コーチングの基本#7
今回はコーチがもつべき視点について紹介します。
①要約
コーチはクライアントの状態を見ながら、コーチングをしなければならない。つまり、クライアントの状態を把握する必要がある。では、どうやってクライアントの状態を把握するのか?結論、コーチは3つの視点をもって、把握している。
①Possession(ポゼッション:身につけるもの)
②Behavior (ビヘイビア :行動)
③Presence (プレゼンス :考え方、信念)
①②③の詳細については、後のnoteで書くので、ここでは簡単に説明する。
(ア)Possession(ポゼッション:身につけるもの)
Possession(ポゼッション:身につけるもの)とは、目標に向けて、必要な知識・スキルを身につけていくことである。現時点でクライアントがもっている知識を把握し、他にどのような知識が必要なのか、コーチングのなかで考えていく。
(イ)Behavior(ビヘイビア:行動)
Behavior(ビヘイビア:行動)とは、Possessionを生かして、行動していくことである。目標達成をするためには、知識だけ持っていても意味はない。行動しなければ、なにも変わらないので、コーチはクライアントがどのような行動をしているのか把握する。また、どのような行動が最適なのか、対話のなかで、クライアントと考えていく。
(ウ)Presence(プレゼンス:考え方、信念)
Presence(プレゼンス:考え方、信念)とは、クライアントの考え方や信念を探る行為である。知識を得て、行動していても、うまくいかないことが多い。1つの原因として、クライアントが「このように行動すればいい」と頭でわかっていても、本心でわかっていない場合がある。
つまり、自分の考えが変わっていないのだ。目標達成をするためには、新たな考えが必要である。考え方を変えなければならない。なので、コーチはクライアントの価値観を把握し、目標達成するための考えを養成する必要がある。
②感想
知識、行動、考えの3つの観点から、クライアントを把握する。つまり、この3つが伴っていないと、目標達成はなしえないということである。コーチング以外でも、通ずる考え方だと思う。目標という大きなことでなくても、何かをしたいのであれば、この3つを意識していく必要がある。
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