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編集長!! 「ポプラディア第三版」の魅力を教えてください!

※この記事は、2021年11月18日配信のポプラ社図書館部メールマガジン007に一部掲載したもののフルバージョンです!

こんにちは、ポプラ社営業Tです!

ついに!『総合百科事典ポプラディア第三版』は発売いたしました(感無量)。大変多くのご予約をいただいたことに心から感謝いたしております。これから皆様のお手元に届き、使っていただくことが今から楽しみです。無事に校了を終えた編集長に、気になるアノことを聞いてみました!

営業T: 編集作業を無事に終えられたとのこと、お疲れ様でした。率直なご感想をお聞かせください。

編集長: ホントの本音を言うと、「ちゃんと発売日を守れてよかった」の一言に尽きます。校了した翌日に社外の関係者の方々に校了のご報告メールをお送りしたのですが、それに対して、ある方から「発売も予定通りということで、職責もしっかり果たされ、おそらくホッとされているのではないでしょうか。」というご返信をいただいたのですが、もう、まさにそれです。今回の「ポプラディア第三版」は、2011年の新訂版以上に編集面でさまざまな工夫を施していますが、同様に宣伝もこれまで以上にかなり力を入れてもらっていて、「2021年11月発売」という文言があらゆるところで出ていたので、もう、編集作業が始まった当初からずっとプレッシャーでした。当然ですが、営業・宣伝等、あらゆることが2021年11月に発売されることを前提に進められており、このタイミングで出るのが既定路線になっていたので、発売延期を言い出すなどありえない状況でした。例えば月刊誌とか週刊誌だったら、毎月毎週の発売日に当然発売されるじゃないですか?でも、書籍の場合は著者の原稿が遅れているなどさまざまな理由で、当初の発売予定日が延びることはよくあります。とはいえ、今回の「ポプラディア第三版」ではそれが許される状況ではありませんでしたから。ただ出すだけではなく、当然、内容や体裁なども間違いのない状態でなければいけないので、編集部一同、まさに必死でした。もう少し早い段階で「あ、もう大丈夫だな」と思える状態になると思っていたのですが、ホントに校了直前までちゃんと予定通りに発売できるか確信が持てませんでしたね。というくらい最後までギリギリの進行でした。

 …なんてことは、読者の方々には本来関係ない話で、予定通りに発売されるのも、内容が正しいのも当然のことなので、あんまり表立って話すようなことではないのですが、今回はTくんに聞かれたのでちょっと本音を話してみました。校了からしばらく時間が経ったので、もう少し冷静な感想を述べるなら、パンフレット等でもご案内しているように、今回は前回の新訂版にはなかった要素や工夫が盛りだくさんなので、早く読者の皆さんに手に取っていただいて、「ポプラディア第三版」の素晴らしさを実感してほしいですね(笑)。でもホントに、「発売が楽しみです」というお言葉を多くの方々からいただいていたので、読者の方々をお待たせすることなく、ちゃんと発売できてよかったです。

営業T: 無事にお届けするだけでも本当に大変なことですね。さて、ポプラディアを実際に編集されて、あらためてお気づきになった百科事典の魅力や「ポプラディア第三版」のよさというのは、どうお感じになりましたか?

編集長: 当たり前ですが、編集作業を行っている私たちにとっても、これまで知らなかったことがいろいろ書いてあるんですよ。百科事典はまさに「へー!」の宝庫です。編集部のスタッフそれぞれに得意分野がありますが、個々人があらゆる分野に詳しいわけではないですからね。むしろ知らないことだらけです。信頼できる資料で調べたり、監修・編集委員の先生方に確認したりすることで、新しくて正しい、そして興味深い情報をわかりやすく読者の皆さんにお届けしようと、スタッフ全員が最後までしっかりと編集作業にあたりました。正直、作業自体は大変でしたが、楽しかったですね。

 「ポプラディア第三版」は、中心となる読者対象を小中学生に明確に定めた百科事典なので、難しいことがわかりやすく解説された、その年頃の読者に向けた内容や文章になっています。ポプラ社は児童書出版社であり、編集者は読者である子どもたちの顔を常に想像しながら編集作業にあたり、「この文章は読みやすいか」「この表現は難しくないか」など、難しいことをいかにわかりやすく説明するかを考えています。「ポプラディア第三版」を作るにあたっても、本当に小中学生にとって役に立つ百科事典にするため、掲載する項目を選ぶときは学習指導要領や教科書などもチェックしました。今、世の中には、書籍やネットでさまざまなレファレンスツールがありますが、ポプラディアがほかと最も違うのはそういうところだと思います。

 …なんてことは今さら言うことではなく、これは2002年の初版からポプラディアが持っている大きな特長ですが、今回、第三版を作りながらあらためて思ったのでお伝えしました。編集作業中もそういう会話が常に編集スタッフの間で交わされていたので。やっぱり、スタッフ全員が常に小学生や中学生を意識しているかどうかは、本の中身に大きく影響してきますからね。本ににじみ出るというか。子どもたちには、そんなふうに作られた「ポプラディア第三版」で、まず調べること…というか「知る」ことの楽しさに気づいてもらえたらと思います。百科事典=「ポプラディア第三版」はまさに「知の扉」です。子どもたちには、そこを入口にして、どんどん世界を広げていってもらえたらいいなと。

営業T: すばらしいですね。「ポプラディア第三版」がこれから皆様のところに届きます。まず開いてほしいページや、気づいてもらいたいことというのは、ありますか?

編集長: んー、そうですね。「東京オリンピック(2020年)」や「新型コロナウイルス感染症」「SDGs」「性の多様性」など、新訂版にはなかった新しい項目はたくさんあります。でも、ご期待に沿えずすみませんが、「まず開いてほしいページ」というのは特にありません(笑)。逆に言うならば、どこから開いても「ポプラディア第三版」は楽しく使ってもらえると思います。例えば、全てのページの下欄外にクイズが載っているので、特に調べたい項目がない場合は、まず適当に開いたページに載っているクイズを解いてみようとするのも面白いと思います。青字になっている言葉を調べれば答えがすぐにわかるクイズなので。調べた先のページの下にあるクイズをまた解いてみてもいいし、または調べた項目の本文で青字になっている言葉で気になるものがあったらそれを調べてもいいし。あるいは、調べた項目の本文末に「関連項目」が載っていたらその項目を見てみたり、「学習資料集リンク」が載っていたら18巻「学習資料集」の関連するページを見てみたりするのもいいんじゃないかと思います。さらに、「ポプラディアプラスリンク」や各項目に付いているNDCで、ほかの本に手を伸ばしてみることもできます。ネットサーフィンっていう言葉があるじゃないですか?それみたいに、ポプラディアサーフィンを楽しむことができると思うんですよ。これは私個人の経験ですが、高校生の時、英和辞典で類語や用例に出てきた言葉を延々たどっていくことで、自分では調べようなどと思わない、いろいろな面白い言葉に出会いました。そんなふうに、きっかけはなんでもいいので、小さなきっかけを掘り下げたり広げたりすることを楽しんでもらえたら、と思いますね。そこから、自分が知らなかった新たな興味に出会えるかもしれません。

 あと、実物を手に取ったら気づいてもらいたいこととして…というか、必ず気づくと思うんですが、「ポプラディア第三版」は前回の新訂版と比べて格段に軽くなっています。私も、第三版の編集作業中に参考のため新訂版を見ることがよくあったのですが、第三版の軽さを知ってからは、もう新訂版には戻れません。新訂版は大人でも重いです(笑)。ある編集スタッフが、第三版のことを「書架の前で立ち読みできるポプラディア」と言ったんですが、これはいいキャッチフレーズだと思いました。本当に立ち読みできるくらい軽くなりましたから。でも、立ち読みしながらポプラディアサーフィンをしているうちに、立ち読みでは我慢できなくなるくらい熱中して、座って熟読し始める…なんて光景が見られたらうれしいですね(笑)。

営業T: 本日はありがとうございました!


いかがでしたでしょうか。
『総合百科事典ポプラディア第三版』は刊行したばかり。これから皆様のお手元に届いていきます。ご活用ください! そして、その際に編集長の想いを、少し思い出していただけたらうれしいです。

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