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【徹底解説】Canva×Instagramの活用方法
はじめに
私はInstagramで育児系アカウントを運営しているが、
フィード投稿は全て「Canva」で作成している。
Canvaとは無料で利用できるグラフィックデザインツールのことで、
・パソコン
・スマートフォン
・タブレット
に対応している。
※スマートフォン、タブレットは専用アプリが必要
一部有料プラン(Canva Pro)も年間12,000円で存在するが、
フィード投稿用の画像編集であれば、無料で十分である。
かれこれ1年以上このソフトを愛用しているが、
そこで培ったノウハウについて、今後共有していく予定だ。
尚、「Canvaの始め方」のような
一般的なノウハウはネットに溢れているため、
ここでは専門的なノウハウを扱っていく。
数あるノウハウのうち、最低でも1つは役に立つはずだ。
Instagramに投稿している人気記事を題材に、
具体的にどのように作成しているのか見ていこう。
Canvaによる画像編集
Instagramのフィード投稿は下図の通り。
タイトルに文字入れをしていて、
・どんな投稿か一目で判断できる
・視聴者に共感してもらえる
・内容が気になってクリックしてしまう
・色味を統一する
といった事を意識して、タイトルを作成している。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91148837/picture_pc_8a5732e26cef7c8b01336b5434b69cc7.png?width=800)
この中でも人気である下記投稿について、
どのようにCanvaで画像編集しているか、徹底解説していく。
1. タイトル
タイトルは視聴者が最初に見る画像であるため、
一番重要である。
実際、数ある投稿を1秒もかけずに流し見するため、
その一瞬で目を引く必要がある。
実際に作成した下図は大きく分けて、
・背景写真
・文字
から構成される。
![](https://assets.st-note.com/img/1668428777088-HEhsIdHCZ6.jpg?width=800)
<背景画像>
背景画像はスマートフォンで撮影した写真で、
透明度は"40"にしている。
![](https://assets.st-note.com/img/1668429550336-I1FvvhMUNI.png?width=800)
仮に、透明度を"100"にしたタイトルは下図のようになる。
![](https://assets.st-note.com/img/1668432299843-fDZL1nmIzj.jpg?width=800)
図2と図4を比較すれば一目瞭然であるが、
図4の背景画像は色味が強く、濃淡がはっきりしているため、
文字が読みづらい。
タイトルで一番目立たせたいのは文字であり、
背景画像は補助的な要素に過ぎないため、
透明度で調節するのだ。
このように、透明度をうまく使うことで、
各要素の優劣を明確にできるため、便利な機能である。
<文字>
タイトルでは
「子供がいても孤独」
という文字を使用している。
この文字を目立たせたい順に並べると
① "孤独"
② "子供"
③ "がいても"
となり、これを実現するために、
文字の大きさ、色を変えている。
また、これらの文字をより目立たせるために、
下図のように2つの文字を重ね合わせている。
![](https://assets.st-note.com/img/1668457609905-Qri4EmcL1X.jpg?width=800)
詳細は下記動画の通りで、
・重ね合わせ方法
・色
・フォント
・大きさ
が理解できるかと思う。
2. メイン
投稿で伝えたい内容を記述していくメインの部分。
特に2,3ページが重要で、
ここで興味を惹かれなければ、最後まで見ずに離脱してしまう。
ここでは2ページ目を例に説明するが、
大きく分けて、
・背景
・小タイトル
・説明文
・出典
・誘導文
から構成される。
![](https://assets.st-note.com/img/1668545983953-JcwQwqrvv4.jpg?width=800)
<背景>
背景はフォーマット化していて、
Canvaのテンプレートや素材を組み合わせて、自作したものである。
![](https://assets.st-note.com/img/1668552116166-FInE44qXJe.jpg?width=800)
タイトルと同様で、文字を目立たせるために、
ここでも透明度を活用している。
下記動画のように、最前面に白い四角形を重ねており、
透明度50にすることで、背景全体を薄く表現している。
尚、背景に使用したテンプレートはこちら。
https://www.canva.com/templates/EAEcxR1ErVQ-neutral-minimal-lifestyle-quote-social-media-post/
![](https://assets.st-note.com/img/1668553242484-taqm8N1Hex.jpg?width=800)
フレームの入手元は忘れてしまったが、
恐らく、「素材」タブで"フレーム"と検索して手に入れたと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1668553698067-PadOCTUgpT.png)
<小タイトル>
ページ毎にタイトルをつけたい時は
このスタイルをいつも使用している。
キーボードで "L" を押すと図形の「線」が表示されるが、
・終点:丸
・線の太さ: "100"
・色:#f8c235
に設定し、その上に文字を重ねている。
![](https://assets.st-note.com/img/1668631072563-iKpyD3jbeO.png?width=800)
<説明文>
四角い図枠の中に説明文を記述していくが、
標準的に使用しているのは
・フォント:けいふぉんと
・色:#68424b
である。
一般的には黒色を使用するかと思うが、
焦げ茶っぽいこの色の方がオシャレに見えるし、
他の色を邪魔しないので、多用している。
![](https://assets.st-note.com/img/1668631980583-FIR0CnPQvb.png?width=800)
そして、目立たせたい部分だけ、
明るい色を使用したり、
アンダーラインを引いたりして、濃淡を使い分けている。
<出典>
説明文の下にある出典は
・フォント:UD明朝
・色:#000000 (黒)
を使用していて、堅い雰囲気にしている。
<誘導文>
先述した通り、最初の2,3ページで興味を惹かれなければ、
最後まで見ずに離脱してしまう可能性がある。
この離脱を防ぎ、次のページに誘導するのが「誘導文」である。
個人的にはかなり重要な要素だと思っている。
説明文において、
「1日に発する単語数は
男性:7,000語、女性:20,000語と言われています」
と記述しているが、この文章だけで完結しているのがわかるだろう。
「なるほど」と思う人もいれば、
「ふーん」で終わる人もいるはずだ。
ここで、誘導文の
「特に女性は」
が入ることで、文章が中途半端になる。
「特に女性は何なの?」となるはずだ。
つまり、
あえて文章を完結させないことで、
次のページに誘導しているのである。
この誘導文は
・フォント:うずらフォント
・色:#68424b
で作っており、矢印は素材で "next" と検索すれば出てくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1668640144880-57pWBfbbL0.png?width=800)
3. 強調
投稿の中でも特に強調したい場合は、
下図のような黒背景のページを作成している。
あくまでもこれは一例で、
内容によって強調の仕方を変えているが、
こちらは悲観的な内容に用いることが多い。
他のページが明るい色味を持つため、
ここでガラッと雰囲気が変わり、
視聴者を飽きさせないようにしている。
![](https://assets.st-note.com/img/1668669588513-Q0dVftPSWb.jpg?width=800)
大きく分けて、
・背景 ※割愛
・補助文
・説明文
・出典 ※割愛
から構成される。
<補助文>
投稿を作成していると
「この説明も付け加えたい」という気持ちと、
「文字が多過ぎて見づらい」という気持ちが錯綜する。
読みやすく、シンプルな内容が好まれるため、
文字を減らす努力はしているが、
どうしても減らせない場合はこの手法を用いている。
図13の「約半数の」が補助文にあたるが、
・説明文とフォントを変えて見やすくする
・スラッシュ( "/" )で囲んで見やすくする
ということをしている。
<説明文>
標準的に使用しているのは
・フォント:けいふぉんと
・色:#ffffff (白色)
で、特に強調したい文章は
・色:#e8cd00
を使用している。
4. サンクスページ
最後まで見てくれた視聴者に対して、
・いいね
・保存
・プロフィール閲覧
を促すのが目的である。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91386343/picture_pc_15c83f11c2d47f9aac14d04e1ad47f35.gif?width=800)
このページは構成要素が多く、
全てを説明することは難しいため、下記動画にまとめた。
簡単に説明すると、
・ベースはテンプレートの組み合わせ
・項目毎にグループ化。背景以外はアニメーション適用
である。
尚、サンクスページに使用したテンプレートはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1668673547362-kSkWX3LKya.jpg?width=800)
https://www.canva.com/templates/EAEolubRgyg-watercolor-hello-september-instagram-post/
![](https://assets.st-note.com/img/1668674158212-s8u3Yv1afP.jpg?width=800)
画像のダウンロード
Canvaによる画像編集が完了したら、
PCに画像をダウンロードする。
手順は簡単で、
「ファイル」→「ダウンロード」を押し、
「ファイルの種類」を"JPG"に変更した後、
「ダウンロード」を押すと、画像が保存される。
![](https://assets.st-note.com/img/1668675330812-SCUl7i1htM.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1668675372151-OltQm663vY.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1668675422965-vcyElucbxY.png)
おわりに
昨今のInstagramを見ていると、
文字入れ投稿は当たり前になってきている。
それに伴い、画像編集が必要になるわけだが、
私は画像編集の経験が全くなかった。
強いて言うなら、officeのpower pointを使用するぐらいだ。
そして、全て独学だったため、苦労したのも事実である。
試行錯誤しながら、ここまでやってきた。
今回の投稿で、少しでもノウハウを習得してもらい、
画像編集に役立ててもらえれば嬉しい。
ぽん太
(3,650文字)
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