幸せだと思い込むために「有難う」を連呼する
彼女の誕生日は、サブスク登録させるためのエサ(プレゼント)を買い、クレーンゲーム&コンビニでクジ、んでスタバで休憩と。なんだかお祭りのようなラインナップ。
以前の誕生日ならたくさんの人から祝福され、たくさんの花束をもらい、高級ディナーをVIP待遇で堪能してた。そんな彼女がちゃちい現代版お祭りのような誕生日で、本当に満足できているのだろうか。
全て駅前で賄ったのは昼間に運転するのが怖かったのか、はたまた目立つのが嫌なのか。まぁ、他人に何と言われようと、2人のペースで2人だけの世界を楽しんだらいい。駅前お祭りでwww
個人的に誕生日なんて、彼女と一緒に料理して一緒にケーキ食べて、一緒に寝るだけで満足できる。それは大勢の人に祝福された経験や、VIP待遇でディナーしたことがないからかもしれない。
幸福感というのは、「差」でしか感じられない気温のようなもの。過去との差、他人との差、外国との差、、、etc。以前よりもチンケで他人よりもショボい今の誕生日に、彼女が満足できるはずがない。
そんな思いを払拭するためにインスタに「にこにこ☺︎時間を過ごせました😃」とあえて書き記し、「有難う御座います」を連呼している。それを悲しい表情でタップしると思えば、こちらまで悲しくなってくる。
転落人生ゲームとはそういうことだ。最高を知ってしまってるがゆえに、ささやかな幸せを感じることができない。彼女のように心が貧相で、表面的・物質的な幸せしか感じられない人はなおさら。
彼女は一生、幸せを感じることができない。どれだけ感謝の言葉を記そうとも、自分の心に嘘はつけない。心の穴は埋められない。
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