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【2024シティリーグS1予選全勝Best4】アルセ軸リザードンexについて【全文無料】

はじめに

 はじめまして。黒炎環境にて赤ロストを練習しまくってたら次弾のレイジングサーフにジラーチが収録される情報を見て震えあがったまひろ(@MhR5326)です。
 前回の2023シティリーグS4の時ぶりにnoteを書いていますので、その時に読んでくださった方はお久しぶりです。また読んでいただきありがとうございます☺️
(まだお読みでない方は ↓ にリンクを貼っておきますので、よかったら読んでみてください。)
【2023シティリーグS4全勝優勝】アルギラにブラッキーいれてみた件|まひろ (note.com)

 この度、10/14に秋葉原のイエローサブマリン マジッカーズハイパーアリーナにて行なわれた2024シティリーグS1(参加者63名)にて予選スイス全勝+決勝トーナメントBest4の成績を残すことができました✌️

当日使ったデッキ

 当日はアルセウスVSTAR+ピジョットex+リザードンexのデッキ(通称アルセリザ)を使用しました。
 以下、リストです。

グッズのところ、VIPパスが最初にきがち

採用カードについて

 各地で行われているシティリーグにてアルセリザはよく上位に入賞していますが、それらのリストではあまり見ることがないカードを今回採用してみたり、採用枚数を変えてみたりと少しばかりクセのある構築になったと思います。

  • ロストスイーパー

 一般的に使用率が高いアルセリザの構築には、”ロストスイーパー”は1枚のみの採用がほとんどだと思います。それに対して、2枚採用した理由については今の環境をふまえての説明と”頂への雪道”の理不尽の愚痴から入りたいので、少し長くなります。ご了承ください🙏

 現環境における、"頂への雪道"の採用率は異常なほど高いです。

このカードまじで強すぎる…

Tier1のロストギラティナをはじめ、ミライドンexやミュウVMAX、果てにはリザードンexにも採用されています。ルール持ちのポケモンが主体のデッキにおいてアンチシナジーにも関わらず入れられていたり、上記のデッキタイプ以外に採用されている場合も少なくないです。
 アルセウス軸を使うにあたり、"アルセウスVSTAR"の特性スターバースや"リザードンex"の特性れんごくしはいを止められてしまうのはかなり痛手になります。
 ”森の封印石”を採用している型だと、スターアルケミーは”頂への雪道”が場にある状況でも好きなカードを1枚手札に加えて展開の補助ができますが、アルセリザだとまずは”頂への雪道”を剥がしてからでないと動くのは困難です。
 ”頂への雪道”を剥がす手段としてスタジアムは”ボウルタウン”と”ロストシティ”しか採用していない上に特性かぼちゃのあな(手札から場に出した時にスタジアムをトラッシュする)を持つ”バケッチャ”も採用していないため、”ハイパーボール”で解決することもできません。しかも、”さぎょういん”も採用していないので、序盤(先2や後1)で”頂への雪道”を場に出されると攻撃できずに番を返さなければならないゲームがよくありました。

 そんな中でアルセリザの練習をしている時にひとつ気づいたことがありました。
 それは、序盤の展開に必要な”バトルVIPパス”を手札に引きこむため、1ターン目に”ミュウ”をバトル場に送ることがよくあるということでした。
1枚しか採用していなかった”ロストスイーパー”を特性ふしぎなしっぽでめくった6枚に入っていることがたまにあり、その1枚のおかげで2ターン目に”頂への雪道”をロストし盤面を展開できることがしばしばありました。
 しかし、1枚しか入れていないカードをそう都合よく引きこめることは難しかったため、何枚採用すれば妥当かを検証し、その結果、2枚がちょうどよいと感じました。
 
 ”ロストスイーパー”の使い方として、上記のような”頂への雪道”をロストするためだけでなく、例えば、対ミライドン戦において”勇気のおまもり”をつけたライコウやミライドンに200~220ダメージを与え、次の自分の番にその”勇気のおまもり”をロストしてまた攻撃とすることで1ターンでサイドを4枚取ることができます。
その場合、”カプ・コケコex”のリベンジショックを2回受けるおそれを1回に減らすことができたり、サイドを取る前ならナンジャモを使われたとしても2枚分多くドローすることができます。
 いろんな対面の練習をすることで使い方の奥深さを知ることができるカードだと思います。

  • やまびこホーン

いきなり飛んでくる怖いやつ

 正直なところ、このカードは入れなくても勝てるカードです。
 「じゃあなんでお前はわざわざ入れたんだ」って話なのですが、僕はポケカがあまり上手くないことが原因にあります。
 例えば、こちらの残りサイドが2枚の時に相手の盤面が非ルールのポケモンのみの時に一度攻撃してサイドを1枚取って、それでその返しに”ボスの指令”を使われたりexのたねポケモンを使われてサイドを取り切られて負けてしまう…ということもありました。はい、本当に下手です…。
 他には白ルギアを相手にしている際に序盤から”ルギアVSTAR”をワンパンすることは難しいので、"ピジョットex"のマッハサーチを駆使しながら相手が出してきた”ネオラントV”を”ボスの指令”で倒してから、”やまびこホーン”と”ボスの指令”で2回倒してしまおうとか、”アルセウスVSTAR”に”こだわりベルト”をつけて、VSTARになりそうなVのたねポケモンを倒してからタイミングを狙って、やまびこボスでサイドを2枚取ろうと考えていました。

 なんにせよ、立ち回りが上手ければ必要なカードではないと思います。サイドレースの駆け引きが下手だったり、相手の意表を突いたり、楽に勝ちたい僕にとって必要な1枚でした。
 実際に予選では、レントラー+アローラロコンVSTARのデッキとマッチした際に、アロコン単騎になったり、”頂への雪道”がサイド落ちした場合には使おうと考えていました。ロストギラティナ戦では”ギラティナVSTAR”をワンパンで仕留められない場面で、ただ2回攻撃していたら盤面の状況と残りサイド数的に負けてしまう時に前ターンに倒した”ギラティナV”をもう一度倒したことでそれが勝利に直結しました。

不採用カードについて

  • マナフィ

 現環境はパオジアンやロストギラティナに採用されている”かがやくゲッコウガ”のげっこうしゅりけんや、インテウーラに入っている”れんげきウーラオスVMAX”のキョダイレンゲキでベンチの非ルールのポケモンは不条理に倒されてしまいます。
アルセリザもその例外ではなく、”ヒトカゲ”を2体しか出していないと同時に倒される危険性が高く、エネ加速する前に駆逐されると攻撃の手が止まってしまいます。そのため、特性なみのヴェールをもつ”マナフィ”をベンチに置くことで”ヒトカゲ”を守ることができるのですが、いかんせん今回使用したデッキには割けるような枠がなく(”やまびこホーン”を抜け)、どうしようか悩みました。
 2体同時に倒されて困るのなら、1ターンで3体並べたら1体は残るのではと思いました(暴論)。
 採用している”ポッポ”のなかまをよぶを使えばデッキから2体たねポケモンをベンチに出すことができるため、サイド落ちさえしていなければ3体並べられます(”ヒトカゲ”が1枚もサイド落ちしない確率は約72.5%)。
 そんな感じで回避しながら"リザードンex"を立てられるならマナフィをいれなくてもいいやと思ったので採用を見送りました。

さいごに

 ここまで読んでいただきありがとうございました🙇
採用カードについて変な部分の説明は書けましたので、一旦このあたりで終わります。
 もしかしたら追記すると思います。その際はポスト(ツイート)しますので、また読んでやってください🐥

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