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【出産準備】買うべきもの・買ったら失敗するもの〜入院中ベビー用編〜

妊娠後期、出産準備グッズが多すぎるのに直面して、迷子になると思います。実際、私自身も本に書いてある物を全部購入して、失敗したー!ということも沢山ありました。
今日は出産準備の中でも、入院中のベビー用に購入するべき物と買ったら失敗するものを紹介します。

  1. 退院用のベビードレス(白) そんなん知ってるわ!!と思った方、要注意です。続きがありますよ!赤ちゃんが生まれてから、病院の産着ばかり着ていた赤ちゃんに初めて着せる服だからと、ネットであれこれ、可愛いデザインを探し、いい値段の服を探していませんか?退院時のベビードレスは西松屋の1000円服で十分です。 なぜかと言うと…、退院時に着るベビードレス、着るのは一瞬だからです。

 赤ちゃんが初めて病院から自宅に帰る日の朝、赤ちゃんは新生児室に集められ退院OKか確認するために最終の小児科医による診察があります。この診察を待っている間に、母は自身の退院支度と病院の会計をします。
 この時赤ちゃんはまだ病院の産着です。 診察の結果、黄疸や体重増加等の問題がなければ晴れて母子ともに退院となります。

 退院が決まると、ここからはとっても早いです。母は、赤ちゃんをベビードレスに着替えさせて、おくるみでくるんで、退院です。 はい、気づいた方いますか?ベビードレスを着た姿は数十秒〜数分母が見るだけ。すぐおくるみで隠れます。また、同じ日に退院する人は沢山いますので、ドラマで見るような、退院おめでとう!みたいな総出のお見送りもありません。担当の助産師が勤務中であれば、ナースステーション前まで送ってくれる程度です。

 帰宅後もベビードレスにはフリルやら飾りがついているので、すぐお着替えになります。というわけであまりにも活躍の機会がないので、高額なものを用意してもコスパ悪すぎます。違うところにお金を使いましょう。  
 また、このベビー服は、1ヶ月のお宮参り時に使用しますのでデザインは自由ですがにしましょう。この時もやはり着物の下にベビードレスは隠れるので、安いもので大丈夫です。ベビードレスの出番はこの2回のみで、すぐサイズアウトします。

2.おくるみ  
 退院時、ベビードレスの上からおくるみで赤ちゃんをくるんで退院となります。おくるみがあると首の座っていない新生児を抱っこしやすくなります。さて、このおくるみ、厚手のしっかりした形のものを買うと今後使い勝手が悪くコスパが悪くなります。退院後に、掛け布団として使用したり、今後ベビーカーやチャイルドシートに乗ったときのかけものとしても使えるように柔らかいブランケットタイプや、タオル生地、ガーゼタイプの物にしましょう。おくるみとしての製品ではなく、バスタオルでも大丈夫ですよ!
 個人的なおすすめとしては、ジェラートピケの正方形ブランケットが肌触りもよく温度調整に使い勝手がいいです。夏場は、ガーゼケットがあると、かけものだけでなくベビーカーの日除け等にも万能に使えてとても良いです。

3.ベビー肌着  こちらは、ユニクロ一択です。
 赤ちゃん用品店の肌着は沢山入って安いですが、洗濯するとびっくり!くしゃくしゃヨレヨレになります。ユニクロのベビー肌着は生地もしっかりしていて洗濯にも強く、ラベルも外に出てるので赤ちゃんにもママにも優しいです。

 長肌着・短肌着・コンビと色々あって迷うかと思いますが、産まれる時期が夏場の赤ちゃんは短肌着5.6枚、コンビ5・6枚、冬場の赤ちゃんはコンビ5・6枚と前開きのボディスーツ4・5着がおすすめです。  
 ちなみに長肌着と短肌着は、着物の様に前開きで重ね合わせる浴衣の様な肌着で、その名の通り足まである長いタイプが長肌着、上半身だけの短いタイプが短肌着です。また、コンビはこの前開きに加えて、股下にスナップボタンがついていてぱちぱち留められます。  長肌着・短肌着は足元が空いているのでおむつ替えはしやすいのですが、赤ちゃんは足をバタバタさせるので、新生児でも布団を蹴り飛ばします。そのときにコンビの様に股下パチパチがついていないと、服がめくれ上がってお腹まで出てしまいます。そのため個人的にはコンビがおすすめです。ただし、あかちゃんは体温調整が苦手なのでコンビの下に短肌着を重ねて体温を調整しましょう。

4.授乳ライト  
 赤ちゃんは入院中長くても夜間2〜3時間おきに起きます。入院中、大部屋の場合他の方が寝ているので部屋全体の電気はつけられず、ベッドサイドの電気も思ったより明るいので、周りにも気を使ったり、ママ自身も眩しく感じます。個室の場合もその度に部屋の電気を明るくしてしていたら、お母さんの再入眠も遅くなり体内リズムが崩れます。

 そこで活躍するのが授乳ライトです。この授乳ライトは、色々なタイプがありますが、簡単なタッチで明かりの段階を調整できるもの、また時間の表示があるものがおすすめです。退院後も枕元において夜間の授乳やおむつ替えの時に明かりとしても今何時か確認するのにも重宝するので、購入してぜひ病院に持参しましょう。

5.ベビー用ワセリンまたは、ベビー用保湿クリーム  
 新生児期、特に赤ちゃんの皮膚は弱く乾燥しやすいです。病院では、沐浴などの後に保湿クリームまでは塗ってもらえません。皮膚トラブルが発生してから初めて塗り薬処方となります。そのため、朝、新生児室での検温が終わって病室に赤ちゃんが戻って来たら持参したベビークリームまたは、ワセリンで保湿してあげましょう。どのメーカーのものでも大丈夫ですが、必ず赤ちゃん用の物を購入しましょう。
 医学的にも「乳児期からの保湿剤使用がアトピー性皮膚炎の発症予防になる」と証明されており、日本における周産期・小児医療を牽引している「国立成育医療研究センター」でも正式にプレスリリースされています。退院後も沐浴後しっかり保湿しましょう。

6.自家用車で帰宅する人はチャイルドシート  
 退院時に自家用車で帰宅する場合、新生児とはいえ抱っこしたまま乗車するのは道路交通法違反で、点数引かれます。6歳未満の子どものチャイルドシート着用は義務なので購入を済ませておきましょう。自家用車で移動する機会が多い人は、乗せおろしし易い回転式のチャイルドシートがおすすめです。
 里帰り出産等で使用頻度が低い人は、地域の交通安全協会にて無料でチャイルドシートがレンタルできます(長期も可能)。地域の交通協会によってはクリーニング代が必要になるところもあるので確認しましょう。また、予約が必要です。免許更新の際に案内される交通安全協会に入会している必要があります。こう聞くと面倒そうに感じますが、チャイルドシートが必要になってから、交通協会に行って加入することもできます。加入はとても簡単で、費用も1年につき300〜700円程度、脱退も可能です。帰省時のみ必要な方も、親御さんに加入してもらっていれば、便利です。

 また、タクシーの場合は道路交通法違反に該当しませんので、チャイルドシートは不要です。抱っこしたまま乗車して帰宅しましょう。
 新生児は、未熟で免疫力が低く、重症化もしやすいのでバスや電車等の多くの人が乗り合わせる公共交通機関での移動はあまりおすすめできません。移動手段がそれしかない人以外は、できるだけ避けましょう。
 
 この様に、同じ購入品リストでも、選択するものによって成功・失敗があります。先輩ママやママ友等からしか得られない情報が沢山あって私自身も困ることが多かったので、これが役にたったら嬉しいです。

出産準備のママ用購入品に関しては前回の記事を参照してください。


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