大手ゼネコン1年目の安全意識

こんにちは、リトルポパイです。最近は顔が疲れていると度々言われます。残業時間は多くないのですが、求められる業務量・レベルも上がり日々追われております。業務時間中は頭と体をフル稼働させなければ仕事が終わりません。
安全管理もそのうちの一つであり、作業員の方が不安全行動をしていれば責任を問われるのは私です。

さて、大手ゼネコンの大林組・大成建設JV工事にて鉄骨が落下し、作業員の方が死亡する重大災害が発生しました。ネットニュースのコメント欄では追悼するとともに、ゼネコンへの非難の声が集まっています。
「ゼネコンの安全意識はどうなっているんだ。」

大手ゼネコンに勤め半年が経ちます。もちろん私にとって最初の現場であるため、当現場での安全意識が高いのか低いのか他現場と比較することはできません。
しかしほぼ毎日の自社・発注者・社外パトロールがあり、不安全箇所が見つかれば作業を停止し、すぐさま是正します。私の感想として安全に関してかなり厳しい印象です。加えて危険な作業がないように、もしやむを得ず危険作業を行う場合は重大災害に繋がらないよう2次・3次予防策を用意しています。

可能な限りの安全対策を行い、これで重大災害が発生するなら後は運の問題だと思います。運転中にハンドルを誤操作したら電柱にぶつかり死にます。そもそも車に乗らず電車選択もアリですが、黄色線を踏み外し、ホームから落下するかもしれません。ホームから落下しないためにホームドアの導入をしても、死の可能性は潜在しています。
私がこの発言をすることはあまり良くないかもしれませんが、神に祈るのみです。

今回の事故においては、作業員への作業手順の周知が不十分または作業手順の遵守がされていなかったと思われます(詳細不明)が、完璧に遵守させることは難しいと思います。バレなければ、言われなければ遵守しなくても大丈夫だと考える方もわずかにいらっしゃいます。。。
板挟みになるのは管理職の宿命です。ではご安全に。
(上記は事実と異なる場合があります)

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