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そのPOP、見えますか?

こんにちは。
POPコピーライターのナガイユミです。


どこに貼ってるの?

「店内にPOPを貼っているけど商品が全然動かない」とか「POPに書いている内容をよく質問される」そんな話を耳にしました。

確かにその方がPOPを書いているところは見ていたし、内容もキチンと考えてわかりやすく書いていたのになぜ?と思って店内の写真を見せてもらうと

  • 商品でPOPが隠れている

  • 商品とPOPが同化している

  • 商品とかけ離れたところにPOPを貼っている

なぜなのか…これらに共通点を見つけました。

POPが見えない

共通点はPOPが読めない以前に「POPが見えない」ことでした。

よくPOPとPOPが重なって一部分が読めない光景がありますが、よほど興味があるものでなければお客様はわざわざめくってまでPOPを読もうとしません。

さらにお客様の目線より遥かに上や下にPOPが貼られていたら、POPが視界に入ってこないのでお客様は質問しますよね。

POPは書く内容や文字の読みやすさもありますが、POPを書いたらそれで終わりではありません。

このPOPはどの商品?とならないように
商品のそばにPOPを貼りましょう

展覧会とは違います

たくさんPOPがあると壁を埋め尽くす勢いでPOPを貼ったり、お客様にたくさんのことを伝えたいのでたくさんPOPを貼りまくる気持ちは分かります。イベントなど賑やかな雰囲気を出すのにPOPがあると活気が出てきます。

しかし壁を埋めるくらいたくさんの商品のPOPを貼っても、お客様の視界に入るPOPはごく一部。(※商品のすぐそばに同じPOPが貼ってあれば別ですが…)

習字や絵画の展覧会でたくさん作品が飾られているのに、目に留まる範囲ってありますよね?それと同じです。

せっかく書いたPOPなのにお客様の視界に入りにくい場所に貼られていると勿体ない!

POPを貼ったら一旦離れたところから確認しましょう。そして、他のスタッフにもPOPの位置を確認してもらいましょう。その時に文字が読みにくいなど気づいた点があれば、POPも修正できますよね。

POPを書くときに何を書けばいいか悩みます。だからってPOPが完成してもそこで終わりはなく、POPを設置してからが商品を売るためのスタート地点。POPが書けたからって安心している場合ではありません。商品が動かなければPOPを書き換えるなどの対策をしていきましょう!

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回をお楽しみに!

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