大阪・十三 「喜八洲総本舗」と「ねぎ焼やまもと」
久しぶりの大阪・十三(じゅうそう)。
十三といえばB級グルメに限る。
まずは喜八洲総本舗(きやすそうほんぽ)へ。
喜八洲総本舗は、大阪の誇る和菓子屋。しかも、廉価で良質な和菓子に、味に厳しい大阪府民が行列するほど。
今回は力士最中(大きめだから「力士最中」)、栗饅頭、小型羊羹の詰め合わせを購入。
「喜八洲総本舗」の後は、久しぶりの「ねぎ焼やまもと」本店。
新大阪駅や梅田の支店は数年前行ったが、本店は数十年ぶり。
本店に入ると、やはり良いなあと思う。支店にはない、下町らしいざっくばらんな雰囲気。くつろぐなあ。
名物のすじねぎを注文。マルエフの瓶ビールをちびちび飲みながら待つ。
他のお客さんも皆楽しそうに食べている。焼きそば、とんぺい焼き、普通のお好み焼き・・・
ねぎ焼きは、味付けがソースでなく醤油だれが特徴。
最後にレモンを一絞り。醤油の塩辛さにレモンの酸味。コントラストがたまらない。
すじねぎは、具が牛すじ煮込み。とろとろの牛すじ。こんにゃくはコリっと。食感の違いも楽しい。
出汁をたっぷり含んだトロトロな生地と、牛すじのハーモニーもなお良し。刻んだたっぷりの鴨頭ねぎもポイントだ。
牛すじ煮込みのタレと、ねぎ焼きの醤油だれの相乗効果。味付けは結構塩気が強いんだけど、その分ビールが進むというものだ。
しかも十三という庶民的な街には、これぐらい塩気が強い味付けの方が、合っている気がする。
こちらは、十三という街の空気感を堪能しつつ、ビールやレモンサワーのアテとして、メニューを楽しむお店だなあ。
鉄板の湯気の向こうから、下町らしい和気藹々が見えてくる。
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