【20w AC充電器編】
幼いころは電気工事の仕事をしていた祖父と一緒に暮らしていたので、コンセントを抜くときは必ずタップを持たないとひどく叱られていた。
そのせいか他人がコンセントを抜く動作をじっと見てしまう習性がある。
私は社会人1年生だったころ、お局様が休憩室にあるコタツの配線コードを引っ張ってコンセントを抜いた。
思わず「タップを持って抜かないと危ないですよ」と声を掛けたら、睨みを利かせて「アナタは若いから出来るだけよ」と言い放った。ツッコミたいことは山盛りだったが、今後のことを考えて引きつった笑顔で頷いた(笑)
話はそれたが本来は年齢に関係なくコンセントを抜くときに配線コードを引っ張るのは危険。とはいえ多少の握力は必要なので、握力が弱い小さなお子様やご高齢の方、そして何らかのケガや病気で利き手ではない方の手でコンセントを抜かなければならない方には何らかの対策は必要。
誰にそうだんすればいいのか?自分で開発するのか?そんなキレキャラが発動しそうになるかもしれない。
ネット検索で何でも調べられるとはいえ、握力が一桁しかない人でもコンセントが抜ける方法を調べる方法しかないのか?…と思う。
何のためにPOPがあるのか。商品をメリットだけを伝えるだけがPOPではない。単に使いやすいだけでなく、「●●な方にオススメ」といったターゲットを絞ったPOPはお客様の商品選びに役立つ。
この商品のような「コンセントを抜くときタップを持つのが普通でしょう」という方には刺さらない。
ターゲットを絞るときはその逆を突く!「タップを持ってコンセントが抜けない」人はどんな人なのか…これを考えてみよう。
ありきたりなPOPで悩んでいる人は「発想の転換」ではなく「発想の逆」を考えてみよう!
(122本目)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?