ノイミーのツアーを配信でみた話

2022年11月7日、≠ME 全国ツアー2022 「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」東京夜公演を配信にて視聴した。LINE CUBE SHIBUYAという圧倒的近場で行われたこの公演、現地に行けないのは残念であったがdTVにて配信されるとのことで、もしかしたら何かサプライズ発表とかあるのかな、と少し邪な気持ちもありつつ、また先日参加した幕張公演が素晴らしすぎたのでもう一度ツアーを観たい、という気持ちで購入した。アーカイブ配信が本日までなので3度目の視聴をしながら感想を雑記したいと思う。幕張公演は生で観た一回きりで配信は買わなかったので、配信だからこそ見える演出についてなどに着目して書いていきたい。

【最後まで書き終えてからの追記】
ライブを流しながら止めずに感想を書き連ねていったので自分でも引くほど駄文になっていたがご容赦願いたい。

まずまほろばアスタリスクでのメンバーの登場シーンだが、歌割りごとに1人ずつにスポットライトが当たり、スクリーンに名前が表示されるのはすごく分かりやすい。というか初見さんにも分かりやすい演出だ。またこれはイコノイのライブ配信を買い始めてから驚いたことなのだが、当たり前のように配信画面に歌詞が表示されるのだ。歌番組みたいに。これも比較的初見さん向けのサービス精神かなと思うのだが、パフォーマンスや演出に集中したいときややノイズになってしまっている気がしないでもない。表示/非表示を選択できるようになってくれたら、と思うが贅沢な悩みか。こんなことを書いていたら秘密インシデントが終ってクルクルかき氷が始まっていた。今ツアーの特徴として曲数が多い代わりにワンハーフになってしまっている曲が多い。もちろん曲をたくさん聴けるのは嬉しいが、どうしてもフル尺でききたくなってしまうのも考え物である。ただ全曲フルでやってくれなんてのも体力的にも時間的にも無理なのは重々理解できるので、今回のツアーではワンハーフだった曲たちもいつかフル尺できけたらな、と思う。
好きだ!!!、この曲はまさに「ライブで育った」曲だと思う。正直音源がリリースされたときはそこまでハマらなかったが、めちゃくちゃライブ映えする曲だと思う。コールとかできるようになったらまたさらに盛り上がるんだろうな、と感じる。みるてんビームもわけわからなすぎて笑ってしまった。

MCパート。全員での挨拶+自己紹介で2分半。ユニット曲準備のあるメンバーがはけて、なっちゃん、みるてん、きらりん3人でのMCが5分半で計8分。
みるてんのMV裏話でのしおみるエピソードトークが仕上がりすぎていて思わず泣き笑い。きらりんの回し+フォローも達者で安定感がある。そして大ボケ担当としての役回りをしっかりやり切ってくれるなっちゃん、最高に面白くて流石に拍手笑いだった。
#おふしょるにっと は小芝居の入った演出が面白い。この4人は楽しそうにわちゃわちゃしてるだけで画になるのがすごい。ラスサビはしっかりパフォーマンス決めてくるところが良い。個人的に最後のさややんの「えぇ~!?」の言い方が絶妙でツボだった。雰囲気ガラッと変わって薄明光線。ユニット曲はメンバーによって曲の雰囲気もコンセプトも完全に違うので、コンサート全体で良いアクセントになる。3人の圧倒的な歌唱力と力強いダンス、スクリーンに映る夜空が美しい。続く誰森。この曲も好きだ!!!とは違ったニュアンスでライブ映えする曲だ。そして空白の花。アコースティックアレンジがなされ、ちょこもなかの2人での披露となった。ラスサビで映る花畑の映像が美しく、毎度鳥肌がたってしまう。ここまで3曲連続となったなんかちゃんと萌ちゃんに拍手。
そしてハッピー探検隊。今回はしおりんの代打で尾木ちゃんが入ってくれた。サビのフリコピがしやすく、間奏で当日撮って出しの会場限定映像が流れる演出もこの曲の楽しさを倍増させている。サマーチョコレートは可愛い全振りの演出。ユニット曲ではこの曲だけスクリーン映像用のメンバーの撮影が行われたようだ。この2人地味に(と言っては失礼かもだが)歌がめちゃくちゃ安定しているのがすごい。そして落ちサビのクラップは異常な楽しさ。
ダンスパートのきらりん無双タイム。今回のダンストラック、めちゃくちゃ曲としてめちゃくちゃクールで妖しさもあって、チョコレートメランコリーに繋がる展開も好みなのでどこかでまた聞きたい。なんなら配信してほしい。メランコリーも披露の度に完成度が上がっていてすごいと思うが、今回特に美玲ちゃんとさややんの台詞がよかった。赤一色の照明がかっこいい。続くP.I.C.も極力シンプルな演出でメンバーのカッコよさが引き立てられている。
VTR。出演はももみるもえなつみんの4人。5分尺でイコラブカバーのウィークエンドシトロンの振り。後ろのホワイトボードの芸が細かい。みるてんは定期的にイケメンになる。

す好き衣装になってのシトロンカバー。椅子もちゃんと使うあたり流石の再現度。ラップパートのみんなキマりすぎてて惚れそうになる。椅子に座った状態からのす好きイントロ繋ぎがアツい。そしてこの曲のスクリーン映像、っ恋愛シミュレーションゲーム風になっているのだがこれは絶対どこかで公開するべきだと思う。ツアーだけで終わらせてしまうのが特にもったいなさすぎる出来だと思う。そしてこれは好みの話なのだが続くみる何のスクリーン映像、たまらなく好きである。宇宙?をバックに大量のみるてんの文字(原色)がひたすら流れるだけなのだが非常に癖になる。たまにしおりんとななてんの文字が紛れているのも良い。「君と僕の歌」からは泣かせにきているパート。実際泣いた。自分賛歌もワンハーフでしっかり染みさせる。君はスパークルでは、怪我療養中のなつみんに代わりももきゅんが代理でセンター。この曲で休養中のメンバーへの想いが高まってからの僕たちのイマージュが最高に泣ける。ラスサビでMVのメンバーの映像が一斉に映るところも良い。なんかちゃんの小MCを挟んでからの本編ラストの虹が架かる瞬間。はっぴーせっと大好きマンからすると、2Aのしおりんパートをももきゅんがカバーしてるのが至高。≠ME完全体での虹が架かる瞬間をみるまでやはり死ねない。最後の立ち位置でふたり分しっかり空けてるあたりも泣ける。

アンコール。全員はけてからはにかみショートまで約6分。もうちょい休んでほしい気持ちが強い。はにかみショートはサビのはにかみピースの絶妙に真似したくなる感じが良い。昨日のVenue101でもトレンド乗るくらいには話題になったのでバズってもおかしくないのかなと思う。あとMVでは映っていないが間奏の振りでゆらゆらしながら2人ずつ出てくるの(伝われ)が可愛い。そういえばダンスバージョンのMVって1st以降出てないな…。君の音だったんだ、≠MEの初期強曲でフィナーレ。振り付けがフリーになっているところでメンバー同士でわちゃわちゃ遊ぶ部分とファンサする部分のバランスが絶妙。長く歌い続けている余裕ももちろん感じられるが、≠ME(曲)は特にパフォーマンスが毎回新鮮に感じられる。メンバーの進化がそのまま曲の進化として反映されているような気がする。1stコンサートのなんかちゃんのMC「私たちは、この曲といっしょに強くなる」がそのまま体現されていると感じる。

ツアーは本日広島公演が行われ、残るは大阪と福岡の2ヶ所。パフォーマンスもセットリストも演出もかなり仕上がっていると感じる。どうか体調等には気を付けて、最後まで元気に完走し、来年のさらなる飛躍に向けて勢いをつけてもらいたい。

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