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新しさを受け入れてみる

「フリーエージェント社会の到来」と言う本を読んでみての私の心情を書いてみたいと思います。フリーエージェント(通称FA)ととは、簡単に言うと会社に属さず仕事をする人のことで、その様な働き方が社会に、そして自分にどう影響が与えられるかが書かれています。

FAと聞くと不安定、孤独。私は最初ぼんやりとこんなことをかんがえていました。
それは母との会話や世の中のニュースからも影響を受けていたからでしょう。

「安定した会社に就きなさい」と言われるし、なんなら私もそれが正しいとも思いました。どこかのニュースでは「非正規雇用」が増えたと言うと、マイナスに捉えました。そんなこともあって、大きな会社に属するのが1番だと心の中で思っていました。安定だと思い込んでいるし、大きい会社だから潰れないだろうと、、、。
だから本の中に「FAの様な働き方をしている人が増えている」と書いていて、漠然とした不安も最初はあって、「長期雇用はもうないのかな」などとモヤモヤして、、、。
つまり私はFAになりたいと思いませんでした。

しかしこの本を読み進めるごとに、さらには、私が越境活動を通して出会ってきた人をみて、少しだけではあるが私の考えにも変化が現れています。本を読んだだけだったりみただけなので、少しではありますが(笑)
単縦に言うとFAが悪いものではないとわかってきました。もっと不安定な働き方だと思っていましたが、ヨコのつながりをもとに仕事をする。そして私が1番恐れていた「孤独」などもFAのコミュニティなどが大方解消される。

確かに上記した2つは、自分がきちんと動かないと出来ないことだけど、思っていたほどの不安はこの本で薄れました。

また、越境先(大学を飛び出してさまざまなコミュニティなどに行っています)では一つの会社に属さずに仕事をしている人を見るが、仕事がないとか、ひとりで行動しているとかがあまり見受けられません。むしろよく人が多いところに集まっている印象です。

そんなこんなで考えたのは、やっぱり最初から印象だけで「これはあまり良くない」と思い込むのは良くない様な気がします。すごく当たり前のことですが、同時にやってしまいがち。(少なくとも私は)
「あんまりだな」と思ったら、なぜそう思うのか、解決策はあるのか、まずやってみたらいいんじゃないか、など少し頭の使い方を変えるだけで私たちの生きる上での選択の範囲は増えるのかなと思います。

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