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コーチングの基本#6

今回はコーチングの実際について紹介します。

①要約

 コーチングは実際にどのように行われるだろうか?結論、コーチングは大まかにセットアップ(リサーチ、プランニング)→実践(コーチングの実践)→振り返り(結果の評価)の順で行われる。では、各フェーズのやり方について細かく見てみよう。

(ア)セットアップ(リサーチ、プランニング)
 まず最初に、コーチングがそもそもふさわしい手法なのか、考えなければならない。クライアントが高めたい能力に対してコーチングが最適なのか、お互いに確かめた方が良い。
 また、コーチングはコーチとクライアントの関係の上に成立することが多いので、コーチとクライアントの相性も確かめなければならない。コーチとクライアントの相性が合えば、プランニングに入る。
 プランニングでは、クライアントの目標、目的や達成基準を明確化する。より明確化するために、クライアント本人やクライアントの利害関係者にインタビューなどリサーチをしていくほうがよい。

(イ)実践(コーチングの実践)
 実践の期間は1クール半年から1年である。対面、あるいは電話で定期的にセッションを行う。また、電話による約5分間のクイックコーチング、メールによるQ&A、ゴール達成に向けた情報の提供など、積極的にあらゆる角度からサポートしていく。
 内容はクライアントと対話を繰り返して、何度も軌道修正し、フィードバックの繰り返していくことが必要である。そうすることで、1歩ずつ目標達成に向かっていける。

(ウ)振り返り(結果の評価)
 振り返りはコーチングによって期待通りの評価、成果ができたかどうかを振り返る。そこでコーチングを更新するか完了するか決めていく。

②感想
 コーチングは目標達成の支援だけでなく、クライアントの自信を高める要素もある。1つずつハードルを乗り越えていくことで、次第に自信を高めことができるはず。自信を高めることで、次なる課題に挑戦する意欲がわき、自走できる人材になっていくと確信している。

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