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【2023シティリーグS4全勝優勝】アルギラにブラッキーいれてみた件【全文無料】

はじめに

はじめまして、毎週土曜日だけ秋葉原に出没するまひろ(@pooon5326)と申します☺️
チームあくのはどう内で2番目に弱い男です🐣
今シーズンはCSP230ptで走りきることができました🏃

この度、5/21に竜星のPAO千葉中央店にて行なわれたシティリーグS4にて全勝優勝しました🥳

芋みたいな顔面してます(芋に失礼)

定員32人中参加人数が21人と少なくなってしまったものの、環境でよく見かけるデッキタイプとマッチングする機会が多い中で全勝することができて今シーズン最後にいい思い出となりました。
その際、使用したデッキがアルセウスギラティナにブラッキーV/VMAXを組み込んだものでした。
本記事では、当日のマッチング、ゲームの流れとアルギラにブラッキーを入れた所感をメインに書いています。
(今回は環境考察や採用カード、候補カードの説明等は省きます。多分とんでもない文字数になりかねないので…😭)

ただ当日朝のデッキ登録15分前に思いつきで構築してアルギラブラッキーでの対戦経験0の状態からシティに持ち込んだため、競技としてポケカに取り組んでいる方にとっては内容が薄いと感じさせてしまうかもしれません。
ご了承ください。

アルギラブラッキーを使った理由

当日のマッチングとブラッキーの使用感の前に私がなぜアルギラブラッキーを使おうと思ったのかだけ先に書かせてください。

実は前日の夜に登録したデッキはサーナイトexでした。
しかし、当日の朝に考え直したところ1〜2週間程度しかサーナイトの練習ができていないため深くもない理解度、低い練度のまま持ち込んだとしてもミラー戦や対ロスト戦において時間内に対戦を終わらせられるか不安が大きかったことや、そもそも勝てるかどうかすらも怪しかったため、それならば前回のシティリーグS3で準優勝した一撃ルギアや、サーナイトよりかは若干長く練習していたアルギラを使った方が気持ち的に楽だと感じました。

さらにJCS優先枠のCSPの集計期間?が2日前に終わってしまっていたため、これ以上CSPを取っても意味は特にないと思い、だったら今シーズン最後の思い出に推しのポケモンを無理なく入れられるデッキタイプを使ってみようと思いました。

一撃ルギアのリストでは割ける枠が見つからなかったことや安定感を下げたくなかったことがあったので見送り、アルギラなら自由枠がちょうどブラッキーVやVSTAR、基本悪エネルギーと変えられたので以下の構築で臨みました。

サナ重たく見すぎてて草

ブラッキーVについて

ブラッキーVとブラッキーVMAXについて、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、今一度カードの確認をします。

かわいい、好き
  • あまり高くない耐久

  • 逃げエネ2は少々重たく感じる

  • くろいまなざしはサーナイトexのかがやくゲッコウガやマナフィを縛ることもできる。(ただそれで勝てるかどうかは別のお話)

  • サーナイトexのミラクルフォースやアルセウスVSTARのターボノヴァは耐えるが、テレポートブレイク+ミラクルフォースや軽減無しorターボ+ベルトのトリニティノヴァで倒される。

  • いちげきのポケモンですが、今回は特にその恩恵等はなし。(相手が一撃ルギアであくの塔を入れている場合は2ドローに変換することもできる)

  • 可愛い(いちばん大事)

おっきい、可愛い、尊い
  • 進化した際の特性がボスの指令

  • 技の要求エネが悪1無色2なので、基本悪とダブルターボでもいいので、キバナとターボ手貼りで無理やり動かせる。

  • ダイアークは素点のままだとオドリドリ無しミュウVMAXやサーナイトexをワンパンできる。

  • おいカリン、そこ代われ🙄

当日のマッチング

予選と決勝トーナメントにおけるブラッキーの使用の有無や、使わなかったゲームではなぜ使わなかったのかをゲームの流れと併せて記載します。

〜予選〜 1位通過
1回戦 6-0 先攻
【レジエレキV+ミライドンex+ジバコイルV】
ジャッジマンで相手の手札をバグらせて順当に殴って勝ち。ミカルゲも置きつつライコウによるトップ解決も妨害。
ブラッキーの特性を使い裏で準備していたミライドンを呼び出しジャッジマンを使用してロストインパクト(ターボをロスト)で倒す動きが強かった。

2回戦 6-2 先攻
【アルセウス+ゼラオラV】
相手が雪道を貼り自身も止まりながらもこちらの動きも止めてくるプレイングをされる。
ドロサポで解決札を用意ができたがアルセウスVSTARで攻撃するのは厳しかったためアビスシークを使って、次ターンから殴り始める。
途中、ビーダルのドローが光ったため、アルセウスVSTAR1体のみを取られるだけで終局。

3回戦 6-0 先攻
【ロストギラティナ】
雪道でかがやくゲッコウガを止めつつ、毎ターンのジャッジマンで相手の動きに制限をかけて、要所で相手のギラティナをこちらのギラティナVSTARで倒して勝ち。
2回戦終了時点で全勝者が5名だったので、もし階段が崩れた場合、この対戦者とは決勝トーナメントで再戦する可能性があったこととブラッキーを出さずとも勝てると思ったのであえて出さずに秘匿した。

4回戦 6-0 先攻
【サーナイトex+空石ザシアンV】
お相手の事故。
バトル場にザシアンV、ベンチには毎ターンラルトスを1体ずつ出してザシアンVのけんのほうこうを使用してきたので、おそらくミラージュステップのキルリアが入っていると思い、ボスやあなぬけのヒモを用いてラルトスを倒し続けて勝ち。
前述にもあるようにこの対戦者とも決勝トーナメントであたる可能性があったが、仮に私が1位通過した場合、相手の方は2〜3位通過になるだろうと推測し、それなら決勝戦でしかあたらないと対戦前に考えていたのでラルトスを倒して勝ちきるためにブラッキーを展開し、ダークシグナルを使用しました。

〜決勝トーナメント〜
1回戦 6-0 先攻
【レジエレキV+ミライドンex+ジバコイルV(再戦)】
予選にてブラッキーを見せていたことと、雪道を剥がせばダークシグナルを使われるし剥がさないとレジエレキVMAXの特性が生きない二者択一の心理に追い込むためにベンチに出す。
加えて準決勝で対戦するであろうプレイヤー同士にはブラッキーをまだ見せていなかったことと、その対戦卓は自分の背中側だったのでブラッキーは見えないだろうと思いつつ念の為、ベンチの真ん中に置いた。

準決勝 6-4 先攻
【ロストギラティナ(再戦)】
こちらのギラティナVSTAR2体が育ちつつ相手がギラティナVを2体ベンチに置いたタイミングでブラッキーを出してジャッジマン。
ミラージュゲートを1枚使い2エネ加速したギラティナを返しにスターバースからボスで呼び出して倒す。
ギラティナが1体追加で置かれ、残り1体のギラティナにもミラージュゲートで加速されるがダークシグナルで呼び出し+ジャッジマン。
その返しにギラティナVSTARを取られるが、ボスで小物を取って終局。

決勝 6-3 後攻
【サーナイトex+空石ザシアンV(再戦)】
予選でもブラッキーを見せていたので、相手のサーナイトexをおはらいグローブ+ロストインパクトでも倒しやすくしたかったためベンチに置きつつ、念の為アタッカーとしても使えたらと思いトリニティノヴァで2エネ付ける。
ただ即進化してしまうと万が一、空の封印石が入っていた場合、サイドを4枚取られる危険性もあったので、牽制の意味合いも持たせるため進化はさせず。

所感

あくまでもシティリーグの対戦のみで感じた内容ですので、他のデッキタイプと対戦した際に得られるかもしれないことに関してはここでは省きます。

【良い点】
進化した際にベンチポケモンの呼び出しができること。
⇒本来ならばボスの指令を使用したターンには他にサポートを使えないところをダークシグナルを用いることで手札干渉であるジャッジマンやナンジャモを使うことができる。
ロストギラティナ相手だと中盤にボスを使用してギラティナを倒せたとしてもアクロマの実験、キュワワーのはなえらび、かがやくゲッコウガのかくしふだで潤沢な手札になっていることが多く、こちらのギラティナを突破されつつ詰み盤面を作られることがあるため、ダークシグナルと手札干渉を併せて使えると効果的だと感じました。
ただこの対面での裏目として、本来アルギラ側が2-2-2の押し付けができるところを2-1-3のプランを相手に取られてしまうおそれがあることを意識しながら盤面展開を心がけたいと思いました。

【悪い点】
①スタートポケモンになってしまった場合、逃げエネ2個が重たくギラティナVと違って技が微妙なところ。
⇒ギラティナVでスタートしてしまった場合、最悪でもアビスシークが使えることに対し、ブラッキーVの技をあえて使うのかどうかもありながら、それならばベンチにアルセウスVを置けていたらそこに手貼りする方がいいのではと思いました。

②空の封印石入りのデッキを相手にした際、不用意に進化すると最悪の場合、2-4のプランを相手に与えてしまうこと。
⇒相手は順当にサイドを取り進めていくとしたら2-2-2で進んでいくところを空の封印石を採用している相手には一気に4枚取りを許してしまう危険性があります。
サーナイトex相手だと早々に進化させてしまった場合、ムーンライトリバースでビーダルやビッパなどの非ルールのポケモンを倒された場合、封印石なしの構築でも1-2-3といったプランも与えてしまうため、タイプ相性では弱点を突くことができていてもプレイング次第で勝ち筋にもなればかなり弱い動きになることもあります。なのでもし使うとすれば、今回使った構築なら最低限でもパニックマスクや災いの箱を持たせておいてワンパンされにくくしたりカウンターを取るようにしなければならないと思います。(ただテレポートブレイクで先にブラッキーに10ダメージ乗せられているとブラッキーVだとサーナイトexの技で倒されたり、ブラッキーVMAXに進化していてもザシアンVに対してパニックマスクと災いの箱が適用されにくくなります) 

【微妙だと感じた点】
①純粋なアルギラと比較した際の安定感の低下。
⇒ブラッキーVとVMAXの枠はアルセウスVSTAR1枚とナンジャモ1枚を抜いて、基本悪エネルギー2枚は基本草/超エネルギーを1枚ずつ差し替えたものでした。元々多くもないドロサポの枠を削って、しかもそれが手札干渉であることや、2ターン目にはアルセウスVSTARに進化したいのに現物を削ることでその分の安定性は下がっています。
そこまでして得られるものはベンチポケモンの呼び出し…。せめて雪道+手札干渉と併せて使いたい…。

②雪道を貼るデッキなのにブラッキーの特性とは噛み合いが悪いのでは。
⇒そこそこご都合になるのかなと思いました。しかし、雪道を剥がして特性を使いたいデッキと対戦した際には相手の心理としてベンチで準備しなければいけない、でも雪道を剥がすとボスでなくてもハイパーボールが実質ボスになりかわる危険性もある…と相手の動きに制限をかけられるところは良かったです。

結論

シティリーグのみを通して感じたことは、
ブラッキー抜いて安定感を上げた方が強そう😇
でした。
ブラッキーに助けられたシーンが多かったので否定するつもりはありませんが、ブラッキーのラインを1-1でしか入れていないことでサイド落ちしていたらなかなかに使いにくかったり、そもそも雪道とアンチシナジーなので使い勝手がいいとは思えません。
そこは他のサブアタッカー(空ピカやアロコン等)を採用している型と比較すると癖のある山だなぁと感じました。
でもそこを好きであれば癖を理解しつつ一見マイナスに見えるところをプラスに変えられるようになれたら強く使っていけるのかなと思います🐥

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました🙇
私自身そこまでポケカに時間を使えないため、自主大会への参加や固定メンバーでの練習ができない中でもせめて土曜日だけは金券のもらえるジムバトルに参加したり(強い人が参加する傾向にあるため)、自宅にて環境トップの山を複数用意して右手vs左手をしつつ動きを勉強する程度のことは最低限取り組んでいます。
そんな環境でもシティで優勝することができましたので、時間がない方でもやりようによっては十分可能性はあると強く感じました。
仕事や家のことで時間がなくて…と諦めずにご自身でやれそうなことから少しずつ取り組んでいけば強くなれるはずなので頑張ってください💪

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