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天皇賞・秋 【全頭考察】

Twitterにてツイートしてましたが長くなってしまい文字数制限で読みずらかったのでnoteでまとめて見ました

想定1番人気
イクイノックス

昨年覇者でレーティング世界1位
昨年は3歳馬でまだ成長途上も大逃げで粘るパンサラッサを実質スローペースの10番手から上がり32.7を使い差しきり勝ち圧巻の内容で東京コース実績もありここでは連を外すイメージはない

今年は昨年のこともありスローにはならずミドルでジャックドールが逃げそう
ただ枠次第では先行策も考えられ、差し一辺倒ではない強みやいつも展開が向く様な脚質で走れる万能性と馬場展開読みに優れたルメール騎手を備えている

余程の不利や包まれる展開にならなければ舞台適正や能力比較を考えれば勝率は99%
ただ1%は負ける
不安要素としては
・前走無理をした目に見えない反動
舞台適正合わない馬場や暑い夏、環境合わない栗東滞在と結構無理をしたイメージ
しかし海外経験もあり調整見ても問題無さそうではある
・仕上げ度合い
休み明けも苦にしないが絶対に勝ちたいのは賞金ボーナスのあるJC 余裕ある仕上げで大怪獣バトルを制する事ができるか
・持続力戦で11秒台が続くラップ
ジャックドールが中緩みしないラップで進めた場合脚が溜まるのか、このようなラップの経験はなくそうなった場合のパフォーマンスはやってみないことには分からない

本命は変わらないが頭固定かオッズ妙味あ差し損ねた2着固定を買うか
当日まで熟考したい

想定2番人気
プログノーシス

国内G1初挑戦
前走札幌記念は雨で特殊な馬場ではあったが後方から位置取り上げて行きダノンベルーガ、ジャックドールを大きく離して上がり最速圧勝
過去9戦で上がり最速8回2位が1回と後方から上がりを使えるように思える

前走の内容や上がり上位データ〇、川田騎手騎乗時6-0-0-0ということもあり現状想定2番人気
ただ上位人気にしては不安要素が多い印象でイクイノックスを逆転できるか軸向きかと言われると微妙
不安要素
・初東京
上がり最速を使って直線の短い阪神での内容で長く速い脚というよりは一瞬の切れ味タイプに感じ直線の長い持続的な脚には疑問
・高速決着
前走のパフォーマンス見るとタフ馬場が向くイメージで毎年1分57分台決着の時計勝負でどうか
・出遅れ
高速決着が想定される為出遅れは致命的でスタート課題、いくら上がりを使えたとしても後方では届かない流れが速い中で位置取りが取れるか

まだG1常連組との対戦がなく能力比較は出来ないがG1馬がいる中で2番人気は過剰気味に写り個人的には舞台適正やオッズ妙味を考えれば切り候補の1頭
当日オッズでは3番人気かもしれないが思い切って買わない選択をするかもしれない

想定3番人気
ドウデュース

約8ヶ月ぶりレースのイクイノックスに先着したダービー馬
前走ドバイは跛行の診断で現地で出走できず、ステップレースの京都記念ではメンバーが弱かったがスローを捲っていき斤量差を感じさせず圧勝
回転の速い走り方で小回りコースの方が向く印象も東京の広いコースでも実績あり溜めた脚を繰り出すギアチェンジは〇上がり勝負も得意分野

舞台適正も悪くなくこなせる範囲でマイルG1でも勝利しており時計勝負も〇イクイノックスに土を付けてる点も好材料、上がり脚もある
不安要素
・空いた実践感覚
やはり8ヶ月ぶりというのは不安でスタートや追走力に影響はある。スタートで後手を踏みミドルでの追走に苦労し後方では届かない可能性
・後方脚質
少頭数で包まれることや前が壁は少ないかもしれずギアチェンジが得意ではあるが高速決着の後方では届かない可能性と後ろからイクイノックスを交わせるか

どちらかと言うと有馬記念がベスト舞台に感じるがいきなり好走してもおかしくなくイクイノックスとの対決を楽しみに待ちたい

想定4番人気
ダノンベルーガ

昨年3着馬 前走札幌記念4着から参戦
幼少期から左右のトモのバランスが悪く右回りには不安がと堀調教師のコメントがあったが馬が成長しトモのバランスが良くなってきて、前走札幌記念でも不利ありながら4着と成長を見せた
コーナーが少なく緩やかなこの舞台は合う印象で昨年あまり伸びない内から上がり2位で3着上がりを出せる面もプラス要素
不安要素
・堀調教師の弱気コメント
正直な人柄だけにコメントが弱気なのは気になる、ただ去年も弱気コメントで3着と当てにならない可能性も
・ペース面
ミドルペース以上の経験が乏しく圧倒的な逃げ馬がいるレース展開でどの程度の追走や上がりを使えるかが未知数
過去8戦で掲示板を外していなく相手やコース関係なくある程度自分の能力を出せる面も高評価しており今回もイクイノックスとの格付けは済んでいて勝つまではいかなくても2.3着は有り得そうで強い印を付けるかもしれない

想定5番人気
ジャスティンパレス

天皇賞・春勝ち馬 宝塚記念3着から参戦
天皇賞・春では中団から位置を上げて行き下り坂で加速し直線で突き抜けて勝利、宝塚記念ではペースが速く後方からも4角大外回してイクイノックスとスルーセブンシーズには切れ負けするも3着と健闘
ディープ産駒ではあるが上がり勝負が得意というよりは持続的な脚を使うタイプ、緩まない瞬発力比べにならない展開は歓迎、東京コースは微妙
不安要素
・関東圏
馬柱みても大敗してるレースは輸送のある関東圏のみと輸送のある今回は気になるポイント
・位置取り
近走はテンがあまり速くなく位置取り後ろになると上がり面では他の上位馬に比べると見劣る為後方では厳しい
・テン乗り横山武
直近あまり調子悪そうな武史騎手は不安
近走の充実ぶりを見れば買える要素はあるが関東圏・乗り替わり・上がり面を考えると重い印は打ちにくい印象で印を絞りたいので切るか抑えまでの評価

想定6番人気
ジャックドール

大阪杯勝ち馬 札幌記念6着から参戦
大阪杯では逃げを譲らず前半58.9から緩まぬペースでハナ差逃げ切り勝ち、札幌記念では逃げ馬揃い控える競馬でタフ馬場と叩き仕上げもあり国内では初めて掲示板外
昨年は大逃げを見届けスローで控え瞬発力比べで4着止まり、やはり瞬発力比べでは難しく逃げる競馬がベスト今回はノースブリッジ次第で楽逃げで展開利も
不安要素
・藤岡佑介騎手戻り
やはりこの人気は武豊騎手からの乗り替わりもある、1年ぶりの戻りでG1の舞台となると役不足感は否めない。昨年のような競馬はさけてほしい
・逃げ馬不振
昨年のパンサラッサは2着健闘も大逃げでのもの、逃げ馬0-1-2-7勝ち切るのは厳しいか
ストライドの大きな走りで左回りの2000mはベスト舞台、モーリス産駒で充実期を迎えて前走叩いた+逃げれそうなメンバー構成馬の能力さえ出せれば大阪杯以上のパフォーマンスが望める舞台緩まないラップで脚を溜めさせないのが理想
今回は強く狙ってみたい1頭

想定7番人気
ガイヤフォース
前走オールカマー5着から参戦
前走はやはり距離が長かった、前前走は一流マイラー相手に4着と健闘
ベストは1800mと感じる坂の無いコースなら2000mはこなせそうだが東京2000mはギリギリか
そのギリギリで格上相手でどうかというのもあり今回は見送る予定

想定8番人気
ノースブリッジ
昨年の天皇賞・秋をスローの2.3番手で瞬発力比べで全く相手にならなかった得意の形ではなかったとはいえ今回も流石に難しい
怖いのがイン付きの岩田騎手のみ変なことしない事を祈る ジャックに絡んで乱ペースなど

想定9番人気
アドマイヤハダル
前走毎日王冠4着からの参戦
ソングラインやシュネルマイスターがスムーズでなかったとはいえ上がり最速の脚を使えたのは狙える要素のひとつ
白富士Sや中山記念でパンサラッサ、ジャックのペースでの好走しており今回は唯一買い要素のある人気薄ではある
来ても3着だとは思うがイクイノックスとのワイドというのも面白い枠や調教次第で一考

想定9番人気
ヒシイグアス
前走札幌記念5着からの参戦
一昨年の天皇賞・秋5着馬で舞台適正は悪くない
使い減りしていない7歳馬ではあるがさすがにピークアウト感あり、この一流馬の時計勝負では分が悪い
今回は買わない1頭 7歳馬0-0-0-22

想定10番人気
エヒト
前走オールカマー11着からの参戦
G2やG3が主戦場で小倉や阪神競馬場で好成績を残しており、小回りや上がりが掛かる馬場を得意にしている印象で今回はさすがに相手関係が厳しい

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