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#04FXトレード 時間帯と構造について

「何を」買うかよりも「いつ」買うかのほうが重要である

★この記事のポイント
・日本時間のポイントは9時55分にあった
・【時間帯別】オススメ通貨ペア
・チャンスと危険な時間帯

FXの時間帯-儲かる時間と損する時間-

こんにちは。かずです(=゚ω゚)ノ
さっそくですが、FXは平日24時間稼働してますが時間帯によってクセが違ってきます。

この取引時間というものは思っている以上に重要です。
儲かりやすい「チャンス」の時間帯と、往復ビンタを食らいやすい「危険」な時間帯というものが存在します。

結論から言うと、ボラティリティが高く需給がしっかりしている時ほど、トレードとしてはチャンスが広がっています。

★ボラティリティとは
値動きの幅のこと。
1日10円と100円の値動きどちらがチャンスですか?
もちろん100円幅のほうがチャンスです。

実は、このボラティリティと時間帯は密接な関係性があるのですが、知らないひともけっこう多いんですよね。

知っているだけで
この時間帯は避けたほうが良いなとか
ボラ少ないからエントリー控えておこうとか

無駄なENTRY防止にも繋がります。

初心者は必ず陥るとポジポジ病の予防にもなるかと
※ポジションをとらずにはいられない病的行動の事

そんな重要な時間帯とFXにおける通貨ペアについて解説していきます。

世界の取引量を把握する - FX市場の構造を理解する -

英国が圧倒的に首位であるFX市場。
次いで米国という順になっています。

この2つの共通ポイントは、日本時間の夕方~夜間帯であるという事です。

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通貨別でみると日本人おなじみのUSD/JPY(ドル円)は第2位です。
1~3位で全体の半分を占めているなんて驚きです。

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取引量が多い = 急激な値動きが少ない通貨となります。
もちろん"絶対"ではありませんが、流動性やボラティリティの観点から見ても、初心者はEUR/USDやUSD/JPYから手掛けるのがオススメです。

このようにおおまかでも、構造を知ることはすごく大切な事だと思います。

オセアニア時間-最初に始める市場-

■オセアニア時間
・ニュージーランド(ウェリントン)
・オーストラリア(シドニー)

世界の中で一番最初に動き始める市場には、
週末に起きた出来事の影響を一番最初に受けるという性質をもっています。

なので、特に月曜日はギャップ(窓)が発生しやすいのが特徴です。

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ニューヨーク・ロンドン市場が終わった後でもあるので、
・市場参加者が少ない
・取引量が少ない
ということがこの市場のポイントになります。

この月曜日のギャップ狙いの戦略はけっこう有効です。

日本時間 -輸出入企業の実需と仲値-

🇯🇵日本取引時間帯
9:00 ~ 15:00


この時間帯のメインはドル円とクロス円です。

特徴としては、
輸出入企業の実需の売買が多いため、
あまり大きく動かずレンジ相場になる傾向が多いです。

★クロス円とは?
米ドル以外の円通貨ペアのことで豪ドル/円とかポンド/円などをいいます

EUR/USDなどはロンドン市場やNY市場がメインのため、あまり大きく動かない傾向にあります。

★仲値(なかね)について
仲値とは金融機関が午前10時に窓口に公示するレートのことです。

刻一刻と動く為替レートを、取引のたびに銀行に問い合わせをしていては大変な為、その日の取引レートを決めておきます。

仲値で決定されたレートは、よほどの変動(1円が目安)がない限り変更されることはありません。

輸入業者などの決済に使用されることが多いのが特徴であるため、9時55分までは円安、それ以降は反転し円高になりやすい傾向もあります。

なぜこのようなことが起こるのかといいますと、銀行は有利なレートで取引がしたいため、それまでに安く円を仕入れておきたいと考えるからです。

★特に510日(ゴトー日)は決済が多いため、特に傾向が強まります。

欧州時間 - ロンドンは世界最大の市場-

海外は夏と冬で取引時間が変わります。

💶取引時間帯(日本時間表記)
夏)17時〜2時
冬)18時〜3時
■夏と冬の変更タイミング
・夏 3月第2日曜日〜
・冬 11月第1日曜日〜

欧州時間からは参加者が増えてきて、取引も活発になってきます。

主にユーロやポンドなどの欧州通貨が活発に取引され、値動きは特に大きくなります。 

★活発な通貨
・EUR系
・GBP系
・スイスフラン系 etc...


特に値動きが大きいなるタイミングが、取引開始時間帯とユーロ圏の経済指標が発表される時です📈

この2つのタイミングはトレンドが発生しやすくトレードが難しくなるため、初心者は避けるべき_:(´ཀ`」 ∠):

またトレンドが発生する時に一番危ない取引は「逆張り」になるので絶対しないように‼︎

米国時間-①第1金曜日は要注意🈲②参加者が一番多くなる時間帯(稼ぎ時)③金(GOLD)は深夜0時に注目

🇺🇸取引時間帯(日本時間表記)
夏)21時〜朝6時
冬)22時〜朝7時

この時間帯から米国の投資家も参加してくるため、ドル系の通貨(ドルストレート)が活発になってきます。

※ドルストレートとは?
・米ドルを軸に取引される通貨をストレート通貨と呼びます。例えば「米ドル円」、「豪ドル米ドル」「ユーロ米ドル」など。
これらをまとめて、ドルストレートと呼びます

★活発な通貨
・ドル系

①特にロンドンニューヨークが重なる21~2時頃は参加者が最も多くなる時間であり、取引も最高潮になるゴールデンタイムです🌊

毎月第1金曜日には⭐️世界で一番注目される経済指標⭐️米国雇用統計の発表があり、この日はドルがとてつもなく動きます。発表時のトレードは控えることをお勧めします。

③日本時間0時(冬時間は1時)はロンドンフィックスといい、東京でいう中値に相当する時間があり、この時間帯は特に値動きがあります。

またロンドンは金をはじめとした貴金属の現物取引の世界的中心地でもあり、金の現物取引(スポット取引)の値決めがあります。

なのでこの時間帯は思惑的な売り買いが交差するため、値動きが活発になります。



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