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高級レストランに行ってみたぜ!

昨日高級レストランに行ってきました。

うやうやしく運ばれてきたお皿の上には豪華そうな料理の数々
そして店員さんが料理に関する説明をします。
マンガでしか見た事無い風景でした。
そもそも店の立地が少し郊外。都会の喧騒とはかけ離れていました。
今まで外食といえば千円以下、良くて三千円代の私からすれば異次元の世界です。
料理を味わう前に店の雰囲気、オーラにビビりまくってます。
こりゃあ、いったいどんな味がするんだろうか?食べた瞬間舌が吹っ飛んじゃうねえか…
そんな恐れを抱きながら、一口食べると。

う、うまい

こりゃあB級グルメに慣れきった俺の舌が味わった事ねえ味だぜえ

未体験の衝撃に驚きながら運ばれてくる高価な料理の数々
そんでもってウェイターのマダムの説明がまたどれだけ地元の新鮮な食事を使っているか思い知らせてくるんですわ。
もうこんな事俺の人生で無いかもな。。。そんな事を考えながら味わっていると不思議な事が起きました。

ラーメン食いてえ、牛丼食いてえ

そんな超絶失礼な考えが頭をよぎりました。
いや、違うんですよ?!料理がマズいとかそんなわけじゃないんですよ?!

ただ、B級グルメに慣れきった私の舌には繊細すぎるんですよね

色々な高価な素材が混じったハーモニー。
まるでオーケストラのクラシックの様な味なんですよ。
でもクラシックを聴いてると段々ロックが聴きたくなってくるんですよ!
ああ、チマチマと!もっとガツンと来いや!爆音でギター鳴らしてドラムドカドカ言わせてくれや!ヴォーカルはなんか叫んでてくれや!

メインの鴨のステーキを食べても、

これご飯の上に乗っけてカモ丼とかにした方が旨いんじゃないかな。

なんて失礼極まりない事を考えちゃう訳なんですよ。

そんでもってお会計。ウェイターのマダムが持ってきた領収書を見てみると、

一万円

ふぁ?だあああああ?!?!???!

パードゥン?レアリー?
もう一度見直すと確かに

一万円

と刻まれていました。
払いました。払いましたとも。払ったっつてんだろが!

そして今日、昼に近所のラーメン屋に寄って払った金額が850円。

食べた時に実家に帰ったような安心感がありました。

結論
小市民の舌に一番合うのはいつものメシ

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