楽しめない君が問題だ

教育は楽しい!かっこいい!をうたうイベントに参加しました。

印象に残ったのはタイトルにも書いた、「楽しめない君が問題だ」ということばです。これは正頭英和先生のエデュテイメントの講義中の言葉でした。
最近の子どもたちは「TikTok世代」と呼ばれるそうで、短い時間で結論を求めてしまうことが多く、待てない子どもたちが増えているのだそうです。
たしかに最近のYouTube shortも1分程度でおもしろいものが増えてきたし、3分の動画でも長く感じてしまうことがあります。
待てないからこそ、「楽しい」かどうかを判断することも一瞬なのだそうです。でも、世の中にある大抵のことは誰かしらが楽しいと思っているからこそ残っています。だからこそ、教育者は「楽しい」をそう簡単に否定してはいけないし、否定しようという行為をとめる(止める/留める)必要があります。
そこで登場するのが「楽しめない君が問題だ」という言葉です。楽しむ背景を知らなければならないし、その人の楽しいを否定してはいけないのです。

これって、おとなたちにも十分にあてはまる言葉なのではないかなあと感じました。
おとなだって、
人の趣味を否定することだってあるし、
愛想笑いでごまかすこともある。

わたしは教育者ではないので、この考えを誰かに伝えることはできないけれど、心に留めて、また日々がんばろうと思いました。


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