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パチスロペルソナ5を語りたい

人生終わった。

打つ。負ける。人生が終わる。
でも気が付いたらまた座っている。
そんなペルソナ5について語りたい。

正直、世間の評判はあまり良くないように思えます。
でも理解が深まるほど面白い、奥が深い台だと思ってしまったので記事を書くことにしました。
ペルソナ5は神台!とまでは言いません。
残念ながら神台にはなり損ねてしまいました…。
(主にスペックのせいで)
ただ、本当に面白い。
一度クソ台のレッテルを貼った方でもまた興味を持てる、そのきっかけになれば良いと思います。

前置きおしまい。全部無料で読めます。

はじめに この記事の目的について

冒頭に書いた通り、この台は理解が深まるほど面白い台だと思います。
そのため、今回はペルソナ5ってどういう台なの?何を意識して打てば楽しめるの?どういうことができれば出るの?といった話に重きを置いています。

なので、話の流れとして
1.台の簡単な説明
2.台のより細かい説明、楽しみ方など
3.設定判別
という構成にしました。

主観で思っていることをまとめているので、人によっては認識の異なるところもあると思いますがご容赦下さい。

1.ペルソナ5という台について

一言で言うとバカ台です。
この印象は初打ちから今まで変わりません。
馬鹿と天才は紙一重とも言います。
もう少し全体的なバランスが良ければ天才だったかもしれません。
でも、天才と遊ぶより馬鹿と遊ぶ方が楽しいときもあると思うんです。
それでいいと思います。過大評価はしていないつもりです。

さて、通常時はバジリスク絆、AT中は番長3のような台と言われるのをよく見る気がします。
ある程度打ち込むと別物の印象になると思いますが、触りのイメージとしてはわかりやすくて丁度良いのでこのイメージで少し書きます。

ざっくりしたゲームフローとしては、
①通常時にペルソナチャンス(以下PC)を何度か引く
②PCからATに入れる
③AT中のボスバトルでストックする、特化ゾーンに入れる、PCを引く、とにかく頑張る
④大した出ない
こういう台です。

PCは払い出し30枚程度のボーナスでバジリスクチャンスのようなもの、そのボーナスを何度か当てる中でATに入れるゲーム性なのでバジリスク絆に近いですね。
ATは純増約2枚、1セット30gのセットストックタイプで基本的にはボスバトルに勝利してストックを獲得するゲーム性なので番長3のARTに近いですね。
また、4種類のステージでボスバトル突入率を管理していること、一度のボスバトル勝利から複数ストックに繋がるルートがあることも番長3の感覚に近いですよね。
それに加えてボーナスが絡むことでゲーム数の上乗せやステージUP、タイミングによっては特化ゾーンの獲得といった要素を加えたものがペルソナ5になります。

バジリスク絆と番長3を足して2で割ったような台、どちらも設定6の機械割は119%でした。
足して2で割ってももちろん119%です。
それに独自の要素も加えました。
ペルソナ5もとんでもハイスペック台に違いない!
なんてことはありません。
なんと設定6の機械割公表値は108%
(119%[5号機] + 119%[5号機] + x[6.5号機]) / 3 = 108%
不思議だあ…。

自力要素の強さ故にバランス調整が難しかったのだと思いますが、110%で出なかったことが本当に惜しい。
でもこの108%というもの足りないスペックがクセになるのかもしれません…考えすぎか。

さて、あくまで触りのイメージとして馴染みのある2台で例えましたが、この先は無理に近付けず、ペルソナ5として扱っていきます。
早速余談ですが、自分は打ちながら考えることが多い台が特に好きです。
5号機後半にどハマりしたギルクラはRT状態を気にしながら打つのが本当に面白かったです。
最近の台でもカバネリは各CZの減算値と演出からあと何回の点灯でCZに入るか、BBランクはいくつか推測しながら打てて面白いです。
ペルソナ5も同じように内部状態を気にしながら打つことで面白くなってきます。
では、まずは内部状態の話から。

2.ペルソナ5を深く知る、楽しむ

まずペルソナ5を打つ上で常に意識することになるのが内部状態、今はリアボ状態なのか非リアボ状態なのかです。
そのため、最初にリアルボーナス(以下リアボ)について少し説明を挟みます。
(そういうものだと思えることが大事なので、アバウトに書きます。)
その後、通常時→AT中…と進めていきます。
また、記事の中で何度も何度もリアボ状態、非リアボ状態という単語を用いますが、それだけ内部状態がペルソナ5という台にとって重要になります。
ですので、まず内部状態について知識をつけるため次の項に移りましょう。

2.1.リアボと擬似ボについて

バジリスク絆2のバジリスクチャンスが擬似ボーナス(以下擬似ボ)だったのに対し、ペルソナ5はリアボを搭載しています。
リアボを搭載したことで何ができるか?
リアボ中以外は常にリアボの抽選を行えます。
それに擬似ボを組み合わせることで、ボーナスinボーナス(擬似ボinリアボ)=PCEXという通常時はAT確定、AT中は上乗せ抽選、ステージUP抽選が優遇される上位ボーナスを実現したわけです。
反面、リアボの規定払い出し枚数を一度に放出しないため、リアボ終了後に長めのリアボ無抽選区間=リアボ状態(通常時140g前後、AT中40g前後)が生まれました。
リアボの規定払い出し枚数はイニDのドリフト目やギアスのゼロ図柄より多く設定されています。
理由は恐らくAT中にPCを連打できないようにしたかったからです。
AT中のPC自体を強力にしたい、特定のタイミングでPCを引くことに十分な恩恵を持たせたい、ただチャンスが多すぎるとATの性能が上がりすぎてしまうので上手く調整したい、といった試行錯誤をする中で、払い出し枚数を多めに設定しリアボ状態を長めに設けるこの形に行き着いたのだと思います。
出玉増加区間であるAT中の性能調整が主になっているため、通常時に皺寄せがいってしまうんですね。
(リアボ状態と非リアボ状態の見極めはイニD同様にリプレイが成立するかどうかで良いと思います。)
そのリアボ状態をフォローするために、通常時は擬似ボ当選率を上げることで見た目上影響のないように調整しています。
AT中は(リアボ状態中はリプレイが成立しないので)純増を整えるためにベル確率が上がり、レア役確率も上げ、更にPC抽選が占めていた振り分けをボスバトル抽選に振り分けることでボスバトル突入率、ボスバトル勝率が上がるメリットを設けました。
逆の言い方をすると、AT中且つ非リアボ状態中はボスバトル突入率もボスバトルも低い状態なので、非リアボ状態中にリアボがハマってしまうとイライラしてしまうんですね。
じゃあすぐリアボを引けるのがベストなのか、どのタイミングでリアボを引きたいのか、そういった話は次以降の項で話していきます。

また、後述しますがAT中の擬似ボはベルベットチャレンジ経由だけです。
個人的にはベルベットチャレンジなど失くして通常時同様にAT中も擬似ボ抽選をしてほしかったのが本音ですが、どちらも良し悪しあります。
結果的にはそうはならなかったので仕方がないです。そういうものだと思いましょう。

2.2.通常時からAT突入まで

チャンス目と強チェリーが引けねえんだ。

いきなり愚痴ですみません。
ペルソナ5の一番キツいところが通常時です。
PC間が少しハマっただけでAT中に頑張って出した出玉が消えます。
とんでもない理不尽です。
AT中あんなに頑張ったのに…。
そうならないためにも速攻でPCを引き当てて、1回目のPCでなんとしてもATに入れたいのです。
1回目で入れられないとAT間天井を意識することもしばしばあります。
高設定でも1日打っていたら1〜2回は天井を踏んでしまいがちです。
積み上げたものぶっ壊して〜って感じです。古いか。

AT間700gハマると1000枚なくなりますよね。
打ったら人生が終わる理由はこれです。
初打ちで高設定を掴んで粘った結果、天井からこれ。

1000枚出すのにあんなに苦労したのに、こんな簡単に1000枚消えるんだ…。
初打ちで二度と打たないと誓いました。それから何度も何度も打っているのは内緒です。
あのATで1000枚出すのがどれだけ大変か開発陣の方はご存知ないのでしょうか。
それとも人の心がないのでしょうか。

愚痴はさておき、通常時は非リアボ状態且つ高確でのチャンス目と強チェリー(以下強レア役)が大事です。
非リアボ状態でのPCは基本的にリアボが成立しますが、高確での強レア役からのPC当選時は1/3の振り分け(PC当選率はリアボ40%疑似ボ20%)で擬似ボが成立します。(2/6修正)
通常時にペルソナチャンスEX(以下PCEX)が狙えるのは基本的に2パターンしかなく、この状態もしくはリアボ状態終了間際にPC当選(擬似ボ)→PC中のベルでリアボ状態終了→リアボ成立です。
そのため、この台の高確は強いです。フォロー推奨。

さて、とりあえずPCを引きました。
前提としてPCEXは擬似ボinリアボだけです。
逆はありません。そういうものだと思いましょう。
PCEXが狙えない多くのボーナスでは規定回数によるAT当選もしくは強レア役での書き換えでATを目指しますが、規定回数の影響が大きく強レア役を引けても過度な期待はできません。
強レア役はバジリスクチャンスの巻物くらいのイメージで良いと思います。
特に1回目のPCが大事で、恐らく規定回数でボーナス1回目が選ばれる振り分けが30〜40%程度あると思います。(設定変更後の1回目は除く)
書き換え込みで1回目は40〜50%程度の期待度というイメージです。
この1回目をどれだけ通せるかに人生がかかっているといっても過言ではないです。
気合いを入れましょう。

- 異色PC
まずは名栗を発見しましょう。
発見した時点で66%程度の期待度はあると思いますが、チャンスアップなしはよく外れます。
パネル消灯はもちろんAT当選濃厚、赤タイトルも実践上は全てAT当選しています。(2/6追記)
シャドウバトルのチャンスアップは避ける、当てるです。
パンサーが避けられる相手は弱個体なのでアルセーヌだけでも勝てます。
スカルがワンパン入れてくれないとアルセーヌだけじゃ倒しきれません。
なお、チャンスアップありでもたまに外れます。
(2回ほど経験あり)
解析サイトでは期待度32%と書いていますが、規定回数到達抜きだとかなり低いと思います。

- 同色PC
闇医者一発告知しか勝たん。
なかなか振り向いてくれないんですけど。
井の頭公園でフラれたこと、忘れません。
スロッターがモテないのはいつものことです。
ツインパのデートタイムでコミュ障発揮するのがスロッターなんです。
フラれてもめげずに異色で頑張りましょう。
解析サイトでは期待度66%と書いていますが、これも規定回数到達込みでしょうね。

急にくだらない話をしてしまいましたが、異色にせよ同色にせよ、ここは考えることが少ないのであまり書くことがないんですね。

2.3.AT① ATランク

何はともあれATに突入です。
やっとATの話に移れます。
ATはランク1〜4(+JOKER)まであり、パレスの抽選に影響しますね。
AT突入時Round1の画面でPUSHを押すと示唆ボイスが出ますが、ほぼデフォルトです。
他にラウンド開始画面の双葉やラウンド開始画面変化で示唆しますが、あまり発生しないのでランクを意識するATは少ないと思います。

そもそもペルソナ5という台、あまりATランクは関係ないです。
高ランクだからといって毎セットオクムラやカネシロに滞在し続けるようなことはないです。
当たり前にカモシダパレスに潜入してしまいます。
ATランク3以上が確定しているのにカネシロ→カモシダ→カモシダで終了…普通に起きます。
ATランクはオマケと思った方が良いです。
高ランクでもあっさり終わりますし、低ランクでも全然伸ばせます。

ただし、JOKERモードは例外です。
犬夜叉の奈落決戦のようなものなので基本的に入りませんが、序盤でコケなければだいたい完走コースに乗るくらい強い印象です。
JOKERモードの選択率は不明ですが、ロングフリーズ以外でも入ることはあります。
自分はロングフリーズは引いたことがありませんが、JOKERモードは一度経験しています。
なかなかの無敵感があるので経験してみてほしいのですが、打ち続けても引けない可能性があるので今回はこれ以上触れません。

2.4.AT② パレス

先ほどATランクはオマケと書きましたが、パレス自体は非常に大事です。
各パレスをギルクラで例えると以下のようなイメージです。
カモシダパレス…PISTIS
マダラメパレス…ELPIS
カネシロパレス…AGAPE
オクムラパレス…もはやEMPIREO
カネシロなら1セットで複数回のボスバトルに期待できます。
カモシダは隠れんぼが上手なので、すぐにPCを当ててステージUP抽選を取るか、そのセットは諦めましょう。

ただし、見た目上のステージと内部のステージは必ずしも一致していません。
見た目がカモシダでも内部カネシロ、オクムラのパターンがあります。
(見た目がカモシダで内部マダラメのパターンはありません。)
同様に見た目がマダラメやカネシロでも内部カネシロやオクムラのパターンがあります。
ATの1セット目にマダラメスタート→ボスバトル後ステージUPの流れはそういうことですね。
1セット目は必ずカネシロ以上でスタートするので、あのステージUPは昇格抽選ではなく演出です。
(見た目と内部が異なってもステージUPが必ず発生するわけではありません。)
これを意識すると、カモシダなのにベルでボスバトル発展した…このパターンは内部カネシロ以上に期待できますね。もう一発ボスバトルを狙いましょう。

さて、オクムラパレスに移行しました。
突入しただけでけたたましい音が鳴りますね。
頑張りどころのひとつです。
息をつく暇もなくボスバトルに発展する、一番忙しくて楽しいパレスです。
ベル12.5%, レア役100%, 強レア役は100%且つボスバトル2回以上です。
ボスバトル前兆中もボスバトル抽選をしているので無駄引きはありません。
最終ゲームで演出が発生した場合はボスバトル濃厚且つ1gオマケが貰えます。
その1gでボスバトルを取るとまた1gオマケが貰えます。
最後の1gまで気合いを入れてレバーを叩きましょう。

設定6だと1日打ってもオクムラパレスに潜入しない日も多いですよね、オクムラパレス行きたい…(2/6追記)

オクムラパレスのボスバトル突入率は別格です。
とにかくベル以上をたくさん引きましょう。
また、リアボ状態かどうかもオクムラにいる時は特に大事です。
非リアボ状態中ならとにかく早くPCが引きたいところ。
PCを引けるとg数上乗せに加えリアボ状態に入るので、オクムラでの大量ストックを目指す上で大きなアドバンテージになります。
逆に非リアボ状態でPCが引けないとベルが引けずに全然ボスバトルに発展しなかった…となりがちです。
非リアボ状態なら気合いでPCを引きましょう。

2.5.AT③ ATでの出し方

オクムラパレスが頑張りどころのひとつと書きました。
他にもいくつか頑張りどころがあります。

自分が思うに、ペルソナ5に苦手意識がある人は自分が抱いている伸ばし方のイメージとその結果にアンマッチが生じている方が多いのではないでしょうか。
例えば、ボスバトルには勝てているのになんで500枚しか出ないの?ボスバトルで勝てても出ないならどうすれば出るの?といったように。
例えば、番長3のARTをイメージしていると、番長3はまず通常ステージにせよ豪大寺にせよ、対決に勝たないと何も始まらないじゃないですか。
対決に勝つことで番長ボーナスが取れてベルカウントを稼げる、絶頂対決のチャンスが来る、ループストックが取れる、全てのきっかけは対決に勝つことでしたね。

では、一見似たような台であるペルソナ5はどうなのか。
ペルソナ5という台はボスバトルでコツコツストックを勝ち取って伸ばす台…ではないと思います。
(ボスバトルなんてどうでもいいという意味ではなく、そこは誤解のないよう丁寧に書いていくつもりです。)
もちろんコツコツ上乗せしてもある程度の出玉は取れますし、1000枚くらいは目指せます。
でもスロッターの目指すところはその程度の出玉ではないですよね?
完走させたいですよね?
そのためには、ひとつひとつのボスバトルよりもいくつかある頑張りどころで部分的にどれだけ頑張れるかの方が大事です。

具体的な頑張りどころが以下です。
①オクムラパレス
②聖杯決戦(ヤルダバオトバトル)
③聖杯に至る道
④ベルベットチャレンジ極
設定6でAT初当たり1/250, 機械割108%という限られた出玉性能の中にこれだけのトリガー(更にJOKERモードも)を詰め込んじゃったわけです。
これらが絡まないATがキツく感じてしまうのは仕方ないんですよ。
ひとつひとつのATでそこそこの出玉を取りに行く台じゃないんです。
これらが絡んだときにガツンと伸ばしにいく台なんです。
だだし、これらを引いただけでおめでとう🎉とはなりません。
あくまでスタートラインに立っただけです。
ではスタートラインに立った後にどう頑張りたいのか?
ということで、次からはそれについて具体的に書いていきます。
オクムラパレスについては既に書いたので、次は聖杯決戦について。

2.6.AT④ 聖杯決戦とヤルダバオトバトル

比較的よく遭遇できる頑張りどころが聖杯決戦です。
1日打っていれば何度か突入できるでしょう。
では聖杯決戦では何をしたいか?
もちろんたくさんストックしたいです。
でも、頑張って上乗せした!ストック4個!やったね!
とはなりません。
もちろん嬉しいのですが、本当に目指すところではないということです。
3〜4個ストックしてもすぐ使い切ってしまいます。
何せ1セット30gしかないので。
カモシダを探してるうちになくなってしまうでしょう。
ですから、もっとたくさん取りにいきましょう。

つまり、ヤルダバオトバトルです。
突入すれば平均5個ストックです。
聖杯決戦でのストックと合わせて7〜10個ほどのストックを一気に取れます。
一度にそれだけストックできればやれる気がしませんか?
突入契機は主に聖杯決戦中のレア役とPCです。
聖杯決戦の4g間が勝負なんです。
聖杯決戦の4g間は、ストック1個を狙うのではなくヤルダバオトバトルを狙うんです。
リアボ状態ならレア役が引きやすくなっていますね。チャンスです。
非リアボ状態ならなんとしてもPCを引きたい。
聖杯決戦で引けたら良し、ヤルダバオトバトルで引けたら優勝です。
自分は3回ヤルダバオトバトルに入れられましたが、1回は弱チェリーから、2回はレア役すら引いていません。(聖杯決戦突入時にもう当選していたと思います。)(2/6修正)
強チェリーやチャンス目はヤルダバオト濃厚と思われますが、引いたことはないです。弱チェリー、スイカは25〜50%と予想します。(2/6追記)

(2/6サンプル更新)

37回中3回というのがやれている方なのかどうかはわかりませんが、無理ゲー感が出るほどの数字ではないと思います。

サミーといえばキリン柄ですが、ペルソナ5でキリン柄が見られるのはこのタイミングだけだったりします。

キリン柄のFINAL ATTACKはヤルダバオトバトル濃厚。
ちなみに、ヤルダバオトバトル当選時の50%で選ばれます。
脳汁ポイントですね。

先ほどペルソナ5はボスバトルでコツコツストックを勝ち取って伸ばす台ではないと書きました。
でも、聖杯決戦はボスバトルの報酬ですよね。
つまり、対決勝利から大量ストックという番長3のゲーム性もちゃんとあるんです。
それが全てではないという話であって、ボスバトルに勝つことにはこれだけの可能性があるんです。

ちなみに、聖杯決戦はボスバトル以外でも当選しますよね。
そうです。聖杯に至る道です。
では次の頑張りどころである聖杯に至る道の話に移りましょう。

2.7.AT⑤ 聖杯に至る道

位置付け的には最上位ステージです。
オクムラパレスほどボスバトルが次々に飛んでくるわけではありませんが、なんとボスバトルではなく聖杯決戦に直行します。
では聖杯決戦をたくさん取るためには?
大事なのがレア役、そしてPCです。
残念ながらベルからの当選率は3.1%しかありません。
でもレア役なら弱チェリーですら60%で聖杯決戦に当選します。
聖杯決戦が平均2個ストックなので、ここで引く弱チェリーの価値はストック1.2個分です。破格ですよね。
ただ、1セットの間に引けるレア役なんてたかが知れています。
だからPCを引いてg数を上乗せしたいんです。

しかし、ここでネックになるのが聖杯に至る道の突入条件です。
継続ジャッジ中もしくはラウンド開始画面でのPC当選時の一部となっています。
つまり、聖杯に至る道に移行した時点ではリアボ状態なので40g前後はPCが引けません。
(リアボ状態中はレア役確率が上がるので、そのメリットは十分に受けられます。)
ちなみに、突入時点で既にPCを1回引いているので突入時は40g+αからスタートします。
でも少し心許ないですよね。
レア役すら引けずに終了…なんて展開が容易に想像できます。

ではこの状態でPCを絡めるには?
そうです。ベルベットチャレンジです。
ベルベットチャレンジ高確が絡むと聖杯に至る道がたまに化けます。
3の倍数セットはチャンスですね。
ここでベルベットチャレンジに成功できるとg数上乗せに加えてリアボ状態が短縮されます。
つまり、PCを引き直せるチャンスが増えます。
そこでPCを引き直せると更にg数を上乗せしてリアボ状態に移ります。
上手くいくとこんな感じになったりします。

もちろん聖杯決戦に入る以上、先に触れたヤルダバオトバトルのチャンスもあります。
引きが噛み合った瞬間の中でも特に嬉しい場面です。

しかし、聖杯に至る道は突入させるのが難しい。
継続ジャッジとラウンド開始画面の計4gを非リアボ状態で迎えてPCを引き、その上で抽選に当選しなければいけません。

これは中押し1確ですが、この狙えは当たり前に外れます。道徳の授業を受け直してほしい。

当選率は不明ですが、異色で50%, 同色なら100%?くらいだと思っています。
(先日フォロワーさんから情報いただきましたが、同色でも突入しなかったことがあったそうです。これを読んだ後に同じ経験をした人がいたら申し訳ありません。2/6追記)
自分は異色PC5回中2回が当選、同色PC2回中2回が当選の計4回ですが、そもそもサンプルが取れないので本当にただの予想です。(2/6サンプル追加)
ただ、毎セット継続ジャッジには移行するので、非リアボ状態で迎えられるかはともかくチャンスは案外多いです。
気合いで引き当てましょう。

さて、ここまでヤルダバオトバトルや聖杯に至る道について書きました。
これらは大量ストックには期待できるものの、大量ストックできたから後は勝手に完走する、というほどではありません。
これらで大きくアドバンテージを得た後はストックが枯れないようにボスバトルを繰り返して逃げ切る形になると思います。
結局、ボスバトルに勝利してコツコツストックを得ていくことも大事なんです。

しかし、ペルソナ5には後は勝手に完走するという状況を作りかねないほどのフラグがあります。
そうです。ベルベットチャレンジ極です。
では最後の頑張りどころであるベルベットチャレンジ極の話に移りましょう。

2.8.AT⑥ ベルベットチャレンジ極

これまで書いてきたオクムラパレス、聖杯決戦、ヤルダバオトバトル、聖杯に至る道では突入した後の噛み合わせが大事でした。
レア役が引けるとこうなる、PCが引けるとこうなる、といった引きの噛み合い方によって大きく展開が変わります。

ではベルベットチャレンジ極は?
そういった引きの噛み合い方はあまり影響しないと思います。
仮面揃いを3回連続で外さない限りひたすらPCを引き続けられるからです。
数の暴力でなんとかなってしまう可能性があるのです。
前者がまさしくパチスロらしいことをしているのに対し、後者はパチンコに近いかもしれません。
もちろん消化中の抽選により得られるアドバンテージには差が出ますが、それよりも何回継続させられるかの方が大事だと思います。
1回あたりの仮面揃いの確率は弱チェリーは60%, スイカは80%, 強レア役やリアボPCは100%, それ以外は33.6%です。
なので、基本的には33.6%を3回チャレンジできるイメージですね。

ではPCを引き続けられると何が起こるのか?
PCは引いた時点で10gの上乗せ+ステージUP抽選、消化中もg数の上乗せ抽選をしていますね。
加えて、ベルベットチャレンジのPCは擬似ボなので非リアボ状態中であればPCEXの抽選もしています。
AT中のPCEXは消化中のg数上乗せが優遇されます。
100gくらい乗るときもあるのでなかなか強力です。
一度PCEXを引くとリアボ状態になりますが、40g前後で非リアボ状態に戻ります。
つまり、ベルベットチャレンジ極がその後3回継続したらまたPCEXが引けるようになります。
これをベルベットチャレンジ極が終了するまでひたすら繰り返すんですよ。
PC→PCEX→PC→PC→PC→PCEX→PC→…みたいなことが起きます。
そうやってゲーム数を上乗せしつつ、あわよくばステージUPもしつつ、思いっきり助走をつけてセットを開始するんです。

それをやったことがあるので参考までに載せますね。
ちなみに、自分が極を引けたのは1回だけですが、9回目で転落しました。
上出来すぎますね。

この間にステージUPはできませんでしたが、PCEXは2回引いています。
その結果がこちら。

(色々写り込んでるので隠しています…。)

これが数の暴力です。
更にオクムラに昇格していた可能性もあったわけです。
この時は結局このセットの途中で引いたPCでオクムラに昇格してストック15個くらい取りました。
1セット目が終了した時点で既に1000枚近く出ており、更にストック15個くらいある状況です。
もちろん完走しました。涙が止まりません。

33.6%を3回以内に当てる、これを繰り返しているうちに完走を確信するくらいの土台が出来上がっている。
そんな可能性を秘めているのがベルベットチャレンジ極です。
たくさん継続させて特大のアドバンテージを得てしまったら、もうひとつひとつのボスバトルでベルが引けなくて頭を抱えていた過去の自分にサヨナラできるのです。
頑張りどころですよね。

しかし、何も起きずに終わりやすいのもベルベットチャレンジ極だと思います。
例えば、33.6%をいきなり3回連続で外してしまった場合は何も起きず終了します。
これが一度や二度続いたところで劇的に話が変わることもないです。
かなり振れ幅が大きいと思います。
仮に33.6%で固定した場合、3回以内に当てられる確率は約70.7%です。
なんとしても当て続けましょう。

ただ、ベルベットチャレンジ極も突入させるのが難しい。
非リアボ状態でベルベットチャレンジに突入し、突入ゲーム(画面を鎖が覆った次のレバーオン)でPCを当てられると突入します。
この場合、本来は擬似ボが揃うはずなのにリアボが揃います。
つまり、ボーナス入賞時に図柄が震えません。
非リアボ状態ならリプレイや強レア役が引けるよう祈りましょう。
一番現実的なのはベルベットチャレンジ成功時の3.1%を引き当てることでしょうか。
一番現実的な抽選が現実的でないのはさておき、この場合はPC終了後のレバーオンで極に突入します。
最後に、ベルベットチャレンジ突入時の振り分けが0.4%あります。
この場合はベルベットチャレンジ突入時点で極スタートです。
上記2つはリアボ状態でも受けられる抽選ですね。
気合いで引き当てましょう。

さて、ここまではATの出し方ということで、ペルソナ5はここでこういう引きができれば出る、ということが伝えられるように書いてきました。
ヤルダバオトバトル、聖杯に至る道、ベルベットチャレンジ極はそもそも引くこと自体が難しく、それが引けないから出ないんだというのもよくわかります。
自分もそこそこ打ち込んで数回ずつしか引けてないですし。
ただ、いざそれらを引けたときに活かし方がわからないということがないように先に書きました。
何ができれば良いのかわからないのでは楽しめないですからね。
ここから先はATをより楽しめるよう、もっと身近な要素について触れましょう。

2.9. AT⑦ ボスバトル

やっとボスバトルについて触れられます。
ATの基本中の基本的な要素でありながら、それについて触れずともこれだけ語れてしまうわけです。
ではいきましょう。

番長3と同じです。
ベル引け!ベル引け!ベル引け!
ベルを引いて25%を当てるレバーオン。
これで良いんです。
これが良いんですよね。
ただ、中身はもう少し複雑です。

勝利ポイントが存在します。
最大4ptまであり、報酬パートの聖杯決戦当選率に影響します。
これはポイント加算式で、1ptでも獲得できればボスバトルに勝利します。
イメージは叛逆のマギカチャレンジに近いでしょうか。
ベルの24.2%で1ptを加算、0.8%で2ptを加算します。
強レア役ならpt獲得濃厚且つ50%で2pt獲得します。
一度に獲得できるのは2ptまでです。
ボスバトル勝利時に獲得した勝利ポイント+オタカラジャッジの成立役で報酬が決まります。
だから無駄引きはありません。
強レア役を引いたりブチッカットイン(上パネルが青くなるやつ)が出た後もベルやレア役を引いて良いんです。

オタカラジャッジはストック1個or聖杯決戦かと思いきや、聖杯決戦+ヤルダバオトバトルまであります。
ただ、聖杯決戦+ヤルダバオトバトルの可能性があるのはオタカラジャッジでレア役が成立したとき、もしくはボスバトル中やオタカラジャッジの画面でPCを引いたときです。
ボスバトル中にPCに当選すると、その時点で獲得した勝利ポイントに応じて報酬を抽選します。
報酬は最低でも聖杯決戦です。
もし既に1pt以上獲得していた場合はヤルダバオトバトルも現実的なので、ボスバトルの後半でベルやレア役を引いた後にPCが成立したら期待しましょう。
なお、残念ながらPC当選後はポイントの加算はありません。
PCがリアボなので既にボーナス準備中の状態になってしまっているからですね。

さて、ボスバトル中のPCが聖杯決戦+ヤルダバオトバトルに期待できるという話をしました。
しかし、PCに当選するのは非リアボ状態のときだけですね。
ではリアボ状態中のボスバトルは寒いのか?
そんなことはありません。
むしろリプレイが成立しない分ベル確率が上がっていますし、レア役の確率も上がっているのでそもそもボスバトルに勝利しやすい=ポイントを獲得しやすい状態です。
また、オタカラジャッジの画面で引く強レア役の報酬振り分けを調整することで、リアボ状態か非リアボ状態かで報酬の優劣が極力発生しないよう配慮されています。
個人的にはボスバトル中はとにかくベルを引きたいのでリアボ状態で突入してほしいです。
ただ、非リアボ状態で突入するボスバトルでもPCを引けるかでアツくなれるという話でした。

また、とても薄い振り分けではありますが、ボスバトル突入時に聖杯決戦確定のエピソードに飛ぶこともあります。
もし非リアボ状態でエピソード中にPCを引くことができればヤルダバオトバトル濃厚です。
突入自体が珍しいものですが、突入してしまえば20g継続するのでチャンスは十分かと。
ここでPCを引いてみたいですね。

さて、ここからは演出の話もしていきましょう。
勝利ポイントが存在して報酬パートでの抽選内容に影響すると書きました。
その勝利ポイントを示唆する演出があります。
最終ゲームの全員攻撃です。
ペルソナ召喚演出もそうです。
何ポイント以上確定というわけではありませんが、勝利ポイント1のときと2以上のときで演出の選択率に差があります。
また、PC当選時に選ばれやすい演出もあります。
逆転演出と押し順ナビ遅れです。
非リアボ状態で強レア役を引いた場合はこれらに期待してみて下さい。
なお、押し順ナビ遅れがオタカラジャッジで発生した場合はPC当選ではなく聖杯決戦濃厚です。
ボスバトル中は勝てるかどうかだけでなく、何ポイント取れたか?PC取れたか?聖杯決戦は?というところまで気にしたいですね。

余談ですが、レバーオンで男性キャラだった時のがっかり感はなんとかならなかったのでしょうか。
レバーオン男性キャラのがっかり感は番長3の対決中の中1stを思い出しますね。
もちろん男性キャラでもレア役や共通ベルが成立しているときもあるので第3停止まで期待できるようにはなっているのですが。
ベル以上が成立する女性キャラのときにもナビなしレア役のパターンがあるので、結局女!女!って思ってしまいますよね。
男性キャラ…ハズレ、リプレイ、共通ベル、レア役
女性キャラ…押し順ベル
矛盾でポイント獲得濃厚
みたいな演出バランスの方が楽しめた気がします。

演出の話をしたので、演出繋がりでもう少し話を広げます。
次はAT中のPCについて。

2.10. AT⑧ AT中のPC

なぜ演出繋がりで話を広げる先がAT中のPCになるかと言うと、ペルソナ5は実際は抽選していないものを抽選したかのように見せる演出が多いんですね。
その代表例がAT中のPCだと思ったからです。

AT中にPCを引く恩恵は以下です。
①+10g
②消化中のゲーム数上乗せ抽選
③ステージUP抽選
まず、この①を②として見せています。
実際はよくあるART中にボーナスを引いたら+10gをやっているだけですが、これをPC中に演出として+5gを2回みたいな形で見せています。
また、見た目と内部のパレスが必ずしも一致していないことは既に書きましたが、それを利用して③のステージUP抽選に当選したかのように見せることも多いです。
実際に異色でパレスが昇格する期待度はあまり高くないと思います。
(カネシロ→オクムラよりカモシダ→マダラメの方が昇格しやすいというような傾向はある気がします。)
ただ、同色ならステージUPに十分期待して良いと思います。

では見せ方で誤魔化しているだけでAT中のPCはあんまり強くないのか?
これは本当に状況によりけりなのでなんとも言えません。
カモシダパレスでPCに当選してもステージUPしたとてマダラメ、たくさん上乗せできたとしても下位ステージではボスバトルには期待できません。
対して、カネシロやオクムラ、ましてや聖杯に至る道で引こうものなら話は全然違います。
また、セットの序盤で引くか終盤で引くかも大事になりますね。
序盤で引けばステージUPした場合はその分多くのゲーム数をより良いパレスで消化できますし、継続ジャッジを非リアボ状態で迎えられるかもしれません。
終盤で引けばパレスが昇格しても残りゲーム数が少なく、受けられる恩恵も小さくなります。
実際はリアボ状態の兼ね合いで常に引き得とは言えず、引きたいタイミングと引きたくないタイミングがあると思います。
前後の展開を考えて、今がPCを引きたいタイミングなのかを意識して打てるとより楽しめるのではないかと思います。

さて、PCを引きたいタイミングと書きました。
ペルソナ5にはここでPCを引ければ特に大きな恩恵が得られるというタイミングがいくつもありますね。
①ボスバトル、オタカラジャッジ中→聖杯決戦(ヤルダバオトバトルもチャンス)
②聖杯決戦中→ヤルダバオトバトル
③ボスバトルエピソード中→ヤルダバオトバトル
④ヤルダバオトバトル中→大量ストック(詳細不明)
⑤ベルベットチャレンジ中→ベルベットチャレンジ極
⑥継続ジャッジ中→聖杯に至る道のチャンス
⑦擬似ボ中→PCEX
といった感じに、特定のタイミングでPCを引くことによる恩恵は強力です。
③④に関しては遭遇する機会があまりに少ないので意識することもないかと思いますが…。
よく遭遇する①⑥⑦, あわよくば②⑤のタイミングでPCを引きたいですね。
そもそも非リアボ状態でないとPCは引けないので、非リアボ状態かどうかは気にしておいて下さいね。

また、AT中のPCEXはなかなかに強力です。
ステージUP抽選がどれほど優遇されているかは不明ですが、上乗せ性能は破格です。
体感で異色PCなら15〜20g, 同色なら30gくらいが上乗せの平均と思っていますが、PCEXは60g以上期待できると思います。
3桁上乗せもありました。

これを上位パレス滞在中にできると…

AT中は通常時と異なり、非リアボ状態でベルベットチャレンジに成功できればPCEXが狙えるのでチャンスはそこそこ多いです。
特に上位パレス滞在中に引けると大きなアドバンテージですね。たくさんボスバトルしましょう。

ベルベットチャレンジに成功できればと書きました。
ベルベットチャレンジ極については既に触れましたが、ベルベットチャレンジ自体はまだですね。
最後はベルベットチャレンジについて。

2.11. AT⑨ ベルベットチャレンジ

AT編の最後はベルベットチャレンジについて。
最後にした理由は先にベルベットチャレンジ極について書く中で共通する部分が多かったからです。
後回しにしましたが、ベルベットチャレンジは極でなくとも重要です。
なぜならセットの頭で突入するからですね。
そのセットの展開を良くしてくれる要因に十分なり得ます。
ベルベットチャレンジに成功すると何に期待できるか?
そういった話は既に書いてきたので省略します。
ここで触れるのはベルベットチャレンジ高確です。

原則として、ベルベットチャレンジはベルベットチャレンジ高確中しか移行しません。
ベルベットチャレンジ高確に移行しやすいのは3の倍数セットです。
ベルベットチャレンジ高確に移行すると1回はベルベットチャレンジに当選します。
当選後、転落抽選を行い、大半は1回で転落します。
これがベルベットチャレンジ高確Aです。
AがあるということはBもあります。
Bはそこそこ強力で、50%ループします。
Bの移行率は不明ですが、2セット目にベルベットチャレンジ高確に移行した場合はB濃厚という法則はあります。
ただ、2セット目のベルベットチャレンジは自分も数えるほどしか経験がないので移行率自体はあまり高くないと思います。
そういうものがあるということを知っていただければと。
本題は次です。

1セット目の20%でベルベットチャレンジ高確に移行します。
1セット目のベルベットチャレンジ高確が大事です。
なぜなら1セット目のパレスはカネシロ以上確定だからです。
オクムラスタートもそれなりにあります。
一応1,6,11,…と5セット毎にパレスの優遇はあるので6セット目も高確と被るチャンスではあるのですが、カネシロ以上確定といったものではないです。
カネシロ以上が確定する1セット目が最も優遇されていると思います。
だから1セット目のベルベットチャレンジが大事なんです。
例えば、まどかマギカ2はAT突入時の25%の天国を取れるかがスタートダッシュを決める上で大事でしたよね、それと似ています。
ペルソナ5も良いスタートダッシュを決めたいんです。
1セット目でたくさんストックして、そのストックを守りながら爆発トリガーを待ちたいんです。

そもそも移行率20%に加え成功率は平均40%(レア役とPCを除けば33.6%)です。
成功する機会は少ないですが、これを勝ち取れると大きいです。
なぜ大きいのか?
もちろんカネシロ以上が確定しているからではありますが、それだけではないです。
ATの1セット目はリアボ状態で迎えることが多いです。
リアボPCからAT当選するとリアボ状態でATがスタートするからですね。
もう少し細かく書くと、ペルソナ5は1回目のPCからATに入ることが多く、1回目のPCは有利区間リセット後なら必ず非リアボ状態、有利区間引き継ぎの場合もAT消化分で早めに非リアボ状態に戻るからです。
結果的にリアボPC→ATの流れが多くなります。

ここまで読んでいただけた方なら察しがつくでしょうか。
リアボ状態で擬似ボPCを引くとリアボ状態が短縮されます。
つまり、1セット目の消化途中に非リアボ状態に戻るため、もう一度PCを重ねるチャンスができます。
カネシロ以上、オクムラ滞在も現実的な状況で複数回PCを重ねられるわけです。
カネシロだったとしてもオクムラにステージUPする可能性があります。
そのチャンスが複数回あるということです。
オクムラパレスに長期滞在できる可能性が1セット目のベルベットチャレンジ高確から広がるんです。
だから1セット目のベルベットチャレンジが大事なんです。

最高のスタートダッシュを決めましょう。

というわけで、AT編終了になります。
とても長くなってしまい申し訳ありません。
語りたいことは概ね語れたかと思います。

台の知識やATのイメージはなんとなく掴めたのではないでしょうか。
実践パートに移るためにも高設定を打ちたいところ。
最後に設定判別の話を少ししましょう。

3.ペルソナ5の設定判別

無理です。

これで終わってしまおうかとも思いましたが続けます。
実際、設定判別は難しい台だと思います。
一般的な話をしますが、高設定の機械割が低いと設定判別も難しくなりがちです。
低設定と高設定の機械割の差が大きいほど設定の違いによる挙動の差を体感する機会が多くなるからですね。
ツモったときの期待枚数だけでなく、そういう面でも設定6の機械割は大事です。
それでも何か特定の要素に突出した設定差があれば良いのですが、ペルソナ5の場合はAT直撃以外には見当たりません。
ただ、解析はそれなりに出揃ってきたので推測も含みますが以下に整理します。

トロフィーはAT終了画面でしか出現せず、金以上が出る振り分けは5001g以降でも各2.5%しかありません。
確定系についてはカスタムありきだと思います。
終了画面の確定パターンも条件が限られ選択率が低い上に4以上までしか確定せず、666枚のような獲得枚数での確定パターンもないのでカスタムしてる店で打ちたいです。
なお、ペルソナ5の456確は呪いです。
リボンほむらに近いものを感じます。
命の危険を感じたら逃げて下さい。

トロフィーなしで判別する場合、設定差がPC確率とAT初当たり確率なのでこれを軸に判別を進めるしかありません。
まずAT初当たりについて。
確定系を除いて一番嬉しいのが直撃です。
通常だろうが高確だろうが設定差特大です。
一度でも確認したらもう腹を括って良いと思います。
データから後ヅモを狙う場合、AT間999gの天井を踏んでいる場合はAT直撃と同じ履歴の付き方をしてしまうので気をつけて下さい。
直撃を除くと規定回数の振り分けだと思います。
自分でツモった分+全系を確認した分のデータしかないのでサンプルが少ないですが、規定回数が1〜3回の振り分けが高設定ほど高くなるイメージで良いかと。
参考までに、全56濃厚の全台データでは約半数が1回目、2回目までなら7割強、3回目までなら8割以上がATに入っています。
ただ、これは書き換えも込みです。
また、朝イチ1回目のATは除いています。
PCを引くゲーム数はバラつくので、初当たり確率より何回目のPCでATに入るかを意識した方が良いです。

次にPCについて。
基本的に非リアボ状態中しかサンプルが取れません。
非リアボ状態での特定ボーナスを意識します。
具体的には弱チェリー/スイカ重複とリーチ目A/B/C/D重複です。ひとつひとつは分母が大きいので、合算のサンプルを取りましょう。
リーチ目A/Bから重複した場合は異色か同色かも意識しましょう。
ただ、通常時はリアボ状態が非常に長いので分母(非リアボ状態の通常消化ゲーム数)を稼ぎにくい。
そのため、軸になるのはAT初当たりの方だと思います。
(非リアボ状態のゲーム数を把握するためにも、内部状態の見極めが必要です。)
バジリスク絆のような同色を引きやすいといった特徴はあまりないと思います。
弱チェリー/スイカ重複のリアボPCは同色確定ですが、リーチ目A/Bは高設定ほど異色比率が高くなるので上手く帳尻を合わせているイメージです。

まあ、6確しても人生終わるんですけど。

最後に

自分なりにペルソナ5について語ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
ペルソナ5の魅力、アツくなれるポイント、良いところも悪いところも少しでも伝われば良いなと思います。
人によって解釈の違う部分は当然あると思いますが、そこは自分の解釈がそうであったということで。
明確に間違いであることは書いていないつもりですが、情報量もそれなり且つ推測も多く含んでいるので多少は大目に見てください。

なお、自分以外の人生に責任は持てませんので、打った結果人生が終わったとしても自己責任でお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
感想、意見等あればTwitterの方でいただければと。
需要があれば次回はバイオRE2について。
今回のような楽しみ方というよりは設定看破を主題にすると思います。
バイオRE2も奥が深くて本当に面白い。
(勝てるかはともかく…。)

お金を取るほどの内容でもなく、その気もないので無料公開ですが、投げ銭はできるようにしています。
いただいた分はありがたく稼働中の飲み物代にさせていただきます。
(購入いただいた方、本当にありがとうございます!2/6追記)
それでは今回はこの辺で。

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