次の次
「次の次」
次の絵の技術的な問題がだいたい解決した。
あとは、整理をして技術的なところを仕上げるだけ。
その後は、シナリオをどうする、とか、演出をどうする、とか、表現をするステップになる。
なので、そのうちに出来上がる。
というわけかどういうわけか知らないが、風呂上がりに、魂の中で鳴っていた曲は、別の曲。
つまり、その別の曲に、次の次の絵をつけることになるだろう、ということだ。
曲がり角まできたのだ。
「曲がり角の先に何があるかは、そこまで行ってみないとわからない」
超えるべき問題が壁になって、先が見えないとき、Houdiniは、その問題の壁を、軽々と乗り越えてくれる。
膨大なデータを眺めながら、適当な見える化をすると、問題を乗り越える道を示してくれる。
僕がひとりで短時間で乗り越えられるのだから、大した問題ではない。
でも、Houdiniがなければ乗り越えられなかった問題だ。
そして、この、小さなブレークスルーが、次の小さなブレークスルーのための、小さな足がかりになる。
小さなブレークスルーをとにもかくにも続けてゆくことで、小さな進歩を続けることができる。
それが大きい。
そして、僕にとって、Houdiniは、そのための極めて有効な道具になっている。
今、VIENNA社の音源が使えず、演奏できなくて、Houdiniに携わる時間が長くなっていることが、そんなことを確認する要因のひとつとなっているかもしれない。
ところで、いま、これを書いている間、バックに流れていた曲は、「檄!帝国華劇団」の歌。
風呂上がりに魂の中に鳴っていた曲ではない。
どうでもよいことだが、念のため。
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