坂元ぽん太

坂元ぽん太

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もうすぐ春ですね

早朝のだれもいない駅のホームで一人、電車がくるのを待つ。 ふと思い立ち、急遽電車に乗って日帰りで鹿児島へ向かうことにした。 始発の時刻はAM5:38。早起きが苦手なぼく…

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歪な音が鳴り続く先に

ぼくには少し歳のはなれた離れた兄がいる。 名前は「歌王子あび」、VERANPARADEというバンドのボーカルです。 ぼくが思春期の扉を開いた頃、家を出て行った兄に久しぶりに…

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身の程の成長期

ぼくは「Hey Siri」といえない。 Hey!っていうのがすごく恥ずかしい。いったとしても「ヘイ シリ」になる。 できることなら「あっ、あの、すいませんが、お母さんに電話か…

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豚の角煮が食べたい

分厚くて、でかくて、とろっとろの豚の角煮が食べたい。

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終わらない幸せを、限りあるぼくら繋いでいこう。

自分について色々と考えようと決めたこの連休。 今日は前職で保険の営業をしていたときによく使っていた、「ライフプランニングシート」を書くことにした。 ライフプランニ…

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自分の中の凪を辿って

4月30日の朝、目を覚ますと見慣れない天井に少し動揺する。そういえば昨日ふと思い立って一人でビジネスホテルに泊まっていたのでした。 宮崎にいながら宮崎のビジネスホテ…

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街中であいさつをするような

平日夕方5時の高千穂通り、仕事を終えて帰路へと向かう人たちが多く行き交うなか、小さな屋台やテント、テーブルがおかれていき、少しずつなにかが始まる雰囲気に。 この日…

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もうすぐ春ですね

もうすぐ春ですね

早朝のだれもいない駅のホームで一人、電車がくるのを待つ。
ふと思い立ち、急遽電車に乗って日帰りで鹿児島へ向かうことにした。
始発の時刻はAM5:38。早起きが苦手なぼくにとって、ふと思い立ったにしてはなかなかの気合いが入っていると思う。

この時期のこの時間は、まだ暗く寒いので、ホットレモンで手を温めながら電車がくるのを待つ。
小さい頃、家族と初日の出を見に行くときは、いつもホットレモンだったなと

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歪な音が鳴り続く先に

歪な音が鳴り続く先に

ぼくには少し歳のはなれた離れた兄がいる。
名前は「歌王子あび」、VERANPARADEというバンドのボーカルです。

ぼくが思春期の扉を開いた頃、家を出て行った兄に久しぶりにあったら、歌王子になっていた。

思春期まっただなかで、目に映る全てを俯瞰した(つもりの)目でみていたぼくは、関西人でもないのに「自分で歌王子ってどないやねん…」と思っていたけど、月日は流れ、ぼくは自分を「ぽん太」と名乗る26

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身の程の成長期

身の程の成長期

ぼくは「Hey Siri」といえない。
Hey!っていうのがすごく恥ずかしい。いったとしても「ヘイ シリ」になる。
できることなら「あっ、あの、すいませんが、お母さんに電話かけてもらえますか?」で対応してくれたらすごく助かるのに。

この間試しに、Fire TV Stickの音声機能を恥ずかしながら使ってみた。
自信のなさが声にでていたのか「ささやきモードをオンにしますか?」とAIに気を遣われる始

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豚の角煮が食べたい

豚の角煮が食べたい

分厚くて、でかくて、とろっとろの豚の角煮が食べたい。

終わらない幸せを、限りあるぼくら繋いでいこう。

終わらない幸せを、限りあるぼくら繋いでいこう。

自分について色々と考えようと決めたこの連休。
今日は前職で保険の営業をしていたときによく使っていた、「ライフプランニングシート」を書くことにした。
ライフプランニングシートというのは、今後起こる・起こしたいライフイベントを紙に書き込こむもので、簡単にいうと自分の人生設計図みたいなものです。
今思うと「老後ってやっぱり心配ですよね??」なんて知ったような顔して、こんな若僧にいわれてもぼくの胸ぐらをつ

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自分の中の凪を辿って

自分の中の凪を辿って

4月30日の朝、目を覚ますと見慣れない天井に少し動揺する。そういえば昨日ふと思い立って一人でビジネスホテルに泊まっていたのでした。
宮崎にいながら宮崎のビジネスホテルに泊まるという贅沢。数ヶ月に一回のぼくの一番の楽しみ。
ホテルに着いたら、どこか飲みにいくでもなく、とにかく部屋にこもる。

どんなにだらしない姿でも、誰かに怒られることもないので、まずはパンツ一丁になる。
ベッドの上で数回飛んでみる

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街中であいさつをするような

街中であいさつをするような

平日夕方5時の高千穂通り、仕事を終えて帰路へと向かう人たちが多く行き交うなか、小さな屋台やテント、テーブルがおかれていき、少しずつなにかが始まる雰囲気に。
この日は「街中ピクニート」。いつもの道が、いつもよりちょっと楽しくなる日です。

ピクニートを目的として来た人、いったい何が行われているんだろうと立ち止まって少し離れて様子を見ている人、コーヒー片手にベンチに座ってゆっくりしている人、いつもの帰

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