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LUMIX S1Rを今更買った。

どうも俺です。
巷ではLUMIX S9の話題で少し前盛り上がりましたよね。
そろそろ発表の日ですが、どうなんでしょうね。
実は僕も一瞬欲しくなったんですよ。
噂ではS5IIと同じセンサー、メカシャッターレス、EVF無し
この段階でfpの対抗馬ですよね、ある意味。

fpと入れ替えて・・みたいな事も考えたんですが
考えるうちに面倒くさくなって「買わない」に方針が固まりました。

さて唐突にS1Rを購入した訳ですが、
そこに至る紆余曲折はいつか語るとして
ご存知ですS1R?

発売は確か2019年。公式サイト上では2024年現在で生産終了品です。
S5II買えよって方針でしょうね。S5IIもS5IIxも買ったけど。
でも2台ともダメだったんですよ。
撮った写真の再生をしたくて再生ボタンを押すけど
再生されるまでが信じられないくらい遅い。
EVFの見え方がマニュアルフォーカスのレンズには不向き。

なのでより古い世代のボディだけど写真に特化してそうなS1R。
簡単に言うとそういう感じです。

さて、そのS1Rですが、某西新宿の防湿庫で探して見つけたのですが
どうしようかなと悩んでいる間に買われてしまい在庫なし。
そうなると急に欲しい気持ちがブーストされます。

ボディだけはショップから買いたいポリシーの人だったのですが
適正価格のものがどこにもなく。
最後に見つけたのが某フリマサイト。
値段もショップではないだけに手頃です。

欲しい気持ちというのは恐ろしい。
初めてちゃんとしたデジカメをショップ以外から買ったかも。

届いてみて嬉しい誤算。
シャッター数も極めて少なく外観も綺麗。
ファームウェアも割と新しいところまで更新されてました。
単に・・・「買ったけどなんか違くて使わなくなった系」でしょう。

その一つの要因として想像に容易い理由が2つ。
ボディの大きさと重さ、です。

S5IIシリーズはミラーレス然とした小振りで重量も気にならない程度の
非常に良い感じにまとまったボディでした。

がS1Rは
一眼レフというか
Nikon Z8とFujifilm GFX50IISのブレンドした感じ。
握った手のひらの中の感じはZ8に似て
右手の親指の側面にのしかかる重さはGFX50IISに似ています。

重さはSL2-Sより100g重い。

ちなみにSL2-Sはちょっと変わったグリップ形状なので
あんまり比較対象にならないです。

結論としては「重いけど、なんか慣れてる感じの重さ」です。

重さという観点とLeicaとPanasonicというところで
SL2-SとS1Rの比較が一番良いのかなと思うので比較してみます。
Xでも書きましたが、明確に大きな差を感じる場所は
シャッターフィーリング。
音とかじゃなくて
レリーズボタンの押し心地&シャッターが切れるまでのプロセス 
みたいな部分です。

SL2-Sのボタンは最初にフニャリとした押し心地の区間があって
最後の底の部分に明確にカチッというスイッチがあります。
一方S1Rは終始フニャフニャ。
力を入れて押し込んでも底の方までフニャ。

SL2-Sは底のカチを押すとシャッターが切れるので
半押し区間が明確で
例えばシングルポイントAFで一回AFを当て直したい時、
MFレンズで拡大表示でピントを合わせ終わって拡大を終わりたいとき
などに半押しを使いますが、その操作を明確に行える。

がS1Rはフニャなので半押しと全押しの境界線がほぼなく
ちょっと力入れすぎるとシャッター落ちます。
デジタルだから別にいいのだけど
このフニャに慣れるのが厄介かな。


ちなみに画素数は4700万なので歴代のボディでいうと
Z8/Z9と同じという事になります。
AF性能が雲泥の差なのでそこを除外して出て来た絵だけで見ると
精細さみたいな違いはわからないけど
持つ雰囲気は個人的には好きです。
情報によると表面照射センサーだって話だったので
そこが好きなのかも知れない。

あとEVFの見え方が少し違う
カタログ上では576万ドット 120fps 視野率100% 倍率0.78倍でまったく同じなのに
なんか見え方違うなと思っていたんだけど
SL2-Sがアスペクト比が4:3で S1Rは3:2とカタログにあった。
だからS1Rの方が心持ち狭く感じるのか

それだけじゃないのかも知れないけど、似た雰囲気なんだけど
なんか遠く感じる気もする。
S1Rはいくつか設定があるので今後試してみる。

では簡単に結論をまとめると
SL2-Sとの比較においては
・コストパフォーマンス
 SL2-Sは中古でも高い。それと似た雰囲気で同じマウント、倍近い画素数
 それだけでも十分に買いだ。
 在庫が減ってそうだが今だと実売20万ちょいだからクソ安い。
・AF性能
 基本MFなのでどうでもいい。試しに使うと期待していない分良く動く。
 被写体も一応認識する。凄い早い動体を撮らない限り問題はない。
・メディア
 僕はZ8・Z9の時のCFExpressBが3枚余っていたのでむしろ良かったが
 メインのメディアはCFBかXQDなのでちょっと特殊。
 持ってない人はカードリーダーごと買う必要があるから
 地味に痛い出費が追加される。
・発熱
 筐体向かって左側が地味に熱を持つ。
 これ他の筐体ではあまり経験がないので少し気持ち悪い。

そんな今更誰が買うんだよ、というボディですが
レビュー書いてみました。

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