ソウタロウ

書くよ。

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最近の記事

日記的な、批評的な、④

二日間、ガッツリ忘れてた。文字通りの三日坊主をやってしまった...。 てことで続きから。 先述したように、マッチングアプリでは自分というものを相対化し、要素へと分解していく。背が高いであるとか、〇〇が好きであるとか。<つまり、データベース的消費なのでこの辺りをもう少し論じたい>そしてそれに対応する相手が、AI<かな?多分>によってオススメされるわけだが、この要素へと分解されて行く過程で、選択肢にない自分、要素へと還元することが難しい自分というものもあるのでは無いだろうか。た

    • 日記的な、批評的な、③

      忘れてて、今さっき思い出した。 対人関係にまで交換可能性の高い、記号化が及んでいるという論点①の部分から。 若者の多くが使っているマッチングアプリ。ざっとインターネットで検索すると、数あるアプリの中で最もユーザー数が多いものだと2000万人、2番目で1700万人と表記されている(信用に足る正確なソースは見つけれなかったのでとりあえず)。どちらも破壊的なユーザー数を誇っている。仕様としては、自身のプロフィール用の画像や短いテキスト、あらかじめ用意されたカテゴリの選択(映画好き

      • 日記的な、批評的な、②

        2回目、とりあえず続けないとということで。 哺乳類の進化の中での、「同じ」という議論。 人間が「同じ」と思うことには、あらゆる文脈や個別事物が含む情報を捨象して半ば強引に同じ、ということにしている。 先述した自販機での例について言えば、16時55分に買われたジュースと16時58分に買われたジュースという違いがあるし、工場での生産まで遡れば、その差はより大きくなるだろう。 ただ、人間はそれらについて考えることはなく、同じ商品であるということでしかそれらのジュースを捉えていな

        • 日記的な、批評的な、①

          今期(と言っても1月までに)評論を書くので、そのためのメモ的な役割としての日記を書く。 評論とは関係なしに以前勉強した内容も、思い出しながら織り交ぜながら書いて、このメモを集約、修正しながら評論を書くかもしれない(もっと早く始めれば良かったと思いつつ、今後も続くのかという不安もありつつ)。 とりあえずは、記号化、同化に代表されるような情報処理のための個別事物の単純化について。 東浩紀の言ったデータベース的消費にかなり近いような気がする。データベース的消費とは、物語的消費

        日記的な、批評的な、④

          私に触れて、

                                              カウチで眠っていた私を彼が持ち上げる。軽々と持ち上げられた私は小さくなったみたい。私は運ばれる、砂糖の上に。それは私のベッド。わたしは砂糖の上に眠り、体の大きな彼はそれに見合ったベッドに眠る。私はいつも甘くなる。一粒の中に。彼は甘くなった私を大きな手で触り、湿った舌で舐める。私は、砂糖と、彼と、交じり合う。そのまま眠る。朝起きると、彼が私をシャワーまで運ぶ。粒たちは離してほしくなさそうに。シャワーを浴びて

          私に触れて、