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境界性人格障がいの役柄を見てマヤさんが思い浮かぶ


伊坂幸太郎さんの小説が原作ということで興味を引いた、ブラッド・ピット主演の『ブレットトレイン』という映画を観た。ついこの前、宣伝で日本に来てたと思ったら、すでにAmazonプライムで観られるとは。良いやら悪いやら。



人がバンバン殺されるアクションコメディで、日本の描写は中途半端だけどスピーディーで面白かった。その中にプリンスという可愛らしい女の子の殺し屋が出てくる。



プリンスはマフィアのドンの娘。兄を贔屓して自分をないがしろにした親を怨み、ついには暗殺を企てる。血の繋がった兄を自分の手で殺し、嘘と演技で他の殺し屋を操り、舞台となる列車の中で暗躍するという役柄。セリフが印象的だった。

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「みんな私をただの若い女と思う。誰かの未来の妻か、未来の母。でも他人の人生の脇役はイヤ。あんたたちが私の脇役」

「私のために奴を殺して」

「何も与えられず自力で努力し、こうして今の私になった。」

「私にこそ目をかけるべき。私はバカ息子より父さんに似てる。」
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ずっと「マヤさんみたいな女性だなー」と思いながら観ていた。自己中心的な思考から、自分の手を汚さずに計画を遂行する卑怯さとか、自己陶酔にまみれたセリフまで。映画の終盤、主演のブラピがプリンスに言葉を投げかける。


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「この自己陶酔ぶり、治せない、イカれた一家だ。『境界性人格障がいの生き方』ぜひ読むといいよ」

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僕の思いをプラピが代弁してくれた。プリンスはまさに境界性人格障がい。精神疾患が周知されてるアメリカ人らしいセリフだけど、原作にもこのセリフがあるのか?きっとプラピはマヤさんにも同じアドバイスをしてくれることだろう。

僕はマヤさんが発達障害、双極性障害、境界性人格障がいだということに疑いがない。

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