コーチングの基本#5
今回はコーチングは可能性・成長の探求を紹介します。普段より短いですが、キリを良くするためです。
①要約
(ア)可能性の探求
コーチングのプロセスのなかで、コーチはクライアントの何に着目したほうがいいのか?
結論は前進できる可能性に着目し続けることである。では前進できる可能性とは何だろう?具体的には、クライアントの「何か使えるもの」である。それはクライアントの性格や表情などさまざま存在する。クライアンの「何か使えるもの」に着目することが、クライアントの成長への資産となってくる。
また、可能性に着目することで、選択的知的により、コーチは役立つ情報をクライアントに渡すことができる。
*選択的知的・・・強く関心を持った情報を、大量の情報のなかから選択的にふるい分け、認識する能力。
(イ)成長の探求
コーチングはクライアントの目標達成を支援することが重要だと述べたが、それだけでは足りない。その先の、自走できる人材を目指すことも考えなければならない。自走できる人材とは、成果を上げ続ける人材である。
自走できる人材になるためには、コーチはクライアントの自走のための思考・行動の習慣に着目をしていく。しかし、行動を習慣化することは難しいため、コーチはまずその部分を支援していく。
習慣化していくことで、成果を上げ続ける「成長のエンジン」をクライアントに搭載できる。搭載できた時には、クライアントは自走できる人材になっているはずだ。
②感想
誰かにアドバイスをするときは、修正すべきポイントばかりに目が行きがちである。しかし、その人が持っている長所に焦点を当てることで、モチベーションをあげるという手法も重要だと感じた。修正すべきポイントばかり言われてしまうと、自分は何もできない人間と錯覚してしまうことがあると思うので、そこには注意しなければならない。
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