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20歳の自分に受けさせたい文章講義#0

日々のアウトプットの質を高めたい方は、ぜひ本書とを手に取って読んでみてください!文章を書く姿勢が圧倒的に変わります!

では、今回は番外編ということで各講のまとめをしていきます。

(1)ガイダンスまとめ

◆どうすれば文章が書けるのか
・書こうとするな、「翻訳せよ」。
・文章とは、頭の中の「ぐるぐる」を、伝わる言葉に「翻訳」したもの。
・うまく書けずにいる人は、「翻訳」の意識が足りない。

◆書くことは考えること
・理解したから書くのではない。解を得るために書く。
・わからないことがあったら、書こう。自分の言葉に「翻訳」しよう。

◆翻訳の第一歩
①聞いた話を「自分の言葉」で誰かに話す→再構築・再発見・再認識の「3つの再」が得られる。
②「言葉でないもの(地図や絵、写真)」を言葉にする。
ポイント:自分の意見をいっさい入れない、レトリックに頼らない。

◆「書く技術」は、一生使える「武器」になる。
・これからはますます「書く時代」「書かされる時代」になる。
・文章力という「武器」を手に入れることは、将来に対する最大級の自己投資。

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(2)第1講まとめ

◆文章は「リズム」で決まる
・文章の正体は「リズム」である。
・文章のリズムは、「論理展開」によって決まる。
・「接続詞」を意識すれば、文章は論理破綻しにくい。
・支離滅裂な文章は、文と文の「つなげ方」がおかしい。
・美文より「正文」を目指す。
・主観を語るからこそ、客観を保たなければならない。

◆文章の「視覚的リズム」
①句読点の打ち方
 ・1行の間に必ず句読点を1つ入れる。
②改行のタイミング
 ・最大5行あたりをメドに改行する。
③漢字とひらがなのバランス
 ・ひらがな(白)のなかに、漢字(黒)を置く。

◆文章の「聴覚的リズム」
・音読は、文章のリズムを確認するために行う。
・文章を音読する際の、2つのポイント。
 ①読点「、」の位置を確認する。
 ②言葉の重複を確認する。

◆断定により、文章にリズムを持たせる
・「断定のリスク」を乗り越えるために、断定する箇所の前後2~3行をしっかりとした論理で固める。

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(3)第2講まとめ

◆文章の面白さは「構成」で決まる
・文章のカメラワークを考える。
①導入(=序論)・・・客観のカメラ
→客観的な状況説明。
②本編(=本論)・・・主観のカメラ
→序論に対する自分の意見・仮説。
③結末(=結論)・・・客観のカメラ
→客観的視点からのまとめ。

◆導入は映画の「予告編」
・文章がつまらないと、読者は文章を読んでくれない。
・予告編の基本パターン。
①インパクト優先型
②寸止め型
③Q&A型

◆「論理的な文章」の3層構造
①主張・・・その文章を通じて訴えたい主張。
②理由・・・主張を訴える理由。
③事実・・・理由を補強する客観的事実。
・文書のなかに「主張」「理由」「事実」の3つがあるか、そしてその3つはしっかり「連動しているのかを」いつも意識する。

◆構成は「眼」で考える
・頭のなかの「ぐるぐる」を図解・可視化して、「流れ」と「つながり」を明確にする。
・文字量を「眼で数える」習慣を作る。

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(4)第3講まとめ

◆読者の「椅子」に座る
・あらゆる文章には、必ず読者が存在する。
・読者の立場に立つのではなく、読者の「椅子」に座る。
①「10年前の自分」の椅子に座る。
②「特定のあの人」の椅子に座る。

◆文章は、やさしく書くのがいちばんむずかしい
・「わかるヤツにわかればいい」のウソ。
→「著者の理解がふかければふかいほど、わかりやすい。表現でどんな高度な内容も語れるはず」(吉本隆明)

◆「説得」せずに「納得」させる
・人は「他人事」に興味はない。
→「自分事」にすることで、納得させる。
・「仮説」を提示し、一緒に「検証」することで、読者を「議論のテーブル」につかせる。
・「起転承結」で読者を巻き込む。
・自分の文章に自分でツッコミを入れる。

◆文章は「コミュニケーション」
・「小さなウソ」はつかない。細部ほどどれだけ大事にできるかは、文章の最重要ポイント。
・「自分の頭でわかったこと」以外は書かない。
・「目からウロコ」は3割、残り7割は「すでにわかっていること」でよい。

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(5)第4講まとめ

◆右手にペンを、左手にハサミを
・推敲とは、ハサミを使った「編集」である。

◆書き始めの編集
・「なにを書くか?」ではなく、「なにを書かないか?」
・頭の中の「ぐるぐる」を可視化する。
→「ある傾向を持つキーワード」と「それ以外のキーワード」の両方を紙に書き出してみる。
・いつも「疑う力」を忘れずに、文章と「向かい合う」。

◆書き終えてからの編集

・推敲とは「過去の自分との対話」である。
・最大の禁句は「もったいない」。
・長い文章を見つけたら、短い文章に切り分ける。
・論理性をチェックする方法。
→この文章を、図に描き起こすことはできるか。
・細部がどれだけ描写できているかをチェックする方法。
→この文章を読んで、「映像」が思い浮かぶか?
・「身近な他人」「いまの自分」「明日の自分」に読ませる。

◆いい文章を書くのに「文才」はいらない
・才能を問うのは「言い訳」。この本を読み終えたら、とにかく書こう。書くことで、読む人の心を動かそう。

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参考図書
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