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POPを書いている人がいたら…

こんにちは。
POPコピーライターのナガイユミです。


POPを書く環境

簡単に「POPを書く」と言っても、どんな時にどんな風に書いているか想像をしたことがあるだろうか。

売場スタッフがPOPを書いている職場では、空き時間に即興でPOPを書いてる場合が多い。近所のコンビニエンスストアに買い物に行ったとき、レジで立ったままPOPを書いている光景を見た。あとは会計をするだけ…急ぎではなかったので店内をもう一周して時間稼ぎをしたことがあった。

「合間にPOPを書く」…勤務時間内にPOPが書けたらいいけど貴重な休憩時間に書いている人もいるだろうし、職場では落ち着いて書けないから自宅でPOPを書く人もいる。真面目な話「サービス残業」をしてまでPOPを書いている話はよく耳にする。

POPライターは文字を書くだけ?

POPライターという職業でも自宅や職場で黙々とPOP作成に勤しめる環境もあるが、そればかりではない。私は店舗専属のPOPライターだったが、黙々とPOPを書いたことはあまりない。というのも事務所で仕事をしていたので「電話対応」も業務に含まれていた。

POPを書いている途中で電話がかかってきたら電話が優先。その時点でPOP作成の手は止まる。順調に文字を書いている途中で手を止められたらアナタならどうだろう…電話対応が終わって再び文字を書き出すためにスイッチを入れなければならない。この切り替えが出来ないとPOP依頼がこなせない。

POPを書く以外にも売場チェックのPOPもするので、1日8時間で落ち着いてPOPが書ける日は滅多になかった。

イラっとする時

POPを書く環境は人それぞれだけど共通する目的は「POPを完成させる」こと。そりゃそうだ!

ここでは「POPを書く」と表現してるが、普段アナタが文字を書いてるときに机を揺らされたり、アナタの後ろを通ってぶつかられた経験はないだろうか。直接関係はなくてもすぐそばで大きな声で話し声が聞こえらた…

一瞬イラっとする人が大半だろう。

POPも文字を書いているので、後ろを通るならひと声掛けるなど…POPを書いている人が近くにいたら少しだけ気を使ってほしい。私は背後の人の気配でドキッとして、書きかけのPOPの上にキャップを外したマーカーを落として汚してしまった経験がある(笑)

笑い話のネタも多いけど、鉛筆と違ってPOPの場合は間違うと消せない(でも誤魔化すことはできる)…そんな緊張感がPOPを書いている人にはある。だからPOPを書いている光景を興味を持って見てくれるのは嬉しい。だけど、ほんの少しだけの配慮をいただけると有難いです。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回をお楽しみに!

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