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#07 機関投資家を味方につける出来高分析【初級編】

出来高分析ができていれば...-騙しで300万円以上損失出てしまった話-

どうも!かずぽんです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
今回は「出来高」について解説します✨
出来高分析を少しでも早く知っておけば、何回騙しに合わずに済んだか…(T ^ T)

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※黄色○が出来高

出来高見ずして、相場は読めないと言っても過言ではありません‼︎

出来高無くして相場に挑むのは、航海図無しで船旅するようなもの🚢

大口の意図、歩みは全て出来高によってでしか知ることができません。

私はブレイク手でよく売買していましたが、騙しに引っかかりまくってました。(多分300万円以上ブレイク騙しで損失出してます)

100%騙されないというのは無理ですが、この出来高に注目をしてからはかなりの精度で見極められるようになってきました( ̄^ ̄)ゞキリッ✨

そんな出来高分析のテクニックをご紹介🥰

出来高分析は大きくわけて2種類-価格帯別出来高とは-

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出来高分析には大きく分けて2種類あって
❶出来高
❷価格帯別出来高
この2点をメインで使っていきます。

それぞれ見方が違うんですけど、まずは基本の❶出来高について

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※黄色丸が出来高

そろそろ出来高ってなに?ってひと用に

★出来高とは?
出来高とは期間中に成立した売買の数量のこと。出来高は価格に先行するといわれています


要するに、
出来高見ておけば大口資金の投資家達がどっちに向かおうとしているか足跡を辿れますよってはなし。

・出来高多い = 参加者たくさん
・出来高少ない = 参加者少ない

活況のパラメーターとしての役割を果たしています。

それと大口資金の見分け方の考え方として、
🅰️株価1,000円、出来高1,000枚
🅱️株価1,000円、出来高1,000,000枚
上記のようなパターンがあったとして、🅰️は1,000円 × 1,000枚 = 100万円と金額的に大口資金が入っているとは考えにくいです。

けれども、🅱️の場合は10億円の取引があったことになり大口が参入している可能性があります。

この出来高をもっと細かい時間足(1時間や4時間足など)で分析することでより精度が高く分析することが可能になってきます。

❷価格帯別出来高

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※右の横棒グラフが価格帯別出来高

価格帯別出来高って聞いた事もないって人もいるかもしれない。出来高との違いはざっくりこんな感じ

★出来高と価格帯別出来高の違い
出来高 = 期間中に成立した数量
価格帯別出来高 = 価格ごとに成立した数量

例えば日足のチャートで言うと、
・1日の売買量が出来高
・〇〇円価格での売買量が価格帯別出来高
になります。

この価格帯別出来高を見る理由としては、それぞれの価格水準での売買がどれくらいあったかわかるため、以上の勢いだけではなくて抵抗線・支持線を探すのに役立ちます。

基本的な見方としては下記の通り。

上に出来高が多い = 買いの出来高のほうが多い
下に出来高が多い = 売りの出来高のほうが多い

下記チャートのように出来高が多いところは抵抗線・支持線が形成されてレンジ相場になっています。

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そして上のほうに▢で囲んでいるところはかなり売買が少ない=買い手のしこり玉(含み損が出ているポジションのこと)がないので一辺倒に上がっています。

こんな感じで相場のヒントを得ることが可能です。

価格帯別出来高は証券会社で見れない場合があるので、無料で見れるサイトを参考に貼っておきます⏬

出来高の正しい見方 -ローソク足との組合せ-

まずは出来高とローソク足の基本的な関係性を説明します。

価格が大きく動く(=ローソク足が大きい)ときは、出来高も多くなるのが基本的な考え。

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値段を大きく動かすには、それなりのパワーが必要であり、それを表示しているのが出来高。

ここは重要なポイントなので繰り返しになりますが

★重要な原理
・値動きが大きい = 出来高多い
・値動きが小さい = 出来高少ない


と憶えてください。

❶相場転換のサインを出来高から予測する

相場が転換する時の車でイメージしてもらえるとわかりやすくて、

例えば、車で坂道を登っているところを想像してみてほしい。

※イメージ図

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車が坂道を登っていくにつれて、エネルギーの使用量も上がっていきます。

しかし、坂道がドンドン急になるほどエネルギー使用量に対して進むスピードが遅くなり、やがてエネルギーを使い果たし落ちていってしまうのです。

これ、値動きでも同じことが言えます😳

上昇の始めは出来高が増え始め、ローソク足も大きくなっていきます。

しかし、徐々に出来高(パワー)は減少していきます。

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この時はいわゆる坂道のかなり上の方に来てしまっているため、一旦反転する可能性が高まってきます。

※補足(仮定 : 上昇)
出来高が多いのに、ローソク足が小さいということが稀にあります。逆にローソク足が大きいのに出来高が少ないということもあります。この時は反対の意味合いになります。

❷ブレイク時に出来高を見て騙しを回避
ブレイクした時にエントリーする場合は、この出来高に注目してください。
抵抗線が強い程、ブレイクする時には大きな力が必要になります。

即ち本当にトレンドが発生する時は、出来高がかなり多くなるはずなんです。

しかし、実際は70%近くは出来高が少ない「騙しのブレイク」です。

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※ブレイク騙しのイメージ

このブレイク騙しは、初心者が一番陥りやすい罠。

私も散々やられました(;ω;)
出来高だけで100%騙しに合わないとはいきませんが、かなり高い確率で騙しを回避することができます✨

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※理想的な出来高を伴ったブレイク

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※典型的なブレイクダマシ

ブレイク騙しはこのように、出来高を伴わないブレイクの場合がほとんどです。

しかし、ブレイクアウト騙しは逆行する強力なパターンでもあることを覚えておきましょう✨

上記のように、ブレイク騙し後に買いをいれていくという手法はかなり勝率高いです。

より精度を上げたい方はこのブレイク威力の測定式を見てください❗️
ブレイクを狙う時は必ず出来高も一緒に見るようにしましょう👀

それでは、また別の記事で会いましょう(=゚ω゚)ノ


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