手段が目的化しないコツと「マーライオン問題」
こんにちは!
みなさん、もうティアキンって完走しましたでしょうか。
ティアキンとは、ゼルダシリーズの1つで、オープンワールドゲームです。やり込める要素がたくさんあっておもしろいですよ~!
僕は、地底探索してたらちょっと疲れちゃって、4ヶ月くらい放置してます。ゲルド地方にも行ってないです、、、
最初はストーリーちゃんと進めるつもりだったんですけどね。気づいたら「もういいやー」ってなってました。
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こういう、手段が目的化することってありますよね。
ゲームならプロセスを楽しむものなのでいいのですが、仕事だと成果も出ないし頑張ってやったのに評価もされないので辛いです。
もちろん僕もそういう失敗はしたことがあります。しかも「ちゃんと思考する」みたいなよくわかんない振り返りしかできなかったので、何度か繰り返して疲弊していた時期がありました。
いろいろ試行錯誤した結果、「PJT設計を(一部)諦める」というのが解だと思ったので、今日はそれについてまとめようと思います。
手段が目的化するときって、こんな感じ
僕の失敗するパターンってこんな感じです。
「こういう施策良さそう!」と思ってはじめる
着手してみたら、思うとおりにいかない部分が出てくる
色んな先輩がくれたアドバイスを取り入れる
施策の準備を進めると、リソースの兼ね合いで変更を余儀なくされる
とりあえずやったが、成果は出ないし、振り返りもイマイチ
評価面談で、上司に「え、何のためにやってたのこれ?」と言われる
↑あるあるじゃないですか?
僕、10回くらいはやっている気がしますし、周囲でもよく見ます。
問題は盛りすぎ、じゃあ解決策は?
問題は色んなアドバイスを取り込んでしまうこと。つまり、「盛りすぎ」です。
本来は、目的と手段(施策)って連動していないといけないのに、
何となく雰囲気でよさそうなものを取り入れた結果、連動が弱くなり、本人ですら目的を見失って何をしているかわからなくなっているんでしょう。
カッコいい動物が何かを決めようとしたときに、「たてがみいいな!」
「デカいほうがカッコいいでしょ」「あ、海でも活躍できるといいよね」ってなって、存在しないマーライオンが答えになるようなものです。
じゃあ、解決策はどうすべきでしょうか?
施策の目的をちゃんと考えます!
因果関係をしっかり整理し、思考しきります!
自分で一次情報を集めます!
周囲に踊らされないように、自分に自信を持ちます!
それっぽいものは、色々出てくるんです。
でも僕は何度も繰り返してしまいました。芯を食った振り返りができてなかったんです。
で、今の僕としての答えは、
「情報は色々集めるけど、PJT設計として一度に実行するのは諦める」です。
一度に実行するのは諦め、ステップを作る
情報は色々あったほうがいい
先ほども言いましたが、「盛りすぎ」が今回の問題です。
じゃあ情報を取り入れないほうがいいの?と言われるとそれは違いますよね。
いい施策を考えるためには、様々な観点での検討が必要です。そのために情報は欠かせません。
カッコいい動物を決めるときにも、色んな観点を出したほうが多角的なカッコよさを加味して結論を出せますよね。
無理なことするからおかしなことになる
集めた情報すべてを使って、一度に答えを出そうとするからおかしなことになるのです。「無理なこと」するから、手段が目的化するんですよ。
この世には上手い方法があるんじゃないか?とか、やれば答えは出るんじゃないか?とか思っていませんか。
そんなことないです。魔法の杖なんてないんです。
マーライオンのようなキメラは、実在しないのです。
順番に情報を処理すればいいだけ
一度に答えを出すのが無理なのであれば、ステップに区切って、順番に対処していけばいいだけです。
カッコいい動物だって、順番に検討していけばちゃんと存在する動物になるはずですね。
PJT設計を怠ると、浪費になる
というわけで、手段が目的化しないPJT設計のコツは、「PJT設計を(一部)諦める」です。
わかりやすさのために説明を省きましたが、一度で検証する方法があるのであればそっちのほうが楽なので、一回は考えてみても良いと思います。
また、実際にステップに分けようとすると、ステップの区切り方や順序で苦戦するします。これらはまたの機会にまとめようかな~。
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PJT設計を怠ると、お金も時間もムダ、浪費になるんですよね。
ムダになるだけならまだしも、間違った学習が個人や組織に働くと、もう本当に最悪です。
たしかに考えることって疲れるしハードなのですが、そこから逃げないことは、自分を成長させてくれると思いますよ。
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