見出し画像

出産前に、じいじばぁばに知ってほしい!孫育てでしてほしいこと、今昔の違い

里帰り出産や、親に家に来てもらうのはとても心強く助かる反面、口出しを受けたり、昔の知識でアドバイスされたりとストレスとなる可能性もあります。

じいじばぁばにしても、良かれと思っての言動が裏目にでたら悲しいですよね。

そこで今日は、里帰りor産後の手伝いをする際やってほしいこと3点と、今昔の子育ての違い(新常識)4点をお伝えしたいと思います。

事前にじぃじばぁばにも伝えておくとお互いハッピーになれるでしょう。

まずは、産後サポートでやってほしいこと

  1. 産後の手伝いで一番助かるのは、孫の世話ではなく、新米親の身の回りの世話
     産後の育児手伝いとなると張り切って孫のお世話をしたくなると思いますが、一番助かるのは、新米ママ・パパの身の回りのお世話です。食事の準備や片付け、買い物や洗濯等、新米ママ・パパが慣れない育児に専念できるようにお世話してもらうことが孫のサポートにつながります。

  2. 育児を手伝うのは頼まれたこと
     育児に専念する環境を作ってもらっても、やはり新米ママとパパですから、助けてほしい育児もあります。ただし、あくまで自分たちで育児をできるようになるためのサポートですから、率先して「沐浴しよう!」「おむつ変えよう!」と代わりにやってしまうのではなく、沐浴時の支度や、かけゆの補助、着替えのサポート等頼まれたことをやり、新米パパママが主導となるようにサポートしましょう。

  3. ひとり時間を少し確保してくれたら最高のサポート
     育児は新米ママパパにと口を酸っぱく言いましたが、それでも慣れない育児で突然一人時間を失って睡眠不足かつストレスもたまります。そんな時、「子供をみてるから、ちょっと散歩してきたら?お茶してきたら?昼寝してきたら?」と一人時間や休息時間を確保してもらえたら、もう最高のサポートで涙ちょちょぎれます。この御恩一生忘れません。
     長い時間じゃなくてもいいので、少し身軽な自由時間を確保することが新米ママパパの心の余裕に繋がり、赤ちゃんに優しく接することができるサポートになります。

次に今昔で違う子育て新常識

  1. 抱きグセは存在しない。むしろ抱っこしましょう。
     昔は、泣いたときにすぐ抱っこすると抱き癖がつくから、少し泣かせておく等が常識でした。しかし、これらは全く根拠がないことがわかっています。  
     近年の研究で、抱き癖は存在せず、むしろ抱っこしたほうが赤ちゃんの幸せホルモンが増加、信頼感アップ愛着形成につながるとわかっています。なのでどんどん抱っこしてあげましょう
     とはいえ、ママたちもずっと抱っこできるわけではないですよね。家事の途中等泣いている時抱っこできなくても罪悪感を抱えなくて大丈夫。声掛けして、あとでゆっくり抱っこしてあげましょう。

  2. ベビーパウダーは使わない
     昔は風呂上がりに肌の刺激を防ぐとしてベビーパウダーをつけると良いとされていました。しかし近年では、ベビーパウダーが汗腺等の毛穴を塞ぎ湿疹などの皮膚トラブルを増長させるので使用を控えるようにいわれています。
     お風呂上がりには保湿ローションやクリームを塗って、しっかり保湿して肌のバリア力をあげることがアトピーや皮膚トラブルを防ぐことにつながります。

  3. 湯冷ましは飲ませない
     昔は、風呂上がりに水分補給のため湯冷ましを飲ませるとよいとされていました。しかし、近年では、母乳・ミルクで十分補水できており、同じ飲むなら水よりも栄養ある母乳・ミルクを飲ませるほうが良いとされています。

  4. うつぶせ寝はNG
     昔は、頭の形を整える等の目的で時々うつ伏せにさせたりしていましたが、うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群の要因となることがわかっているためNGです。仰向けに寝かせましょう。

あれだめこれだめ言われると嫌になりますよね。
新米のママパパも未経験のことでいっぱいいっぱいですが、子育て経験のあるじいじばあばも、祖父祖母としては新米です。
孫育てを指南する書籍等も出ているようなので、興味のある人は読んで勉強をしてみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?