サッカー戦術(ストーミング)    ~ライプツヒィ~

(1)19-20シーズン(ライプツヒィ)

①走力を基礎にした攻撃

 ライプツヒィはLiverpoolと同様に、ストーミングを駆使する代表的なチーム。基本的な攻撃方法は①縦志向の攻撃②ハイプレスである。ただ単に、縦にパスを入れるのではなく、選手の移動によってより確実性の高い縦パスを入れるようにする。
 ①2シャドーがハーフスペースを空ける②2人のFWが逆に動くことで、相手の判断を惑わせ、対応を難しくしている。

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②サイドで狩りとる

 守備時は前線からのハイプレス。ハイプレスの枚数は相手のビルドアップの枚数に合わせる。Liverpoolとは反対に中を切って、サイドに誘導しボールを狩りとる。

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③まとめ

 選手が多角的に動くことによって、攻守ともに違いを作り出し、ライプツヒィはブンデスやCLで躍動している。もちろんライプツヒィの戦術は動ける選手が基本なので、補強も23歳の若手を中心に獲得している。若い選手を多く抱えながら戦術を選手に落とし込めているのは、ナーゲルスマン監督のさすがの手腕ではなかろうか。

 

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