英語学習が結び付けた結婚

今日から9月になりました。早いですね。

今月で結婚して3年目に突入します。結婚したいとは思っていたけど、まさか自分が結婚できると思っていなかったので、本当に結婚出来てよかったなと思います。ましてや素晴らしい旦那さんに巡り合えたことに感謝しかありません。

前にも少し触れましたが、私と旦那さんは同じ職場で働いています。つまり同僚なわけです。私のほうが後に入社していますが、入社してから2,3年くらいは特に彼のことは異性として考えることはありませんでした。

あまり仕事以外のプライベートの話をすることもありませんでしたし、彼に質問しても「そうですね」「違いますね」とかくらいの答えしか返ってこないので、それ仕事の同僚以上に発展する機会もありませんでした。

そんな二人がなぜ結婚するまでに至ったのか?

それは英語です。

その当時、私は英検準1級を目指して勉強していました。ある日当直決めの時に英検の受験日が既に決まっていたので、「その日、英検があるので当直入れないですね」とぼそっと言った私に対して、彼が「英検受けるんですか?」と驚いたように私に尋ねたのがきっかけでした。

今までは私から彼に質問することはあっても、彼から私に対して仕事以外の質問をすることはなかったので、質問された私も驚きました。

今まで私に向くことがなかった彼のベクトルが急に私に向けられて、動揺したのを覚えています。

後々話を聞くと、彼も英語学習には興味はあったとのこと。ただし、私とは目的は違って、彼の場合、自分が興味あること(例えばパソコンやプログラミングとか)の最先端の事ってやはり日本語ではなく英語で書かれていているので、そういう文献とか記事を英語で読めたらいいな、と常々思っていたそう。

そんな中で、私が社会人でありつつ英語を勉強しているのを知って、驚いたそうです。

そして彼も、「じゃぁ、私も(彼は自分の事を私と呼ぶ。俺とか僕は乱暴な響きがあるから、らしい)英検受けようかな」と言って二人で受けたのがきっかけでした。

一緒に合格祈願に神社に行ったり、英語学習の話をしたりして、受験した級は違いましたが、めでたく2人とも合格し、合格祝いに新宿のタカノフルーツパラーでお祝いをした時にはお付き合いが始まっていました。

結婚してから、彼のお陰で色々良い意味で私は変わったなと思います。

今まで自分が気が付かなかった新しい視点に気づかされたり、色々な情報や知識を私に教えてくれます。(大体の話は難しくて私には理解できないけれど)

例えば、BrightureのLS(リスニング&スピーキング)の後半にTime-bounded Questionって言うのがあるんです。1分間で考えて2分間でスピーチするっていう私が苦手とするものなのですが、簡単なお題もあれば、今まで考えたこともない、興味がないトピックに対するお題まで様々です。

時々その質問でボロボロに打ちのめされることがあるのですが、そういう時はレッスン後に彼に同じ質問をします。

例えばコロナ禍で学んだ学んだ事は何か?

私はありきたりな事を答えました。家族との絆、家族との時間の大切さ。

たしかにそれは事実なんですが、でも正直、私自身学んだ事はあまりないんです。

妊娠中はつわりであまり外出できなかったし、産後は産後で子供の世話につきっきりで家にこもってたし、好きだった海外旅行も行けない。

コロナがある/ないに関わらず、私の生活は特に変わらなかったので、仮にコロナが流行らなかったとしても基本家で外出自粛生活です。

だからコロナ禍だから何か特別学んだものはあったか、と聞かれても「いや~特にないな~」と思い考えに詰まってしまいました。

同じ質問を彼にしてみたところ、

・リモートでも意外といろんな事ができるって世界が気が付いた

・多言語同時翻訳VRチャットみたいな環境も出てきて、今後こういうのが期待できる

・各国の経済対策でお金がジャブジャブ刷られて、それが株式を押し上げて株が上がってよかった。ただ、テーパリングが控えているからこのまま続くわけではないかな

みたいな事をさらさら~と言うのを聞いて、んん~なるほどな。だからと言って私にはレッスンででそれは言えないな、何て言えばよかったのかな・・・とまた考えるわけです。

私一人では決して考えられない事を彼は沢山考えているので、そういう新たな観点に気づかせてくれる事も結婚してよかった一つです。

まだまだ結婚してよかった事は沢山ありますが、今日はまず一つご紹介まで。

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