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ダメ出しについて

こんにちは。
POPコピーライターのナガイユミです。


ぶち当たる壁

POPを書き始めた当初は楽しかったのに、面倒ではないけど憂鬱になってくる。楽しかったときは何枚も書いていたPOPが、いつの間にかマーカーを持ったのはいつだっけ?というほどPOP作成から遠のいてしまう。

POP依頼があるとそんなことは出来ないが、自分でPOPを書いて貼っている店舗であれば「自分次第」なので経験はあると思う。

POPが書けなくなる状況を「壁にぶち当たる」「スランプに陥る」などと表現するが、その言葉が決してネガティブだとは思わない。

私はPOPライターを長年やっているがしょっちゅう壁にぶち当たるし、満足したことは一度もない。反省しかない。

壁にぶつかるきっかけ

新人だけでなく、ベテランのPOPライターでも悩みは尽きない。商品が変わればPOPを書く内容が変わるので、一つの商品について向き合う姿勢は新人・プロは関係ないと思っている。

POPが書けなくなる原因はいろいろあるが「POPを書かなければならない」と考えすぎてフリーズする人が多い。誰もが通る道なので不安になることはない。私はフリーズする時間がもったいないので、メモしたりラクガキしたりして取りあえず手を動かしている。そうすると何か浮かびそうな気がするからだ。

しかし「自信を無くす」パターンに陥ると這い上がるのに時間がかかる。中でも「ダメ出しをされる」ことで自信を無くしてしまう人が多い。

ダメ出しをされる

POPに関して多いダメ出しは

  1. POPの完成度

  2. 表現方法について

  3. その他

「1.POPの完成度」「2.表現方法について」は本人の努力・経験値で克服するしかない。いくらPOPが上手いと褒められても商品が売れなければ改善をした方がいいし、自分で自分のPOPを分析したり人の意見に耳を傾けることも必要。POPライターが裸の王様では良いPOPは作れない。

モヤモヤするダメ出しが「3.その他」

「もっとキャッチ―な言葉で」とか「もっとインパクトのあるもので」のような漠然としただけのダメ出しをされたことはないだろうか。自慢じゃないけど私は今でもある。

POP業界に何の影響力もない私がダメ出しされていながらモヤモヤするなんて生意気だが、どこがダメなのか「理由」を知りたいから聞いてみる。

「もっとキャッチ―な言葉で」と要求されたら「例えばどんな言葉ですか?」と尋ねてみるのもいい。その理由を伝えられないダメ出しは半分ぐらい聞き流すパターンでいいと思っている。

長年POPを書いてるから悩みがないとか、プロだからPOPをスラスラ書いてると思ったらそれは違う。みんな試行錯誤している。

だからPOPで壁にぶち当たってるアナタだけではない。みんなで壁を叩き割ろう(笑)

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回をお楽しみに!



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