲食店のイメージについて聞いた求職者調査や、実際の成功事例などもご紹介しています。

「なかなか応募が増えない」「どの方法が効果的か分からない」「求人原稿には何を書いたらいいの?」という採用担当者さまは、ぜひ参考にしてください。





飲食店の採用に向いている6つの手法


①総合求人サイト


多用な業種、雇用形態が掲載されている求人サイトがあります。アルバイトや正社員向け、女性や主婦向けなど様々な切り口の求人サイトなどもあり、メディアによって読者層が変わりますので、自社のターゲットがよく見ているメディアを選ぶのがポイントです。
特にアルバイトの場合は、自宅の近隣で仕事を探す方が多いです。募集地域ではどんな求人メディアを見ているか?をターゲットに近いスタッフに聞いてみましょう。

求人サイトで仕事を探す方は、「勤務地」や「職種名」で仕事探しをすることが多く、この仕事で働きたいというイメージをもったユーザーが多いのも特徴です。うまくユーザーのニーズにマッチすれば、短期間で採用することも可能です。

一方で、掲載課金型の料金体系の場合は、採用できなくても掲載料がかかります。




②紙メディア|求人情報誌(フリーペーパー)や折り込みチラシ


Webでの仕事探しが主流となって久しいですが、地域やターゲットによっては求人情報誌や折込チラシといった紙メディアも有効です。特に求人情報誌は、コンビニやスーパー、駅など消費者の生活導線に設置されています。

エリアを区切って掲載ができるため、アルバイトスタッフなどの地元密着の採用に有効な採用手法と言えるでしょう。ぜひ、募集地域で有効な情報誌がないか探ってみましょう。




③飲食業界専門の求人サイト


飲食業経験者といった即戦力の採用に有効なのが、フード・飲食業界の求人広告を集めた求人サイトです。「クックビズ」や「グルメキャリー」「ジョブ・レストラン」などがあります。

デメリットとしては、都市部で展開しているサービスが多く、地方の採用には向いていない点です。また、即戦力人材のため、勤務地や立地条件など求職者のこだわりにマッチする求人案件でない場合、なかなか応募につながらない可能性があります。




④ハローワーク


ハローワーク(公共職業安定所)は厚生労働省が設置している行政機関で、企業の求人情報を集めて求職者に提供しています。行政機関のため、無料でできるということが最大の特徴です。一方で、急ぎの募集には向いていない傾向があります。




⑤求人検索エンジン(Indeed、求人ボックス、スタンバイ)


Indeed(インディード)をはじめとした求人検索エンジンは、今や外せない採用手法のひとつです。求人サイトの場合は、その求人サイト内の仕事しか検索できませんが、求人検索エンジンは、インターネット上にあるあらゆる求人情報を一括で検索することができる非常に便利なサービスです。
また、無料で掲載できるのも大きな特徴です。

一方で膨大な情報量があるため、他社と比べて特徴がない求人案件の場合、埋もれてしまい応募数を確保できないことがあります。また、ユーザーにアピールするために内容を定期的に更新する必要があります。

求人検索エンジンは、世界最大の求人検索エンジンの「Indeed」のほかに、「求人ボックス」や「スタンバイ」があります。




⑥派遣・人材紹介


派遣会社や人材紹介会社を通して、人材を確保する方法です。顧客の要望をヒアリングしたうえで、それに見合ったスタッフを派遣もしくは紹介してくれるため、即戦力を素早く確保するのに適しています。

派遣の場合は、自社で雇用はせず派遣会社が雇用します。採用コストがかからず、なおかつ給与支払いや労務管理も派遣会社が請け負うというメリットがあります。また、繁忙期のみなどスポットだけの派遣などもOKです。一方で、派遣会社への手数料が発生するため、通常雇用で給料として支払うよりも、長期的にみたらコストがかかる可能性もあります。

人材紹介の場合は、人材紹介会社が提案した人材と面談し、双方合意したうえで雇用が成立します。その際に、紹介手数料(理論年収の3割程度が相場)を紹介会社に支払います。紹介料が高額になるため、店長経験者や料理長経験者など、専門性が高い職種を雇用したい場合に適した採用手法です。

おすすめはIndeed+求人メディア


上記で6つの採用手法についてご紹介しました。弊社でおすすめの飲食店スタッフの採用手法は、「Indeed+求人メディア」です。Indeedで、広域で幅広い求職者に情報をアピールしつつ、求人メディアでピンポイントに自社のターゲットへ訴求する方法です。

例えば、オープニングのアルバイトスタッフを複数採用する場合は、Indeedで幅広く求人募集をしながら、勤務地近隣でよくみられている求人サイトや求人情報誌で、特集やキャンペーンを活用してアピールします。

飲食店のスタッフは、未経験でもできる反面、定期的に入れ替わりも発生することから長期的な採用活動を視野に入れておくことをお勧めします。

ありがとうございました。

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