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最も苦しむのは加害者の家族?

何か事件が発生したとき、本当に苦しむのは被害者・加害者本人ではなく、その家族や関係者になるのかもしれない。

ネット社会。国民総パパラッチ。
加害者だけでなくその家族も晒されて誹謗中傷に遭い、実生活が送れなくなるほどの被害を被る。被害者家族すらも晒される。やってる方は正義の名の元に、言動は増々エスカレートしていく。

被害者家族が欲しいのは謝罪の弁や、やむにやまれぬ理由だったりする。しかし、被害者からは謝罪の弁はなく、深い理由もなしに息子を殺されたことに落胆する。そんな鬼畜が数年で出所することを知り、絶望は更に深まる。

悲しみを埋めるために、あるいは「せめて制裁を!」と賠償金や慰謝料を請求するが、そのほとんどは支払われていない現実。賠償金の支払いは10年で時効を迎えるのだが、時効を阻止するにはその度に裁判する必要がある。

慰謝料は支払われず、支払われない慰謝料のためにまた弁護士費用を支払う。遺族の悲しみや金銭的負担は永遠に消えない。慰謝料の裁判をすれば、「金儲けか?」となぜかまた誹謗中傷を受ける。血痕が付着した床すらリフォームできずそのまま。

なんという歪み。
加害者に優しく被害者に冷たい日本。
被害者とその家族は永遠に苦しむ。

外国人がこぞって日本に来て犯罪を犯すわけだ。よしんば捕まって刑務所に入れられても、本国での生活に比べればそこは天国。仲間もいる。国や法律を性善説で運用するにはそろそろ限界な気がする。

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