コイン精米機で精米する
「コイン精米機で精米する」
曇り。蒸し暑い朝。
白と赤の百合が満開。高砂百合の茎が伸びてきた。
今朝の収穫は、タバコの箱1個。
さて。
僕は、農家さんからお米を分けてもらっている。
スーパーマーケットでは買わない。
で、農家さんは、10キログラムに小分けして、米袋に入れて持ってきてくださる。
もちろん玄米だ。
僕は玄米を食べたいのだが、同居人は玄米を嫌うので、いつも白米に精米している。
だいたい、戦前を生きた人は、玄米を嫌う。
で、白米に精米するときには、最寄りのコイン精米機を使う。
10キログラムの精米は100円玉1枚でできる。
精米機が精米をしている間、精米機が置かれた小屋に備え付けられた箒と塵取りをお借りして、床の掃除をしている。
こぼれた米だの、小ゴミだのが、散乱しているのだ。
そのココロは、精米機を使わせていただくのだから、コイン精米機の環境を維持する、お礼として、精米機のオーナーさんや、次に使う人のために、できることをする、というようなところだ。
お礼はお金じゃないのか?、と思う人は、現代では多いと思う。
代金の100円は、お礼ではない。
精米機とそのサービスを維持していただくための費用でしかない。
自分がオーナーでも、自分じゃない人がオーナーでも同じ。
お金というものは、道具でしかない。
ほんの50年前までは、お金は必要なときだけ稼ぐ、というくらいのものだった。
それが、いつのまにか、生活の全てが、お金の上に成立するようになってしまった。
これではいけない。
という思いを、いまだに持っている人、取り戻した人は、残念ながら、少数派だ。
まあ。
なんくるないさ〜。
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