今日のIBD飯/蜂蜜療法はじめました

今日のIBD飯

※IBDは炎症性腸疾患の略で、症状が似ている潰瘍性大腸炎とクローン病をまとめて指したもの。僕は潰瘍性大腸炎の方。

 引っ越してからというものほとんど食事は固定で、朝は食パン2枚、昼は作り置きの冷凍野菜炒め弁当、夜は雑炊という生活をしている。今日も雑炊を食べる気でいたが、流石に飽きてきたし、3限が休講になって早く帰れたということもあって久しぶりに違うものを作った。

 メインはそぼろ卵餡かけ丼。具材は鶏ひき肉、玉ねぎ、じゃがいも、ほうれん草。
 副菜は最近ハマっている冷凍オクラの白和えを食べた。冷凍オクラを常温で解答しておいて豆腐と和えて好きな調味料でいただく。今日は胡麻ドレッシングをかけた。最近はノンオイルのドレッシングが充実しているから助かる。
 これにインスタントの味噌汁とたくわんを添えて一汁三菜。
 雑炊だって美味しいけれど、料理は手間をかけるだけ身体性が増すから気分が良いね。

 潰瘍性大腸炎でも美味い飯は食える。むしろ以前よりも食事に対する真剣さが増して、より味わって食べるようになった。
 IBD患者の主な食事制限の内容は、脂質✕、刺激物(香辛料、アルコール、カフェインなど)✕、食物繊維✕といった感じで、具体例を挙げればキリがないので省略するが、男子大学生が好む食べ物は大体食べられなくなる。

 食事制限が辛くないといえば嘘になるが、「真剣さが増した」というのは、以前好きだった中華料理や洋食など手軽で美味いジャンキーなものが食べられなくなり、代わりに和食の割合が増えたことで、繊細な素材の味を楽しめるようになったという具合だ。

 今は忙しいから毎晩雑炊ばかり食べている。それはそれで規律が整っていて良いし、日によって違う具材と味付けを楽しむことで身体性も発揮されている。しかしやはり、長期休みに入ったらもっと料理に時間を割いて、食事の楽しみを最大限享受したいものだ。

蜂蜜療法はじめました

 そろそろ冷やし中華が食卓に並びだす季節。冷やし中華は食べられる。炒り卵とタレの脂質が少し気になる程度。

 長いこと通院しているのに症状が良くならない人、一度は東洋医学や民間療法について調べたことがあるんじゃないかと思っている。
 私が蜂蜜療法を知ったきっかけは、カオス化したXにうんざりしてリア友3人のみをフォローして始めたスレッズ。
 
 先月の上旬ごろに漢方に興味を持ち、スレッズで漢方医のことをフォローしていたところ、スレッズのアルゴリズムでスピリチュアル系や民間療法系のトピックがタイムラインを侵食し始めた。

 私は精神疾患数種(躁鬱病、チック症、ADHD、不安障害)と身体の病気数種(潰瘍性大腸炎、逆流性食道炎、頚椎椎間板ヘルニア)が複合している。
 病変がある箇所に選択的に薬剤を投与する西洋医学よりも、身体の治癒力を使用して全体的に治していく東洋医学の方が魅力的に思えてしまうのはごく自然なことだと思う。

 可能なら漢方医と鍼灸師のところに行ってみたいと思って色々調べてみたのだが、ウェブサイトを見る限り学生の行ける金額ではなかった。もし障害年金の申請が通ったら、大阪に腕の良い漢方医がいるらしいのでそこに行ってみたいと思う。

 一か月ほど悶々としながら生活していたところ、目に飛び込んできたのが蜂蜜療法の情報である。
 細かいやり方は色々あるのだと思うが、端的に言えば、就寝前に大さじ2の蜂蜜を舐める、というのが蜂蜜療法らしい。
 就寝前というのがミソで、蜂蜜は血糖値を緩やかに上げる効果を持つために、血糖値スパイクを抑えつつ寝つきを良くしてくれるんだそう。
 その他、蜂蜜の抗菌作用やらフルクトースやらが上手いこと働き、なんだか身体がいい感じになるらしい。よく分かっていないです。
 
 漢方や鍼灸に行くと万を超えるお金が飛ぶが、蜂蜜なら一か月1000円程度で始められる。その上、効果が無かったとしても蜂蜜なら害はない。そう考えて蜂蜜療法を試してみることにした。

 やり方は簡単で、まずは蜂蜜を買ってくる。スーパーで1L1000円程度だったアルゼンチン産の生蜂蜜。本当は国産の有機栽培の「本物」のマヌカハニーじゃなきゃだめらしいけどそんなん買えないので安物で代用。
 私は朝と夜に摂ることにした。朝は焼いた食パンに蜂蜜をかけ、ハニートーストにして服用。夜はスプーンに蜂蜜を出してそのまま舐めて服用。

 これで3か月ほど試してみて調子が悪くなっていなければ蜂蜜を変えて継続、という形で考えている。これで躁鬱が治ったらヨシ。治らなかったら蜂蜜美味しかったねで終わる話だ。

 本も購入するつもりだ。こういうのはプラシーボを含めて効果があると思っているので、きちんと蜂蜜療法を信じられるような本が読みたい。
 Amazonの試し読みで適当に何冊か読んでみたけれど、エネルギーがどうたらとか農薬がどうたらとか胡散臭いものばかりだった。エビデンスを載せろとまでは言わないから、せめてスピの入っていない本を購入したいので、今度丸善に行って探してみようと思う。

※ちなみに私はスピリチュアル全般が嫌いなわけではない。一時期YouTubeで心霊系と都市伝説系しか観ない時期があったくらいにはオカルトが好きだし、「スピってる」と言われるような動画もよく視聴していた。しかしそういったオカルトジャンルの一つとしてのスピリチュアルと、生活の地続きとしてのスピリチュアルは、私の中では別個の物として捉えている。

 人間、切羽詰まっていると目の前にあるものを藁だと知っていても掴んでしまうものだ。私が掴んだ藁は沈むものか浮くものか、そもそも飽き性の私がその藁を掴んだままでいられるのか、定期的に記事にできたら嬉しい。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?