車いすを紹介します 【03】
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車いすにはいくつか種類があります。
病院や施設で見かけるスタンダードタイプ、
電動車椅子、簡易型電動車椅子、
リクライニングできるタイプ、自走式タイプ、
スポーツタイプ、シルバーカーも車いすの一種と考えられます。
有名な車いすメーカーは?
これくらいの車いすが日常見かけるメーカーだと思います。
自分の車いすについて
僕の車いすは自走式と呼ばれるタイプで、
自分で車いすをこいで動かすタイプです。
背中に手すりが付いていて、
急な坂道や段差を介助して押してもらうことも可能です。
メーカー:OX(オーエックス)エンジニアリング社
モデル :SX
カラー :赤系×パールホワイト(1号)、青系×パールホワイト(2号)
オプションアクセサリー:
スーツガード、フレームカバー、アンダーネット、
ボトルホルダー、ホイール
金額はノーマル仕様でおよそ25万円から30万円。
オプションを入れると50万円近くかかりました。
自治体の福祉課で補助具費を支給してもらえるますが、
自走式車いすの場合、個人の日常の使用方法によって
ほぼオプションが必要になりますので、自己負担は
ある程度覚悟しておいた方が良いと思います。
パンクや雨でびしょ濡れで乾かないなど不便があり、
現在はスペアー用として2台の車いすを使用しています。
1号は2013年に2号は2018年に購入しました。
ちなみに、2台目の補助具費の支給はありません。
右背後のポケットが便利です。
障害者手帳や鍵などを入れられます。
車いすをこぐときに持つ「ハンドリム」。
道路の縁石や小石、入口などにこすれて、
傷だらけになります。
アンダーネットです。
両手で車いすをこぐので、買い物袋を渡されても持てません。
買物したものを入れたり、ちょっとした荷物が入ります。
これはかなりおススメです。
ボトルホルダーです。
500mlのペットボトルが入ります。
ボトルホルダー別バージョンです。
アンダーネットには外出時に使用する導尿用具が
一式入っています。
前のボトルホルダーは、観光やテーマパークなどで
パンフレットなどを入れておく時に便利です。
幅は約40cmくらいに折りたためます。
全長は約80cmくらいになります。
簡単に大車輪を外すことが出来ます。
車に積むときなど大車輪を外す方も多いです。
車いすに敷いて座るクッションです。
これは必需品です。
お尻の感覚が無いので固いところに座ると
血行不良を起こし褥瘡という皮膚が
壊死した状態になってしまいます。
カバーだけ取り外して洗濯が出来ます。
僕は8×8セル(38cm×38cm)ハイタイプを使用しています。
空気を入れて、一つ一つの風船の空気量が圧力によって、
個々に代わるような構造になっています。
これを使用することで長時間車いすに座っていることが可能になります。
ちなみにロホクッションは8万円くらいします。
いかがでしたでしょうか。
脊髄損傷Th10-11で自走式車いすで生活している
個人的な車いすの一例でした。
車いすで生活する人にとって車いすは
脚の代わりであり移動手段でありカラダの一部です。
だれかの「おさがり」で代用するわけにはいきません。
障害や生活のスタイルに合わせて自分に合った車いすを
オーダーメイドで作ることが大切です。
医師、車いすメーカー、理学療法士、装具士など
相談して決めることが大切だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご意見、ご質問はコメントにどうぞ。
これからもよろしくお願いします。
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