人間と動物

クマ被害のニュースはもうええって。今年は特に増えてるとは言え、毎年のことだから自治体が真摯に取り組んでる。部外者が気を揉む必要はない。

クマ被害の統計データ


わざわざニュースにするからアホなクレームが増えるんだけど、「武器を使うのは卑怯、素手で対応しろ」というコメントには笑わせてもらった。

なんでだよwww
もうコントじゃんwww
無知な連中は安全圏から素っ頓狂なことを言うものだが、これだけは知っておかなければならない。

現代人が都市部で安全に暮らせるのは、先人たちがヒグマ・ヒョウ・オオカミなどを駆逐してくれたおかげ。

かつて本州にもヒグマはいたが、人身被害が多すぎて駆逐した。食用としての需要もあった。明治時代には大規模なオオカミ駆逐作戦が敢行され、報奨金まで出された。

そういう残虐な殺戮行為によって現代人の安全が確保されてる。そんな歴史を知っていれば、クマ被害に怯える地域の自治体にクレームの電話入れるのが、どれだけ滑稽なことか分かる。

全世界に犬は5億匹、猫は4億匹いる。日本で飼われているのは犬710万頭、猫894万頭。近年、猫の飼育数が犬を上回ったのは、貧困が主な原因だと思われる。犬の飼育は猫の2倍も費用が掛かる。

近年は犬猫に限らず過度に動物を可愛がりすぎて、様々な不具合が生じているように思える。

  • 都市部の鳥獣被害(フンとか)

  • クジラが増えたことによる小魚の減少(魚の価格高騰)やアニサキス被害(アニサキスの最終宿主はクジラ)

  • 都市部のネズミ大繁殖

  • シカによる農作物被害

  • クマによる人身被害

クマを可哀想と感じるのは、クマのプーさんの影響もあるのだろうか。ならネズミが増えたのはミッキーマウスの影響かwwwだとしたらディズニーって本当に罪深い企業だ。

「増えた動物なんて適切に間引いて食べればいい」と考えてるけど、以前、食べたクマは美味しいとは思えなかった。弱肉強食の世界で敗れ、都市部に降りてきたやせ細ったクマなんか、美味しくないどころか肉もほとんど付いてない。

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