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転職と副業のかけ算#8

今回は企業に刺さる履歴書と面接実践法について紹介します。

①要約

まず、転職活動とは自分を商品として、企業に売り込むことである。

転職活動では自分の強みを推すことも多いが、企業が求めているニーズに応えることが、自分を商品として売り込むということだ。

(ア)履歴書を書く上で大切な視点

(1)共通点や類似点を見つける
志望先の企業が求めるスキルや能力と現職でのスキルや能力の共通点を見つけて、志望先では具体的にどう活躍するかイメージさせ、納得させる。
(2)社内評価ではなく、個人評価で考える
企業がみているのは、個人として稼ぐ力、つまり企業という看板がない自分。
(3)自分の役割を明確かつ、定量的に伝える
STARTSを意識して、履歴書を書くことが必要。
Situations   どんな環境で
Task       どんな任務を持ち
Action      自分は何を実行して
Result    結果はどうなったのか
Self-Appraisal 振り返ってみてどうか
(4)面接でのツッコミどころを用意する
自分がやってきたことを具体的に書くのではなく、面接で聞きたくなるように濁す。

(イ)面接を行う上で重要なポイント

(1)何ができる人なのか伝える
表彰や実績ではなく、その結果のためにどのように工夫し、どう行動したのか伝える。あくまで個人で稼ぐ力を重視。
(2)再現性の有無
志望先の企業でどう活躍できるのか、課題に対してどう改善するのか。
企業の再現性を見るために、採用募集に至った経緯を聞くのも良い。
(3)情報の見方と発信方法を考える
主体的に自分にとって必要な情報をインプットし、自分の意見を持ち、発信する。どんな意見を持ったのかが大事。

②感想

自分も就活の時に、過去頑張ってきたことを中心に伝えてきたが、自分を商品として売り込む発想はなかった。いくら商品のメリットを伝えても、買い手にメリットがなかったら、意味がない。相手のことを真剣に考え、どう課題に立ち向かうかが必要。今回の要約で、キャリアを考える際は個人で稼ぐ力や主体的に考え、判断し、行動することの大切さを実感した。主体的に行動することは「7つの習慣」の第1の習慣でもあるので、成功の原則にかなっていると感じる。


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