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POPと広告は違う

こんにちは。
POPコピーライターのナガイユミです。


ブランディングって凄いな

どの業界もブランディングをつけるために長〜いカタカナの名称や肩書きがある。

私も「POPコピーライター」と肩書きをつけているが、広告業界で有名な「コピーライター」ではない。あくまでも私は「POPコピー」に特化したライター。

「POPコピー」とは何ぞや?と思う方もいるだろう。この件に関しては私が開催しているPOP教室で話しているがPOP作成の上でも必ず出てくる「キャッチコピー」のこと。いずれはここでも記事にしようと思ってます。

POPと広告

POPには資格がある。
昔は「POP広告クリエイター」という名称で1級〜3級まであった。もちろん筆記と実技。今では「POP検定」に名称が変わり「広告」と「級」制度がなくなった。私も少し関わっているが級がなくなった代わりに実技が幅広くなった。

過去に1級を受検したことがある方にすると「●●がなくなったから楽」と感じるだろうし、3級しか受検していない方には「え?」となるかもしれない。

確かにPOPは広告のイメージはあるが、実際POPは店舗スタッフや外注で作成することが多い。一方、広告は企業からの依頼で作成される。店舗からの販促もこちらの部類に入ると思うけど…これはそれぞれの考え方なのでスルーしてください(笑)

お客様は何が知りたいのか?
その本質をPOPにしよう

販促とPOPの違い

スーパーマーケットやコンビニエンスストアに貼られている販促グッズを思い出して欲しい。

  • 見栄えのする写真

  • オシャレなキャッチコピー

  • 商品のイメージにあったフォント(文字)

文字に関しては「手書き文字風」のフォントがあるのでPCで作成しても温かみが出せる。それをPOPといえばPOPだし、POPではないといえばPOPではない。

広告業界でもPOPは作られているがターゲットが幅広く、言葉にインパクトがあるものが多い。しかし店舗としてはお客様に響く言葉より「納得」や「関心」する内容…つまり接客と同じ形でPOPで伝えることをしないと、お客様は買ったことがない商品にしっかり目を向けてくれない。

「喉ごしスッキリ」にインパクトがあるが、それだけでは手に取らない。昔は試飲ができたが今はできる状況ではない。お客様にはその先が知りたい。だからクチコミを含めて言葉で伝えるしかない。その役割は店舗スタッフが作る「POP」ではないでしょうか。

店舗スタッフは目の前にいるお客様が何を求めているのか、そこにオシャレな言葉が必要なのかを見極めている。

POP文字やレイアウトはPOPを書きまくればいずれは上達するけど、言葉・表現はSNSだけでは上達しない。日頃から人の話に耳を傾けたり興味を持つこと…これが言葉・表現が上達する鍵だと思ってます。

だからPOPって簡単なようで、書けば書くほど色々考えているので簡単ではないのです。そんなPOPライターを応援します!

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回をお楽しみに!

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