キングオブコント、イコノイフェスなど雑記

久しぶりの更新になってしまった。

前回の更新からの個人的ハイライトは、

・キングオブコント

・Base Ball Bear新曲「DIARY KEY」公開

・amazarashi新曲「境界線」公開

・AYAKARNIVAL 2021の開催発表

・≠ME新曲「まほろばアスタリスク」MV公開

・イコノイフェス2021

・イコノイどーですか?放送終了、公式本発売

ざっとこんなところだろうか。約3週間だが趣味的にかなり充実した期間だった。1つずつ軽くではあるが触っていきたい。


まずお笑いのメイントピックは何といってもキングオブコント2021決勝だろう。ユニット解禁・審査員変更・マヂラブの3冠リーチと、かなり注目を集めた今年の大会だが、結果的には大成功、最高の大会となったのではないだろうか。新審査員はあらかたの予想通り、松本人志さんに加えて東京03飯塚さん、バイきんぐ小峠さん、ロバート秋山さん、かまいたち山内さんであった。(個人的にはピースの又吉さんが入るのではないかと予想していたが、全員優勝経験者で固めるといった形であった。)

出場者も以前の記事で書いたように皆私の好みであったので期待が非常に大きかったが、それを軽く上回る良質なネタ揃いだった。好きなネタばかりだったのだが、現時点での私が特に好きなネタは男性ブランコの「ボトルメール」と空気階段の「火事」だ。ボトルメールは完全に観たことない構成と、最後の完璧な裏切りを見せてくれていちばん笑った。火事は空気階段を割としっかり観ていた私でも初見のネタだったが、こちらは最初の裏切り(板付きで縛られたかたまりさんがいるところから始まって、もぐらさんがSM嬢として出てくると思いきやもぐらさんも縛られた客として出てくる)での掴みが完璧で、もうそのあとは流れるようにストーリー展開の美しさに魅せられてしまった。今大会は全体的に構成や展開を重視するような大会となった気がするが、トップバッターの蛙亭がハートフルかつひたすらばかばかしい展開のおもしろコントをしてくれたからだろう。私が特に応援していたニューヨークは最下位となったが、確かにあの日の審査基準と流れでは結婚式準備のネタは評価されづらかっただろう。M-1 2019と合わせて決勝逆2冠となってしまったのは美味しいイジられポイントができたというよりシンプルに悔しいので、できればまた決勝でリベンジしてほしい。また2本目にやる予定だったという女上司はニューヨークのコントの中でもトップクラスにすきなものなので、キングオブコント用にブラッシュアップされたものも観てみたかった。

ともかくも優勝は空気階段。2018から3年連続で9位、3位、1位とこの上ないかっこいい優勝の仕方だったように思える。1本目の火事も先に述べたように素晴らしかったが、2本目のメガトンパンチマンカフェは空気階段らしさが爆発していて、このネタで優勝したことは彼らのキャリアにおいて非常に意義のあることだと感じた。annaで観た20分ちょいのネタをしっかり尺にあわせて調整してきたところも見事だった。annaではデビルキック伯爵がメガトンパンチマンを蹴り倒していたところが、今大会では殴り倒していたというローカルチェンジが見返したときにツボだった。annaではデビルキック伯爵は登場時のみセグウェイに乗っていたのをネタ中ずっと乗ったままというように変えたことによる変更なのだろうが、デビルキック伯爵なのに蹴り技使えないってどういうこと!?っていう笑いがのっかってくるのが好きだ。また優勝後の踊り場生放送も感動的でリスナーとして誇らしかった。


キングオブコントだけで割としっかり書いてしまった(本当はまだまだ書きたいこともある)が、音楽面でもトピックがいくつかあった。まずはBase Ball Bear(以下ベボベ)の新曲「DIARY KEY」のMV公開である。これは今月末に発売となる9枚目のアルバムの表題となる1曲だが、イントロから優勝してしまった。3人体制になってからでいちばん好きかもしれない。早くアルバム全体を聞きたい。またツアーの開催も発表され、来月の中野サンプラザでのライブチケットを取ることができた。私にとって1年10カ月ぶりの対面でのライブとなるので、既に非常にわくわくしている。

またamazarashiの新曲「境界線」も公開された。アニメタイアップのこの曲は来月発売シングル表題曲。「境界線」が何と何の境界線を意味しているのか、しっかり詩を読んで解釈したい。タイアップ先のアニメを観ていないのでしっかり理解するのはまだ難しいが、シングルの歌詞カードを楽しみに今は曲を聞いて待ちたい。


そしてアイドル関係もイベント・発表が多かった。まずAYAKARNIVALの開催が今年も発表されたが、激アツポイントが2つほどあった。まず出演者にEMPiREと≠MEがいること。EMPiREは3年連続となるので予想していたが昨年まで2年連続で出ていた=LOVEに代わって≠MEが出ることになったのはかなりアツい展開だった。タイムテーブルも公開されたが主催のももクロのあーりんを除くとトップが≠MEでトリがEMPiREというのもアツい。そして何より鳥肌が立ったのはその開催場所が日本武道館だということだ。WACKのことを少し知っている人ならWACKと武道館の因縁のようなものは知っている方も多いだろう。PEDROとしてBiSHのアユニ・Dは既に武道館でワンマンライブを成功させているが、BiSHとしては未だに武道館には立っていない。このタイミングでEMPiREが(対バンイベントではあるが)武道館に立つというのは非常に意味のあることなのではないかと感じた。配信があったら絶対に観たい。多分あるよね、、、?

また≠MEの来月発売のシングル「まほろばアスタリスク」の表題曲MVも公開された。まず衣装が好き。赤チェックと青ストライプの組み合わせってこんなに素敵なんだなって感じた。曲調もラブライブだったりアイマス的な爽やかアニメ系アイドルソングって感じで、これまでの≠MEにはない雰囲気になっている。また歌詞も切なくも前向きで健気な女子学生を上手く表していて、青春の代弁者ともいえる≠MEにぴったりだと感じた。特に2番Aメロの「好きって言ってたマンガを読んでもそれすら言えない弱気な星」という詞が学生の片想いを絶妙な描写で切り取っていて好き。また振り付けも全体的にかっこよくて意味がしっかりしてそうなので振り付けverのMVが公開されることも期待している。

そしてイコノイ周りでいうとイコノイフェスが開催されたのもビッグトピックスだろう。富士急ハイランド コニファーフォレストにて開催されたこのイベント、私もギリギリまで現地に行くかどうか悩んだが、コロナ感染リスク・行ったことのないキラキラアイドル現場へ1人で行くことへの不安・慢性的な金欠などといった理由から結局家で夜公演のみ配信を視聴した。結論としては現地に行かなかったことを深く後悔している。あんなイベント2度と観れないだろうし間違いなく伝説のイベントとなっただろう。

伝説ポイントその1はまずそのセットリストだろう。本当にオタクの妄想を詰め込んだようなセトリでメンバーの負担がヤバそうだったがオタクからしたら大歓喜って感じだった。中でも圧巻だったのはP.I.C.だろう。イコラブ単体でのダンストラックからのP.I.C.カバーで普通にテンションが上がっているところに2番から圧倒的強キャラ感を纏った本家ノイミーが上段から現れる演出、流石に震えた。オリジナルのWセンターの冨田さん、蟹沢さんももちろんかっこいいのだが、イコラブ版のWセンター野口さん、諸橋さんも似合いすぎていた。最後の「やっと掴んだこの地図は」からその4人で回していくところは全員完璧なパフォーマンスで最高だった。あとラスサビで23人が行進しながらセンターステージに向かう演出を考えた人は天才だと思う。

伝説ポイントその2は天候だろう。野外イベントで雨が降るともちろんアーティスト側の負担は図り知れないし現場に行ったファンも大変だったと思うが、雨の中歌って踊るアイドルというのはどうしても画になる。「まほろばアスタリスク」前の冨田さんの「雨に負けてませんよね!」がかっこよすぎて惚れた。また途中でシャボン玉が放出される演出があったのだが、それと雨が組み合わさって幻想的な空間となり、カメコさんの写真が天才になっていた。途中ステージが濡れすぎててメンバーが滑ったり転んだりしないかすごく不安だったがみんな無事に終わって良かった。また悪天候の中本編ラストの「夏祭り恋慕う」で花火を打ち上げてくれたのは本当にスタッフさんすごいなと思った。

伝説ポイントその3はノイミーの新曲「ワタシアクセント」の初披露だろう。まほろばアスタリスクのカップリングとなるこの曲だが、「Who's the center?」の煽りVからの曲スタート、そしてセンター永田詩央里さんがバッと振り返った瞬間、私は現場に行かなかったことを後悔した。noteで以前に書いたかどうかは覚えていないのだが、私は永田さんを推している。

(ここでは「推し」という言葉を、そのグループの中で特に目で追ってしまうメンバー、つい目が離せなくなってしまうメンバー、というように定義する。もともとこの言葉はあまり好きではなく、基本的にアイドルさんを好きになるときはグループまるごと好きになるのだがこの定義のように使うと都合が良いことに気が付いた。)

永田さんの初のセンター曲となったこの「ワタシアクセント」はどこか懐かしい雰囲気を孕んだ曲調のバキバキのダンスミュージックだ。永田さんのかっこいいダンスがセンターとして存分に生かされる1曲になっていた。また曲調はなぜか古き良き日本のアイドル曲っぽさを感じると思って他の人の感想を観ていたら、ハロプロっぽいと書いている人を見かけてなるほどと腑に落ちた。自分はハロプロはほとんど聞いてきていないので正直よくわからないのだが、確かに言われてみるとハロプロの良さを取り入れているような感じがする。配信だとそのダンスの全貌を捉えることは難しかったので、またMVの公開を楽しみにしたい。またこの曲は歌割が「永田さん+誰か」となっているユニゾンパートが多いのが特徴的な気がする。音源だとどうなっているのかしっかり確認したいのでCDの発売が待ち遠しい。

永田さんがイコノイフェス後のSHOWROOMで、「他のメンバーがすごくかっこいいから私もセンターとして頑張れる」といったようなことを話していた(記憶が曖昧で申し訳ないが確かこういった趣旨の話をしていたはず)。確かに間奏でのソロダンスパートや歌のソロパート等、永田さん以外のメンバーがめちゃくちゃかっこよく映る部分が多い楽曲なのだが、配信で観た限りそれらかっこいいメンバーを仕切り支配する、猛獣使いのような役割を永田さんが担っているように見えた。アイドルグループにおけるセンターの在り方はいろいろあって私もまだまだ勉強中なのだが、この楽曲における永田さんは中央で圧倒的なオーラとダンスで全員を黙らせることのできる説得力を持ったセンターとして輝いていた(言葉が雑で申し訳ないが)。ほんとうに偉いねぇといった気持ちだ。

またアンコールでは=LOVE、≠MEに続く指原莉乃氏プロデュースの第3のグループの始動も発表された。やはりアイドルオタクというものは安定・不変を好む生き物であるからこういった変化にはやはり抵抗感を感じる人も多いようだったし、2年前のノイミー結成時のイコラブのファンの中でもそういう人が多かったようだ。また新グループの結成でファンが流れてしまうのではないかとメンバーが不安に感じてしまうというのも難しく、メンタルも心配になってしまうところだ。しかし指原氏のツイートにもあった通り、「なるべく長くみんなにアイドルでいてほしいから」というのが全てなのだろう。きっと我々オタクの考えなど及ばない次元で運営のスタッフさんたちはいろいろなことを考えてくれていて、よりよくするための今回の決断なのだろう(というかそうだと信じるよりほかに我々にできることはないのだ)。それに楽観的に考えるならば、2年前にノイミーができたおかげで今回のイコノイフェスが最高のイベントとなったのだから、また新グループの結成により刺激しあって成長してより良いアイドル軍団になってくれたらいいなと思う。

最後のトピックとして、「イコノイ、どーですか?」全24回の放送が終了した。ニューヨークきっかけでこの番組を見始めてイコノイを好きになった私にとってこの番組の終了は非常にきつく、いまだにロスの真っただ中である。先日公式本が発売されたのが唯一の救いだ。なんとしてでもシーズン2をやってほしいし、何らかの別媒体でもニューヨークとイコノイの共演を観たいものだ。ラヴィット木曜日かニューヨークジャックあたりが良いのではと思うがどーですか?(最近Abemaで始まったニューヨーク恋愛市場もめちゃくちゃ面白いがイコノイにはちょっと過激すぎるので、、、)


久しぶりの更新をしたらかなり長く内容もばらばらになってしまった。これから就活や研究もまた忙しくなるのでもしかしたらまた更新が難しくなるかもしれないが、これ以上頻度が落ちないようにしたいものだ。

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