マガジンのカバー画像

コラム_新しい研究者のライフスタイルを考える

7
所属や職業をゼロベースで捉えて、新しい研究者のライフスタイルを考えていきます。日頃の雑多な所感をつぶやきます。研究者丨技術者丨エンジニア丨博士丨技術士丨起業丨パラレルキャリア丨副…
運営しているクリエイター

#大学院

コラム#6. 博士号の取りやすさ(課程博士・ラボ選び)

 課程博士を無事に所定年数(修士課程を除いて通常3年)で終えられるかは、本人の能力もさることながら、学術論文必要数とラボのアクティビティーに大きく依存すると言えます。  規定年数を1年くらいなら超過してしまっても良いという方は、ざっと見積もっても400万円から1億円の損失を許容するという意味であることを理解してください。 ### 1年の損失の内訳・働くのが1年遅くなる(入るはずだった1年の年収が入らず、退職金が減る。)・希望職種に就職できる可能性が50%程度減少、生涯年収