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転職と副業のかけ算#9

今回は内定後大切なこと退職の仕方、転職後に持つべき視点について紹介します。

①要約

(ア)内定後大切なこと

年収を上げることを転職の軸としていた人ならば、内定後年収交渉をすることも必要である。年収について聞くことは、タブーと思われがちだが、年収を気にすることも立派な転職の軸なので気にすることはない。ただ、年収を交渉する際には、自分が企業から欲しがられている存在である方が、年収交渉を有利に進められる。自分が企業から欲しがられている状態とは、内定後に「職場のメンバーに合わせてほしい」など自分の希望に応えてくれ状態のこと。また、年収交渉をする際にはその企業の給与体系を聞くことで、自分が提示した希望年収がどの程度の役職の年収のなのかを知り、トップの年収を超えないようにすることができる。トップの年収を超えてしまったら、企業は採用をあきらめる確率が高くなってしまう。

(イ)退職の仕方

(1)転職先の熱い思いを語る
現職でできることを言わないことが重要。誰の手にも負えない状態を作る。
(2)事後報告として期限を決める
「何か月後までに退職するのでそれまでに引き継ぎたいなど」、変えられない期限とゴールの設定。
(3)家族を使う
一社に一回まで有効

(ウ)転職後に持つべき大切な視点

転職は入社して、活躍することがゴールなので、結果を出し続けるために環境を整備する必要がある。環境を整備する上で、切っても切り離せないのが人間関係。人間関係をうまく構築することが重要。

人間関係を構築する上で重要な点は下記3つ。

(1)社内の人間関係を理解し、自分のポジションを得る(1か月目)
入社初日から自分を強く出してしまうと、忌み嫌わてれしまうため周りのことを理解するように徹する。食事のお誘いなどを駆使して、自分のフォロワーを増やし、組織内での認知を増やす。

(2)ビジネスの状況を理解し、自分やるべきことをやる(2か月目)
成果を出すための布石
(3)これまで把握した状況と、自分がやるべきこと人に伝えて、成果を出す(3か月目)
信頼関係が出来上がった状態で成果を出すと、「あの人、すごいかも」と思われ、人がついてくるようになる。

世の中に本当にいい会社はなく、何かしら自分にとってデメリットが存在する。本当にいい会社とは「自分が働き方をコントロールすることができる」のことであり、会社を利用し、自分の価値を伸ばしていく必要がある。

②感想

近年は退職代行サービスなどを利用しないと退職できない事例もあり、そういった中で、上記の退職の仕方も覚えていく必要がある。転職活動をしているときは、内定を獲得することがゴールになってしまいがちなので、あくまで転職先で結果を出すことに焦点を置く大切さを学んだ。また、今回いい会社の定義、「自分が働き方をコントロールすることができる」ということを、自分の転職の軸に組み込みたいと感じた。



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