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岡本よりたかさんのメッセージ

「ローカリズムを取り戻したくて」
函館に醤油作りを広めるために来たのだけど、観光地はほぼ全滅状態で、やっと雪解けした北海道なのに、観光業大丈夫かと心配になる。
グローバリストの為にローカリストが犠牲になるという構図だよね。
いつもそうだった。繊細で賢く、粘り強くて機知に富んだ日本人は、他国からの干渉がなければ、豊かな国だった。
しかし、明治以来、日本はグローバリズムに翻弄され、国内の文化や学問や道具など、多くのものを失って来た。それは令和においてさらに加速している。
僕は、最近日本の良き文化を掘り起こしたいと思い、古い家に住み、古い道具を使い、古い農法を復活させ、古くからの食文化の再現にこだわったきた。
グローバリストたちは、貨幣経済を武器にローカリストを攻撃してくる。そしてローカリストは同じ土俵に登って戦おうとする。それでは勝てないよ。
しぶとく残っているローカリストは、貨幣経済から一歩身を引いている人たちだけになった。それでも重い税金の負担を強いられるが、出来るだけ自給の暮らしを実現する事で、負担から逃れている。
醤油や味噌、味醂やお酢。出来るだけ自給して欲しくて。原材料も自分達で栽培し、自給というスタイルを実現してもらい、地域を強くする事で自分たちの文化を守ってもらう。
その強さを知ったグローバリストは、今、地域のローカリズムを破壊しようとしている。地方の観光、食を壊し、疑心暗鬼を芽生えさせ、分断して、結束を壊そうとしている。
でもね。残念ながらそんなに弱くはないんだよ。まだまだ小さいけど、若い人たちを中心に活動し続けている。なんとか子供たちを守ろうと活動している。
応援しないわけにはいかないよね。
醤油作りのあと、1時間半の講演を企画してくれた函館の人たち。もちろんワクチンのことも伝えた。そしてローカリズムの大切さや、自給の大切さも。
途中、市の職員がマスクチェックしに来て、講演中断しかかったけど(笑)、阻止してくれてありがとう。個人ではなく、税金で運営される市の施設でマスク強要は違法なんだけどね。
さて、明日岐阜に戻ろう。自分の畑が心配になってきた。

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